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プラスチックごみ等に関する事業所アンケート調査の集計結果について

公開日 2023年03月20日

調査の概要

プラスチックごみの削減に向け,市内の事業所におけるプラスチックごみの排出状況や減量等の取り組みを把握するため,令和元年11月にアンケート調査を実施した。

 

回答状況 

・調査票送付件数 100件

・調査票回収件数   44件

 

【回答内訳】

 

業種 卸売業

スーパー

百貨店

小売業

その他

宿泊業 飲食業 運輸業 合計
回答数 2 6 17 8 5 2 44

 

 

 

 

集計結果

プラスチックごみ発生量の推移

近年のプラスチックごみの発生量は80%が「横ばい」となっているが,11%(5件)は「減少」となっている。

 

 

プラスチックごみ削減のための取組み(一部抜粋)

 

1 ・事業所単独では行っていませんが,リサイクルBOXの設置などは行っており,CO²の削減に対する取組みは行っています
2 ・紙製ストローの取り扱い開始
3

・バイオマス(植物由来)ポリ製ビニ袋を使用

・100%植物由来のカネカ生分解性(PHBH)のストローを使用

・さとうきび由来のボタニカルフィルムを配合した「包装素材」をPB商品に使用

・使用済みペットボトルのリサイクル「ボトルtoボトル」の取組を推進

・完全循環型ペットボトルリサイクルの実施

4 ・荷物をダンボールからオリコン(折り畳みコンテナ)などに変える事
5

・包装材を簡素化

・再生紙をなるべく利用

・コンポスト・リサイクルなど再資源化に積極的に取り組み

・以前は駐車場外周,店舗前の浜などに不法なごみが散乱していましたが,警察との連携でペットボトルなどの不法投棄も少なくなり,店への不法な持ち込みも少なくなりました。

6 ・商品入荷時にプラごみが削減されている
7

・当社が排出するプラスチックごみの中で50%を占めるのがビニールであるが,特に衣料品を梱包しているものが多く,来年以降にビニールで梱包せず納品する方法を進めている状況です。

8 ・まほうびんで飲料(水や麦茶)を飲むようにして,ペットボトルを使う割合を減らしている。
9 ・社員購入時のレジ袋使用の抑制
10 ・梱包材をプラスチックからダンボールへの変更の推進
11 ・資源ごみ分別の徹底化
12 ・プラスチックハンガーのリサイクル使用
13 ・プラスチックストローの廃止
14

・ストローをプラスチックからよりリサイクルに向いたバイオマスプラスチックへの変更

・プラスチックカップの削減のためにタンブラー利用者への割引

 

使い捨てプラスチック製品の使用(購入)抑制

使い捨てプラスチックの製品の使用(購入)抑制は55%が「取り組んでいない」となっているが,「取り組んでいる」,「今後取り組む予定」はあわせて29%となっている。

 

使い捨てプラスチック製品の使用(購入)抑制のための取組み(一部抜粋)

 

具体的な取り組み内容(12事業所からの回答)

1

・プラスチックハンガーの再利用

・ペーパーレス化によるプラスチックを使用している製品の購入抑制

2

・ストローを使用しないFFアイスドリンク蓋の開発導入,使用拡大

・レジ精算時の声掛けでレジ袋の削減(マイバッグ持参を推奨)

3 ・プラスチック製品から紙,トウモロコシ素材に変えていく事
4 ・エコバッグ及び空ダンボールなどをすすめて,できる限りレジ袋のお渡しを抑制しています。
5 ・レジ袋は希望者のみの使用
6 ・プラスチックトレイや容器に入った物を使う割合を減らすように心掛けていく。
7

・ストローを紙製品に切り替え

・レジ袋有料化

8 ・プラスチックストローの廃止
9 ・事業所ではなくフランチャイジーにて包装資材の厚み及び型等を思考している最中です。

10

・店内利用時はドリンクをマグカップやグラスで作成。

 

 

海洋プラスチックごみの認知度

海洋プラスチックごみ問題は「よく知っている」,「少し知っている」があわせて89%となり認知度は高くなっている。なお,「まったくわからない」との回答はなかった。

 

 

 

海洋プラスチックごみ問題への関心度

海洋プラスチックごみ問題へのへの関心度は,「大いに関心がある」,「少し関心がある」があわせて91%となり関心度についても高くなっている。なお「まったく関心がない」との回答はなかった。

 

 

プラスチックごみ等の問題全般についての意見(一部抜粋)

 

1

・事業所では海洋プラスチック問題についての取組は行っていませんが,2030年までにはオリジナル商品については容器を環境配慮型素材を50%使用に変更,プラスチック製のレジ袋使用ゼロ,レジ袋の素材は紙などの天然素材に変更することが決まっています。

2

・商品パッケージの一部を再生プラスチックにリサイクルしています。世の中ビニールパッケージが多いので他の商品も日本・世界中でリサイクルパッケージが広まればよいと考えています。「地域,環境,社会,人々」の4つの視点で商品,サービスの提供活動を行っております。もっとエシカル品の認知度が高まればと思います。

3

 ・弊社はプラスチックごみの回収,リサイクルと同時にレジ袋の紙製の試験や環境配慮型の素材活用を進めております。しかしながら,安易なだけにレジ袋の使用自体,削減がなかなか難しい為,マイバックの利用促進策についての検討してもらいたい。

4

 ・軟質プラスチック(ビニール系)に関しては,昨年まで資源化を行う為分別を細分化して有価買取してもらうスキームが有りましたが,海外への廃プラ輸出規制により買取できない状態が続いており,更に純度の高いピュアな排出が求められている。人手もかかる以上に素材の区別がつかないものも多く,特定素材の集積も難しい。

5

 ・プラスチックごみは減らしていかなければならない前提ですが,海洋プラスチックごみに関しては私たちの努力より他国のごみ処理のやり方が問題なので,プラスチックごみを投棄しない(海などに)ような仕組みを作ることの方が大事だと思います。

6  ・レジ袋の有料化に賛成です。お客さんのレジ袋の利用頻度が減ることにつながると思いますので。
7

 ・食品トレイや梱包用品を紙製のものに変えることはできないのでしょうか?年々増加しているように思います。そもそもポイ捨てをしないようにすることが大事に思います。

8  ・地球環境・自然形態の破壊に繋がっているという事を一人一人が強く意識しなければならないと思います。
9

 ・海洋プラスチックごみ問題に関して,プラスチック製品の廃止(ストローなど)をするのではなく,捨てる際の分別などを徹底することが大切なのではと考えます。また,使い捨てをするのではなく,リユース・リサイクルの手段を考え「ごみ」にしない方法を検討することが必要だと思います。

10

 ・リサイクル技術,再生可能資源への投資が必要。プラスチックの代用品でセラミックが注目されているが,まだまだ先の話。国や自治体が,研究している企業への投資や誘致をしてほしい。

 

 

 

 

お問い合わせ

環境部 環境推進課 ごみ減量・美化啓発担当
TEL:0138-85-8238
FAX:0138-85-8279