市長記者会見(令和3年8月2日)

2021年8月19日

記者会見

日時 令和3年8月2日 月曜日 午後2時

場所 市役所8階大会議室



【会見事項】

 

発表事項     新型コロナウイルス感染症の対応等について

 

各社質問




記者会見動画YouTube 函館市公式動画チャンネル)

 

配付資料 

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発表事項

(市長)

皆さんお忙しいところご出席いただきましてありがとうございます。

私からは、函館市内での新型コロナウイルス感染症の状況と、これからの皆様へのお願いについてお話をさせていただきたいと思います。

緊急事態宣言が東京都と沖縄県に出されておりましたが、それに加えて首都圏の3県と大阪府を加え、さらにまた8月22日までの宣言期間が8月31日まで延長されたところであります。

北海道も札幌を中心に非常に感染が拡大している状況にありまして、7月11日にまん延防止等重点措置が解除されたわけでありますが、国に対して北海道と札幌市がまた、まん延防止等重点措置の要請をしていたわけでありますけれども、今日8月2日から31日まで再びまん延防止等重点措置が適用されて、札幌市が措置地域ということになりました。このような状況の中で、夏休みの旅行や帰省のシーズン中でありまして、お盆に向けてさらにその動きがもっと強まる可能性が大きいわけであります。

そして、感染力の強いデルタ株、いわゆるインド型に置き換わりつつあるということで、なおさらまだまだ今の感染状況、第5波と言われますけれども、始まったばかりではないのか、これからが一層本格化するというか、もっと急激に大きく全国的にもあるいは地方においても増加をしていく可能性が大ではないかと非常に危機感を持っているところであります。

函館においても、この1週間くらいずっと10人前後で、今日はたまたま5人ですけれども、月曜日の発表は昨日の日曜日の検査ですので、そのまま受け取るわけにはいきません。10人前後の日が続いて、私としても非常に危機意識を持っているところであります。

なかなか函館だけで収めるというのは難しいわけであります。東京、首都圏の状況が日本全体におよび、それが札幌に及んで、札幌の状況が道内各地に及ぶ、函館もそれに当然巻き込まれるといいますか、当然その影響を受けてくる時期がちょっとずつずれながらという状況に今あります。私としては函館の感染状況もまだ始まったばかりで、これから正念場を迎える可能性があるし、もっともっと増えていく、1月のような状況にもなりかねないと非常に思っているところであります。そういう中で資料でお話をさせていただきます。

まず、北海道と札幌の発生状況でありますが、北海道の感染者の累計は4万5,000人近くになって、そのうちの半分以上が札幌で2万8,000人くらいになっております。今までのピークといいますか、多かったのが第4波といわれるゴールデンウィーク後の一番グラフでいうとものすごい数になっている全道で1日あたり727人という状況でありますが、それが7月11日にまん延防止が解除されたわけでありますけれども、解除された後急速に増加して、全道では300人近く、札幌でも200人に達したり100人を超える日が続いているところであります。このゴールデンウィークの時の伸び方から見ると、これからが本番で、それだけにより注意が必要だということであります。

次に、函館市の発生状況であります。函館市もゴールデンウィークもちょっと高かったのですが、函館の場合は年明けの帰省や友達との飲食ということで急に増えたのが一番多かったわけでありまして、ゴールデンウィークが全道で増えた、とりわけ札幌で増えたのに比べると比較的落ち着いていたのかなと思うわけでありますが、7月のこの1週間、7月末から8月2日ですが、新規感染者が急激に増加をして、1日あたり10人を超える日が続くようになってきているわけであります。当然この夏休みの入りと一緒ですから、夏休みに入っての帰省、それから旅行、出かけていく方の旅行で旅行者が来るということではなくて、こちらから札幌に遊びに行ったりとか東京に遊びに行ったということ、それから子どもたちとか孫が帰省してくるということ、これが始まった。それでその影響が表れつつあると思います。そういうことからいえば、函館でも第5波というのも始まったばかりで、これからまだまだお盆にかけて帰省する人も増えていく、これからまだ夏休みで8月中に札幌に行って欲しくないけども、旅行しようとかという方も増えてくる。そうするとこれがもっともっと伸びて、1月上旬から2月上旬にかけてのあの帰省のシーズン、友人が函館に来るシーズン、全く同じことが冬休みと夏休みで始まった。だから今こそ非常に注意してもらいたい。ただ、今の注意は2週間後でないと表れない。今表れているのはもう2週間前、10日前の状況が今の感染になって表れているわけで、今注意してももう遅いかもしれないのだけども、当面はただお盆以降の感染者を抑えるという意味では今正念場ということでありますので、よろしくお願いしたいと思います。

