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市内の小中学校での性教育について

公開日 2022年02月04日

更新日 2022年02月07日

回答

受付年月日

令和4年1月20日

ご意見等要旨

小学校2年生と4年生の保護者だが、先日、どこかの小学校で「おしえてくもくん」の読み聞かせをしたという新聞記事を目にした。

「おしえてくもくん」は我が家でも読み聞かせをしたことがある。性について意識し始めた長男は、繰り返し読んでくれている。

このような家庭での性教育も必要なことと思うが、学校において、授業で取り上げたり、啓発的なお便りを出したりしてほしい。嫌なことを「やめて」と言うことは、いじめ防止にもつながることだと思う。

新聞記事の読み聞かせは、1・2年生に対して行っていたが、それ以外の学年でも、気付きにつながる部分があると思う。ぜひ、全小学校で行ってほしい。

また、各家庭に向けても「おしえてくもくん」の紹介があっていいと思う。(図書室に置いたところで自分から手に取ることのを恥ずかしいと感じる子が少なくないと思うので)

 

 

 

市の回答

小・中学校における性に関する指導は、学習指導要領に基づき、小学校体育科、中学校保健体育科を中心に、道徳や特別活動、理科、家庭科などと関連付けながら、教育活動全体を通じて行っており、市内の各学校では、児童生徒の発達の段階や学校の状況等を踏まえ、教材や啓発資料を活用した性に関する指導の実践のほか、「函館性と薬物を考える会」などの関係機関による出前授業等を活用し、医師や看護師等が行う専門的な見地からの指導を行うなど、指導の充実を図っている学校もあります。

また、教育委員会では、国の方針により、生命(いのち)の安全教室を推進することとされた旨を各学校に周知するとともに、令和2年10月には、慶応義塾大学総合政策学部教授であり、絵本「おしえて!くもくん」の監修を務めた小笠原和美氏による講話を校長会議において実施し、趣旨の徹底を図ったところです。

絵本「おしえて!くもくん」につきましては、すでに多くの学校で購入し、学校図書館で貸し出し可能な状況になっているほか、今年度内に生命保険協会からの寄贈により、来年度の小学校1年生の学級に1冊ずつ置く予定となっております。

しかしながら、御指摘のとおり、学校図書館または学級に置いておくだけでは、手に取って読もうとする児童が限られてしまう可能性もあることから、新聞記事のような読み聞かせの実施や、全校児童や各家庭に向けての本の紹介を行うことなど、貴重な御意見を賜りましたので、今後の取組の参考とさせていただきたいと思います。 

 

 

回答区分

説明

担当部課名(電話番号)

教育委員会学校教育部教育指導課(21-3557)

回答年月日

令和4年2月4日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630