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函館市のブリを含む水産物について

公開日 2023年10月05日

回答

受付年月日

令和5年9月15日

ご意見等要旨

近年,函館やその近郊では大謀網(以下「定置網」)などの網によるブリの水揚げが増えており,函館市,渡島総合振興局としても新たな地域の魚としてブリを扱った商品や広報活動にも力を入れているのが伝わってきます。

こうした海産物の商品価値を高める取り組み,広報は大変素晴らしいと思います。

また,定置網で水揚げされたブリ以外にも戸井地区では,「函館戸井一本釣 活〆鰤」という船上で活〆した一本釣りのブリをブランド化した取り組みを以前から行っています。

函館市のブリに関する広報や取り組みの中にこうした活〆したブリが含まれていると思ったのですが,そうした話は耳にしません。観光で来た方も市内に在住している方もブリカツやブリ塩ラーメンなど網で水揚げされたブリによる商品は知っていても,活〆ブリに関しては知らない方が多いです。戸井産本マグロは有名でも船上活〆ブリを知らない方ばかりです。

観光で来た方に活〆ブリのことを伝えると是非食べてみたいという声もありました。

漁業者が努力してブランド化させた活〆ブリでありながら一般的な認知度が低いことは悲しい気持ちになります。

現在の函館はブリの商品によるブリブームであるように思うので市としても戸井産の船上活〆ブリをあわせて広報していただきたく思います。

また,函館市の東部4地区では昆布類は代表的ですが,さまざまな魚介類が水揚げされており,その中ではブランド化されたものもあります。

一例を挙げると恵山地区尻岸内のホッケで「海峡根ボッケ バキバキ」というものがあります。

最近は中国による水産物禁輸という状況もあり,こうした地域ブランドとして展開しているものを含めて市は水産物にスポットを当て認知度と価値の向上に繋げていただけるようお願いします。

  

 

市の回答

「函館戸井一本釣 活〆鰤」や「海峡根ボッケ バキバキ」は,漁業者がブランド化に取り組み,ポスター等掲示やホームページでの情報提供など,市や卸売業者とともにPRに努めてきました。

いずれも厳しい条件をクリアした上質の魚なので,特に首都圏の高級路線の飲食店などで高い評価を得て,通常の水産物よりも高値で取引されているなど,関係者の取り組みが実を結んだものと考えております。

一方で,「戸井マグロ」の事例も同様ですが,漁獲量全体が減っている状況下で,ブランド化された水産物は特に高価で稀少となっていることから,供給先もほぼ首都圏などに限られ,それとともに市内の鮮魚店や飲食店に出回る量が少ないという実状となっております。

ご意見のとおり市民や観光客の方々にもっと知ってもらえれば,市内での需要が喚起され,提供される機会にもつながると思いますので,改めて漁協や卸売業者と連携し,知名度が上がるよう広報活動を工夫していきたいと考えております。

 

 

回答区分

検討中

担当部課名(電話番号)

農林水産部企画調整課(21-3319)

回答年月日

令和5年9月29日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630