次ですが、年代別の感染者数で6月発表分と7月発表分、1月前と先月の比較であります。顕著なのは、たまたま感染者数は92人ずつで全く一緒なのですが、6月は60代以上が31人で34%と3分の1を占めていたわけでありますが、7月になるとワクチン接種の効果もあるんでしょう、60代以上が10%に落ちてきて、31人から10人に減った、割合も34%から10%に減りました。一方で、大きく増えたのがお分かりになるかと思いますが、6月は10代が3人、20代が8人で11人、10代、20代で12%だった。それが7月になると、10代が23人、20代が25人、合わせて48人、10代と20代で48人、52%、半分以上を10代と20代で占めるという大幅に年代の構成が変わったわけでありますので、30代、40代、50代も各々それなりの感染者数はいるのですが、働いている現役世代の方々はそんなに大きな変化は見られないけれども、大きく変わったのは60代以上が大幅に減って、10代、20代が大幅に増えたということであります。やはり単身で生活している大学生だとか、あるいは就職していても単身の人たちとか、そういう人たちが今の感染の主流になってると考えるわけであります。

それで次は、感染の要因となった事由はどういうことか、前にもこういう表をお示ししています。特徴的なのは、飲食によるもの、これは飲食店によるもので最近はほとんど函館ではありません。1人です。飲食によるものというのは、自宅での飲食は除き、飲食店での感染ということでありますから。前は非常に多かったわけであります。

それで相変わらず多いのが、帰省など他地域との往来によるもので、これが29人で32%を占めています。札幌、東京などから帰省してきた子どもや孫、親族、それから、そういうところから来た友人・知人との会食、外でも自宅でも、そういう普段同居しない近い人たちと食事をともにしたり生活をともにして感染するというのが32%、この中には仕事で東京、札幌に出かけて感染して帰ってきたという人もおります。ここからさらに職場や学校などでの感染によるもので38%、35人と多いわけでありますが、ここに至るには仕事で出かけていって感染してきた、あるいは子どもなどが帰省して親が感染して、その親が職場に持ち込んだとか色々なものがここに来るわけです。

次に経路不明者が27人いますが、うち経路不明者、もともと家庭に持ち込んだ人がどこから感染したのか分からないケースがあるのですが、そこから配偶者や子どもにうつっているのが8人いるということで、これは家庭内での感染であります。ご覧のように、ほとんど外で知らない人から飲食店でうつるというケースが、函館の場合は見受けられなくなってきて、友人・知人、親族あるいは職場、学校でいつも一緒に何かしている人たちとの間での感染、あるいは家族、家族の感染というのは避けられないけれども、そういう状況に函館はあって、函館の場合は必ずしも緊急事態宣言の首都圏やあるいはまん延防止の札幌のように飲食店に休業要請をしたり、あるいはお酒の提供だとか時短の要請だとかそういうことをしてもほとんど効果がない。それ以外での感染が函館では多いということをご理解をいただきたいというふうに思います。

