ノロウイルス感染症について

2018年9月12日

ノロウイルス感染症について

ノロウイルス感染症は「感染性胃腸炎」の一つです。ノロウイルスは感染力が強く,1年を通して発生していますが,特に冬季に流行します。 

症状

〇潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で,主な症状は吐き気,おう吐,下痢,腹痛であり,発熱は軽度です。

〇通常,これらの症状が1~2日続いた後,治癒し,後遺症もありません。

〇感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

〇下痢等の症状がなくなっても,長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあるので,症状が改善した後も二次感染予防の注意が必要です。 

感染経路

ほとんどが経口感染で,次のような感染様式があると考えられています。

〇患者のノロウイルスが大量に含まれる便やおう吐物から人の手などを介して二次感染した場合

〇家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合

〇食品取扱者(食品の製造等に従事する者,飲食店における調理従事者,家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており,その者を介して汚染した食品を食べた場合

〇汚染された二枚貝を,生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合

〇ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

治療

〇特別な治療法はなく,症状に応じた治療となります。 

〇体力の弱い乳幼児,高齢者は,脱水症状を起こしたり,体力を消耗したりしないように,水分と栄養の補給を十分に行いましょう。 

〇脱水症状がひどい場合には,早めに医師の診察を受けることが必要です。 

予防方法

感染予防の基本は手洗いです!

調理を行う前,食事の前,トイレに行った後,下痢等の患者の汚物処理やおむつ交換等を行った後には,必ず手を洗いましょう。

〇石けんで手の汚れを落とすことにより,ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります

〇タオルは自分専用として,他の人との共用はやめましょう。 

便やおう吐物の処理は確実に!

〇使い捨てのガウン(エプロン),マスクと手袋を着用しましょう。

〇使い捨てのペーパータオル等を使い,ウイルスが飛び散らないように静かに拭き取ります。

〇拭き取った後は,消毒液(ノロウイルスの消毒を参照)で浸すように床を拭き取り,その後水拭きをします。

使用したペーパータオル等は,ビニール袋に密閉して廃棄します。

〇処理した後は,ウイルスが屋外に出て行くよう十分な換気を行いましょう。

 

おう吐物の処理方法(PDF)

 

消毒のポイント

〇次亜塩素酸ナトリウムや加熱(85℃以上で1分以上)による消毒が有効です。

〇家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。

〇アルコール系消毒薬による消毒は,効果が不十分です。

 

ノロウイルスの消毒(PDF)

社会福祉施設等における感染症等発生時の報告について

ノロウイルス等による感染性胃腸炎の感染者および疑いのある者が1週間以内に概ね10人以上確認された場合等には,速やかに保健所に報告しましょう。

 

感染症等(疑)発生報告票・終息報告様式

参考リンク

感染性胃腸炎(特にノロウイルス)について (厚生労働省)

ノロウイルスに関するQ&A (厚生労働省)

感染性胃腸炎とは (国立感染症研究所)

感染性胃腸炎 (北海道感染症情報センター)

高齢者介護施設における感染対策マニュアル (厚生労働省)

 

 

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保健所 保健予防課
感染症・難病担当
電話:0138-32-1547
ファクシミリ:0138-32-1526