高次脳機能障害について

2014年3月14日

脳のけがは,あなたとあなたの周囲を困らせることがあります
 (高次脳機能障害について)

○脳卒中や交通事故などで,脳がけが(損傷)した後,その方が以前とは違って次のような状態になったとき,高次脳機能障

 害である場合があります。

 

 覚えられない(記憶障害)
   新しいことが覚えられない
   忘れっぽいことに気づいていない
   日付や場所がわからない
   昔のことが思い出せない

 気が散りやすい(注意障害)
   集中できない
   うっかりミスが多い
   持続性に欠ける
   二つのことに気が配れない

 行動にまとまりがない(遂行機能障害)
   計画が立てられない
   優先順位が決められない
   段取りが悪く,テキパキと要領よくできない
   行動の途中で混乱する

 片側を見落とす(半側空間無視)
   片側にあるものに気づかない
   食事を食べ残す
   人や物にぶつかる
   文章の左側を見落とすなど

 自分では何もしようとしない(自発性の低下)
   やる気がない
   動きたがらない
   何でも面倒に感じる

 どこが悪いか自覚がない(病識欠如)
   障害があることを理解できない
   何でもできると思っている
   人の意見を聞かない

  子どもっぽくなった(依存性・退行)
   人に頼る
   口先ばかりで行動が伴わない
   家族に代弁を求める

 我慢ができない(欲求コントロール低下)
   いくらでも食べてしまう
   先のことを考えずにお金を使う
   待てない

 ささいなことで怒り出す(感情コントロールの低下)
   気分にムラがある
   場にそぐわない泣き笑い
   一度にいろいろなことがあるとパニックを起こす

 道具が使えない(失行)
   動作がぎこちない
   思いどおりに動けない
   操作手順がわからなくなる

 見ているものが分からない(失認)
   見えているのに何か分からない
   知っている人の顔が見分けられない

 しゃべれない(失語)
   話すことや言葉の理解が難しい
   書くことや詠むことが難しい

 人間関係を作るのが苦手(対人技能拙劣)
   相手の気持ちを察することができない
   他者の落ち度を過度に指摘する
   一方的な主張をする

 こだわりが強い(固執)
   気持ちが切り換えられない
   同じことをし続ける
   一つのことを繰り返し言い続ける

 場所が分からない(地誌的障害)
   道に迷う
   場所や方向など位置関係が分からない

  落ち込んで何もできない(抑うつ)
   やる気が出ない
   一日中横になっている
   悲観的になりやすい

 

○高次脳機能障害は,脳が損傷を受けたため,身体への影響だけではなく,考える・話す・覚えるなど,いわゆる知的活動に

 影響が出ることをいい,この結果,家庭や職場で適切に振る舞うことができなくなることも珍しくありません。

○高次脳機能障害かどうかについては,専門的な検査や評価を受けることが必要ですので,専門の医療機関等へご相談下

 さい。

 

◇市内には,高次脳機能障害者の家族会等があり,高次脳機能障害者の相談事業や,高次脳機能障害に対する普及啓発

 活動を行っております。
 
  脳外傷友の会「コロポックル」道南支部
   〒040-0043
     函館市宝来町23番10号   TEL/FAX (0138)22-6188
       URL http://wwwc.ncv.ne.jp/~kp_donan/

 

 

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保健福祉部 障がい保健福祉課
精神保健担当
電話:0138-21-3077
ファクシミリ:0138-27-2770