次に、いつもお示ししている医療提供体制等の状況であります。一番左から、確保病床使用率が15%。確保している病床が133床あり、そのうち現在使われているのが20床なので、15%であります。重症者用の確保病床の使用率は3.3%。重症者用の病床というのは30床ありますが、そのうち今使ってるのは1床だけです。比較的まだ余裕といえば変だけれども、まだ逼迫しているという状況ではありません。やはり高齢者の感染が大幅に減っていますので、その分重症化する人が少ない、あるいは入院する必要のある人が少ないということなんだろうと思います。

療養者数は35人で10万人当たり13.89人。検査陽性率は10%でステージ4に達していますが、これは保健所がかなり追っかけて濃厚接触者や接触者、濃厚までいかなくても、例えば同じ学校だとか同じ事業所だとかという人たちを全部調べているので、当然陽性率としては高くなります。危ないと思われる人を集中的に調べていますので、あまり気にしなくても良いのかなと思います。1週間当たりの新規感染者数は、最近非常に増えてきていますから41人で10万人当たり16.28人でステージ3、これは多分ステージ4に移行するくらいにはもうある意味覚悟しなきゃならないような状況になりつつあるのかなと思っております。こういう状況で全体的にはまだステージ3には達していないけれども、今後の新規感染者数が増えたり、あるいは1月のようにクラスターがいろいろ起こったりすると、当然入院医療や重症者用病床に大きく負担がかかって医療が逼迫する可能性があるんで、そういうことも出来るだけ避けるためにも、ぜひ皆さんのご協力で、とりわけ若い皆さんのご協力で何とか8月中は多少行動を控えていただくということでぜひお願いしたいと思います。

次に、これは北海道からの要請ということで、札幌以外の市町村、その他の市町村、特別な措置区域ではない市町村へお住まいの皆さんへの要請であります。1つ目は、三密の回避だとかあるいはマスク着用など基本的な感染防止対策を徹底する。これは比較的皆さんやっていただいてると思います。それから感染リスクを回避できない場合、不要不急の外出や移動を控える。函館では外出を控えるまでのところにはまだいっていないとは思いますが、遊びやあるいは余計な外出をするのは控えていただきたいと思います。それから高齢者とか基礎疾患のある重症化リスクの高い方と接する場合には、感染防止対策をさらに徹底してください。この3つは今までどおりです。この中でとりわけお願いしたいのは4つ目、8月中は札幌市との不要不急の往来は控える。不要不急の往来というよりも札幌には旅行しないでください。仕事とかある程度やむを得ないけれども、観光で札幌に行くというのは8月中はやめてください。どうしても子どももいるし夏休みにどこか行きたいとなったら、札幌を避けてそれ以外の道内であまり感染が広がっていないようなところに出かけていってください。出かけるなとは言いませんけど、札幌は避けてください。ホテルに泊まるあるいはそこで飲食する、そういうことで持ち帰るということが非常に多いわけです。それは札幌に住んでる人との接触もできるだけしないようにという意味もあります。それから、逆に札幌からの帰省、子どもとか孫、これもできるだけ避けていただき、どうしても来るというのであればよほど注意をして様子を見て、きちっと自信を持って絶対大丈夫だっていう普段の生活からいってそういうことは大丈夫だというくらいの気持ちをお持ちの方は帰ってもいいですが、ちょっと自信ないなという方はやめていただきたいなと思います。次は、不要不急の都道府県間の移動は極力控える。都道府県間でもとりわけ緊急事態宣言とかまん延防止が適用されている首都圏と関西圏、東京を中心とする首都圏と大阪を中心とする関西圏に行くケースあるいは来るケースが非常に多いと思いますが、これも札幌同様にですね、8月中はまず仕事でどうしてもということはやむを得ないのですが、観光だとか遊びだとかあるいはその友人・知人、ただ会うだけとかそういうのはやめて欲しいと思いますし、また来る方もきちっとここに書いてますけども、不要不急の帰省や旅行など北海道への移動については極力控えるよう求められている。どうしても移動が避けられない場合には、感染防止対策を徹底するとともに、出発前にPCR検査を受けるなど、体調管理を徹底する。これは北海道に来る場合だけではなくて札幌から帰省するとか、そういうときもぜひこれと同じようなことをやったうえで、親の元に帰っていただきたいと思いますし、あるいは首都圏や関西圏から来るような場合にもこういう注意を払ったうえで帰省していただきたいなと思います。

北海道の要請の2つ目であります。飲食の際の要請でありますが、これも前からお願いしています。感染防止対策が徹底されていない飲食店等の利用を控える。函館の場合、かなり市も100万円で3分の2補助で感染対策を飲食店等にやっていただきましたので、先ほど申し上げましたように、飲食店での感染状況というのは1人だけで、幸いなことにほとんど見られておりません。ただ、これからもやはり徹底していただきたいと思います。むしろ心配なのは、飲食店ではなく先ほどお話をしましたように、自宅で普段生活を共にしない家族、親族、それから友人・知人、そういう人で自宅で会食あるいは飲食をする、宴会に近いことを行う。自宅では、普通は飲食店以上に感染対策をほとんどしていません。マスクをして生活もしていません。アクリル板を置いているわけでもありません。全く無防備な状態にこれまで一緒に生活をしてない人を家庭でおもてなしをするというのは、親族であろうと友人であろうと知人であろうと飲食店で会食するより、より危険でリスクを伴う。そのことをぜひご理解をいただいて、そういうことには十分気をつけていただきたいと思います。また、外で食事をされたりする場合には、飲食店が実施している感染防止対策に協力する。これは当たり前のことです。それから、路上・公園等での集団での飲酒は、ちょっと函館ではあまりそういうケースは見られません。それから、食事は4人以内など少人数、短時間で、深酒をせず、大声を出さない、会話の時はマスクを着用する。飲食店では比較的こういう形でお客さんの方も対応していただいてると思いますが、先ほど言ったように、自宅でも同じです。家族以外の人たちが自宅に入ってきて飲食する場合は、同じことになりますから、同じような対策をしながら行っていただきたいと思います。

以上でありますけれども、何回も申し上げていますが、夏休みはまだまだこれからしばらく続きます。本州だと8月いっぱいまで夏休みです。また、お盆がこれからということで、今まで以上に人の動きというのは活発化するわけであります。これはもう止めようがない、間違いない。そういう中で先ほども申し上げましたが、多分この感染というのはまだ始まったばかりでこれからなんです。そういう中で市民の皆さんには、函館でもお正月明け大変な状況になりました。1日30人の感染者あるいはクラスターもあちらこちらで発生しました。あれと同じようなことを避けるためにも、そしてあの時は従来型ですけれども、今度はインド型という従来型よりイギリス型よりもっと感染力が強くて、非常に危険なウイルスであります。ぜひ先ほどいろいろ申し上げてきましたけれども、申し上げた中でも、緊急事態宣言だとかまん延防止が適用されている札幌と東京、大阪、こういったところとの往来は、仕事や帰省も含めて本当にできる限り控えていただきたい。単なる観光や知人に会うためとか、ただそれだけであればやめていただきたい。どうしてもというときに限っていただきたいと思います。それが1点です。

もう1点は、飲食する場合は自宅での食事あるいは外食にかかわらず、少人数で短時間、大声を出さないで会話をするときはマスクを着用する。同居している家族の場合は別です。そうでないときは、十分な感染対策を自宅での飲食の場合でも徹底していただきたい。この2つをとりわけ函館の感染状況とこれまでの経験を踏まえると、そこが一番のお願いになります。ぜひよろしくお願いをしたいと思います。市民の皆さんにも去年の2月くらいから本当に何度もお願いをして本当に恐縮ではありますが、ワクチン接種も高齢者は終わりましたけれども、50代以下のワクチン接種がワクチンの供給が滞っていて、思うようにいかないというところもありますが、まだもうしばらく厳しい状況が続きますけれども、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げたいと思います。

私からは以上でございます。

 

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各社質問

 

(記者)

先ほどの陽性者の年代別の割合でみると、高齢者の方の割合が減少し、10代・20代の方が増加してるという形でしたが、これはワクチン接種が高齢者の方のほとんどが済んでいるということで、もしかしたら感染されているのかもしれないが無症状で検査をやっていないだけで、実は全体でみれば増えているという危機感はあるか。

 

(市長)

それはありません。一応函館でも60代以上の人でワクチン接種をしてる人は、もう80%前後に達していますので、ワクチンの接種をしたとしても感染する人というのはいらっしゃるんだけども、それがあちらこちらで起きてクラスター的になるというのはほとんどないと考えています。その人がたまたま陽性になったとしても、その人からまた施設内や施設の従業員に広まっていくということは想定しておりませんし、現実にそういうことは起きていません。

それから高齢者自身がウイルスを持ち込むというよりは、その働いている職場の人たちが持ち込んで、高齢者はそれを受けて感染するものです。従業員で陽性者が出ると、前と違って一応この施設全部PCR検査するような状況になっていますから、その辺はしっかり対応しているつもりであります。

 

(記者)

10代・20代の方が多いというところで、例えば今現在夏休み期間中ですけれども、とりわけ例えば感染が確認された方の中で部活動であったり、サークル活動であったり、バイト先であったり、とりわけこういう状況で濃厚接触者となって無症状であるかもしれないけれども陽性者になる可能性が高いというような、帰省以外で函館市内で広がる場合のケースというのはどういったものが多いのか。

 

(市長)

実際に学校でクラスターが大学等でも起きていますし、部活動とか、対外試合をやってうつってきたとか、それから夏休み期間中でやはり帰省もあるけれども、夏休みの旅行で函館に来る、あるいは来た友人・知人と接触をして、あるいは20代の人たちが札幌とか結構遊びに行っている、仕事でもないのに夏休みだからということで、東京より札幌の方が多いはずです。それで感染して帰ってきている。それでまた函館の友人・知人、家族にうつす。夏休みで大学もやっていない高校もやっていないのに、じっとして自宅にいろと言ったって無理な年代だから、そこはわかるけれども、だからといって札幌や東京に行ったり来たりするのはちょっと避けて欲しいのですが、なかなかそういう状況にはないのかなと思っています。10代、20代というのはそういうことです。それが今度、30代、40代の親に感染が広がっていくというケースもあるということが結構多い。市内の飲食店やバイト先でということでは、特に聞いておりません。

 

(記者)

医療体制のところで、入院医療の確保病床とか重症者用病床というのが、1月の年末年始の感染拡大のときに比べるとやはり少しまだ余裕があるように見えますが、これもやはり高齢者の方のワクチン接種が進んで、重症化する方が減ったということか。

 

(市長)

1月の正月後の場合には、結構病床も逼迫していましたし、それからホテルが当時1棟しかまだ借り上げていなかったので、今は2棟用意していますけれども、100人のところに目いっぱいこのホテルに入られて、2日くらい自宅で待機していただく、自宅治療ではなくてホテルが空くまでちょっと待機していただいたということはありましたが、今はそういう状況には至ってないのは、やはり当時は重症化し入院が必要な高齢者の方がそういうケースが多かったのですが、今は若い人たち、比較的無症状や軽症の方が多いので、ホテル療養で済んでいる人が多いといいますか、そういう方がほとんどだということです。

 

(記者)

ホテル療養の使用割合、確保している部屋数に対して、今どれくらいの方が使用されているのか。

 

(市長)

東横イン、元々用意してあるところが100人収容可能なんだけれども、今30人くらいと聞いていたが。

 

(保健福祉部長)

今日、おそらく50人を超えてくるようです。

 

(市長)

半分埋まるということか。50%を超えてるから、もう少し増えてくると第2のホテル、もう1つホテルを用意していますが、そちらのホテルをそろそろ準備しなければ感染者が跳ね上がったら対応できなくなるんで、2つ目のホテルの方の具体的な準備を進めなければならないような状況になりつつあります。病床も心配ですが、それ以上に若い人たちはともかくホテルに入ってもらうケースが多いので、そちらの方が非常に重要になると思います。

 

(記者)

行動を控えて欲しいという市民向けの呼びかけ以外に、現実問題として夏が観光産業の書き入れ時ということで、今日もやはりイカ釣りを楽しんでいた親子連れの方が市内にいらっしゃって、現に来ている方もいるのですが、やはり今までと同じように強く函館に来ないで欲しいというよりは、来る方に関しては、感染防止に気を付けて滞在して欲しいということなのでしょうか。

 

(市長)

観光客の問題については、私は自然体で函館の場合はいいと思っています。これまでも観光客が感染を広めたとかあるいはホテルや飲食店で観光客がウイルスを持ち込んで、そこでクラスターが起きたとかあるいは感染者が出たというケースは函館ではほとんど皆無です。

先ほども申し上げたように、普段一緒に生活をしていたり、あるいは仕事をしてたり学校でともに過ごしていたり、そういう中での感染で、元はというと仕事とかあるいは遊び、帰省も含めて感染拡大地域との往来であり、観光客がどうのこうのというのはほとんどなく、ホテルもしっかり感染対策をやってます。函館の飲食店も比較的しっかりやっていますし、函館の場合は市民の会食をするところと観光客の食事するところがあまり混在していませんので、そういう意味からいうと東京や札幌のように観光に来ないで欲しいということを強く申し上げることは、今のところ考えておりません。ホテルも大変な状況にありますので。

 

(記者)

札幌から遠い道内の都市だと、北見市が先月まん延防止の適用地域にして欲しいという要請をして、結局そこまでの現状はないというということで見送りになったようですが、函館市ももう少しその感染状況が悪化をすれば、場合によってはそういう要請をする可能性はあるのでしょうか。

 

(市長)

なかなか難しい問題で、まん延防止や緊急事態宣言があって、何が一番変わるのかというと飲食店を規制することなんです。お酒の提供も含めて、営業時間も含めて、飲食店を規制することが一番です。北見市の場合には飲食店で結構感染が広がってたわけです。函館は先ほど申し上げたように、飲食店ではほとんど感染が広まっていない、その中でまん延防止を適用しても何をやるのか。あくまでもやはり往来を避けて欲しいということが一番であって、まん延防止が適用されたからといって、強制的に往来をさせないということができない、国道5号線を止めるとか鉄道止めるとか空路を止めるとか。それである以上やっても函館の今のケースではあまり意味がない。やっぱり友人・知人、親族との接触に留意して欲しいというのが一番です。

 

(記者)

若年層や中年の現役世代も含めた全市民の希望者にワクチンの接種が行き渡る時期というのは、結局供給次第になるのかもしれませんが、今のところの時期の目処があれば教えて欲しい。あるいはちょっと時期は見通せないけれども、打つ体制はあるので、供給を確保して欲しいという要望は出すということはあるのでしょうか。

 

(市長)

そういう要望は、全国知事会がもう何回も発しています。私に代わっても正直言ってなかなかお答えできないので、菅総理かあるいは担当大臣に聞いてもらうしかないのだけども、今の時点でいくと8月の配送分については、2万人ちょっと分確定しています。そういうことからいえば、65歳以上とそれから基礎疾患のある人あるいは60歳から64歳までの方々に、函館市は接種券を発送していますが、後から接種券がいった方々は、7月11日以降予約を1回中断しています。これを、明後日くらいから予約をまた再度受け付けたいと考えています。正式には明日発表されるはずであります。ただ、受け付けられるのは60歳以上と基礎疾患がある方、それから先行接種の保育園や学校の先生までの分で、一般の50代以下の皆さんについては、まだ9月以降のワクチンの配送が未定ですから、その予定が立ち次第、接種券を発送させていただきたいと思っていますが、11月までという目標は捨ててはいない。だけど我々は、全てはワクチン次第なので何とも言えないけれど、国はそれを変えてはいません。8月中までに40%と菅総理が言っていますが、きちんとワクチンを供給していただけるのですねと思います。

 

(記者)

港まつりや花火大会など夏のイベントがことごとく中止になってしまいましたけれども、町会単位で夏祭りですとか盆踊りをもしやるという場合に、市として規制的なものは考えていますでしょうか。

 

(市長)

昔に比べると、盆踊りというのは随分少なくなってきていて、役員の高齢化もしてきているので、なかなかやってない方が圧倒的に多いような気はするけれども、感染対策さえしていただければ外でやっていますので、あるいは踊っていてもマスクしたりするので、そういうことを徹底していただければと思います。町会の皆さんというのは役員が慎重にいろいろ判断していますので、市としてあえてやめてくださいということまではいらないと思いますし、七夕も確か子どもたちが回るのをやめたりとか、市が関与しないようなイベントでもいろいろやっていただいてるので、よっぽど何か問題があるようなケースが出れば別ですが、そうではない限りは今はどうのこうのと言って特別指導するとか、申し入れるということは考えておりません。

 

(記者)

先ほど札幌や東京との往来で若い方が感染しているケースが多いというお話でしたが、これは具体的には現地でどんな形で感染していると見ているのか。例えば飲食店でしているのか、それとも親族訪問でしているのか、友人訪問でしているのか、どんな形で東京や札幌では感染しているのか。

 

(市長)

こちらから行くほうは、友人・知人より遊びに行って向こうで飲食してるケースが多いのではないか、全部がそうだというわけではないが。ただ、友人・知人を頼って行っているのか遊びに行ってるかというそのケースをなかなかそこまで詳細に分けるというのは難しい。

 

(記者)

函館のようなパターンとは違って、そのお店で感染しているケースが東京や札幌ではあるのではないか。

 

(市長)

函館では結構飲食店はきちんとやってくれているけれども、札幌や東京に行くと、もともと周りに感染者が多いわけだから、いずれにしても旅行先ではどこか外で食べてるわけで、その場合、函館の飲食店ほど安全ではないということを彼らがあまり理解していないか、気にしてないか、そういうケースが多いんだろうというふうに思います。ただ、それが友人知人を頼って行っているか全然友達同士で遊びに行ってるか、そこまではちょっとなかなか押さえきれません。

 

(記者)

函館でのケースとは違うということか。函館は、先ほどお話があったとおり自宅で家族・親族で会っているときに感染しているケースが多い。

 

(市長)

逆に言うと、函館は1人暮らしでやってる学生の数とか札幌、東京に比べると、人口比でいっても圧倒的に少ないわけで、そういう人たちが騒ぐような店というのもあんまりないけれども、東京や札幌にはそういうのがたくさんあるわけで、そこから広がっている可能性がある。函館の場合はちょっと事情が違うというふうに思いますから、10代、20代に注意を呼びかけるのもやはり感染地に行かないで欲しい、あるいは感染地から帰ってきた友人・知人との接触には十分注意して欲しい、それが一番かなというふうに思います。

 

(記者)

なかなか難しいのは、結局これから移動が増えてくる時期かと思うのですけれども、一つ移動が多い理由としては、当然夏休みがあって、長期の休みがある。例えばこれは教育委員会の方になりますけれども、もうこの際夏休みをやめてしまって登校日にしてしまう。そうすると例えば学校の先生の家族だとか、それからその子どもたちも遠出が出来なくなると思うのですが、そういうお考えはないのか。

 

(市長)

行ってうつってくるよりは、帰ってうつってきているケースが多いので、行く方だけ止めても帰る方がどんどん来られると、かえってそちらの方が危ないです。こちらから行くのは向こうの行った先でどこかの自宅で食べるのではなく、飲食店とかで比較的食べるケースが多いんので、出かけるケースよりはやはり出かけていくケースは仲間と行ったとかあちらで向こうで友人・知人、若い人たちが中心になるけれども、来る方は自宅でほとんど会食するので、そちらの方がよほど心配です。出る方だけを抑えてもしようがないと思います。

 

(記者)

ワクチンの接種率を分かれば、高齢者の分と対象者全体の分と教えていただけますでしょうか。

 

(市長)

65歳以上の接種率は、7月30日現在で、函館市の場合1回目が85.5%で7万8,000人、2回目が69.1%で6万3,000人、したがって間もなく2回目を終了して85%くらいの方は接種が済むと思います。あと15%は多分これから来ても微々たるもので、ほとんどもう接種したくないとか接種できない事情を抱えている方かと思います。

それで全体では、8月1日現在、41%で10万4,736人、2回目終わった方が31.8%で8万1,307人。全国で1回目が34.2%、2回目が24.3%ですから、人口に対する割合からいうと函館市は比較的進んでいます。函館市は高齢者が多いから、高齢者の接種が進めば、函館の場合は人口に対するものが40%とか、それから菅総理が8月中に40%達成したいというのは、函館はもう達成させているということであります。

 

(記者)

年代別の感染者のところで、10代・20代で50%ということなのですが、現時点でのワクチン接種のスケジュールというのは、年代がだんだん下がっていく形だと思うのですが、今後下の年代の割合がもっと多く占めるような状況となってきたときに、スケジュールを見直す考えはないのか。

 

(市長)

今の状況からいうと、本当は10代、20代、とりわけ高校生、大学生、とりわけ大学生かあるいは働いててもその年代の人たちにワクチンを先行接種するというのが効果的だけれども、これは冬休みとか夏休みの特殊要素もあるので、休み明けになったら10代、20代の比率も下がるかもしれません。だからそういうことを考えると、今急遽その世代に先行接種ということはちょっと考えづらい。やはり50代、40代、30代、20代と年齢ごとに今のところはもうスケジュールどおり接種していかざるを得ないと考えております。

あまり変わったことをやって、また変な影響があると、またそのたびにころころと方針が変わるのもいかがかと思います。いずれにしてもワクチンがきちんと供給されれば、私どもは早く対応できる準備は十分できていますので、そこが一番かと思っています。

 

(記者)

東京五輪が今開催されていて、首都圏を中心にですね大会会場の周辺に人が集まっているという状況が報告がされていて、来週札幌でマラソンが開催されますけれども、その中でも先ほどから札幌との行き来を控えて欲しいというお話がありましたが、一方では自粛をしてくださいと言っていますけれども札幌へ来られる方が多かれ少なかれいると思うのですが、その方が函館に来られることについて、想定の話にはなると思うのですが、出来る限り控えて欲しいとかそういうような内容のことを市長は考えておられるのか。

 

(市長)

例えば、東京から札幌にマラソンを見に行って、それが函館に流れてくるということか。そこは北海道といいますか実行委員会も含めてマラソンの実施競技団体も含めて、知事とか札幌市長が十分申し入れていると思うので、あまり全国から殺到するというのは考えづらいと思っています。だからその足で函館に来るかもしれませんが、マラソンに関係なく道内旅行をしていて縄文の世界遺産のこともありますから、そういう関心を持ってくれる方がおられるかもしれません。先ほど申し上げたように、観光で出かけて感染する、感染させるというのは、函館では少ない。地方ではそういう感染の仕方というのは少ないです。大都会で遊びに行って飲食して感染する、例えば地方から行って。そういうケースで函館に観光客が来て飲食して、あるいは外から来た人が友人・知人でもないのに会って感染させるというケースはちょっと想定しづらいです。あまりそこは気にしていません。

 

 

 


※記者会見における質疑内容の要旨をとりまとめの上掲載しています。

 

 

 

   
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