公開日 2025年09月05日
更新日 2025年09月05日
記者会見
日時・場所
- 日時 令和7年8月28日 木曜日 午後1時00分
- 場所 市役所8階大会議室
会見事項
会見の様子(動画)
幹事社質問
(記者)
先月の話になりますが,地震による津波の関係で,函館市に津波警報が発令されました。そのときの市内の状況を見ていましたが,車の渋滞とか観光客の方がまだベイサイドにいらっしゃったりとか,そういう方も見受けられました。1か月ほど経ちまして,今回の課題について市で話し合っているかと思いますが,今回の教訓を生かした市の対応について何かあればお話しいただければと思います。
(市長)
7月30日にカムチャッカ半島付近で発生した地震によりまして,本市でも津波警報が発表されて,市内沿岸部地域約10万人の方を対象に避難指示を発令したところです。
今回の避難に際して,市民の皆様,それから事業者の方々には,速やかに行動していただいて,日頃からの防災意識の高まりが一定の成果として表れたものと思っています。
津波避難計画では,津波到達前に浸水想定区域外に避難できない場合には,高台や津波避難ビル等への安全な場所に避難していただくこととしていまして,避難方法は,徒歩避難を基本にお願いしているところではありますが,実際には車で避難された方が相当数いらっしゃって,渋滞が発生したものであり,高齢者や体の不自由な方など,車でなければ避難できない方が渋滞によって避難できないような事態は,避けなければならないものと認識しています。
市民の皆様には平時からハザードマップを確認していただいて,最寄りの避難所を把握していただくなど,周知・啓発を一層徹底していくとともに,本市の津波浸水想定区域内の地理的な要因等を踏まえて,渋滞緩和対策についても,今後,警察や道路管理者である国や道などの関係機関と連携して検討していきたいと考えているところであります。
観光客についてのご質問もありましたが,函館市の公式観光情報サイトというのがあります。通称「はこぶら」と言いますが,そのサイトや公式X,旧ツイッターによります多言語での津波警報の発表や避難情報,それから交通機関の運行情報などを発信をしたところであります。また,警報が長期化しましたので,一部の津波避難ビルへ食料や飲料水の提供などの対応を行いました。
事業者におかれましては,避難誘導を行う際に,今年3月に函館市海外観光客誘致促進協議会が作った多言語で作成した災害発生時の情報伝達ツールをお配りしまして,それを活用していただいたと伺っています。
しかしながら,一部には避難されずに市内観光を続けられていたという状況も見受けられていたところであります。
津波は繰り返し発生する恐れもあることから,翌日の7月31日には,津波浸水想定区域に所在する一部の宿泊施設や飲食店などに改めて当該ツールを周知・配布したところであります。
今後においては,外国人の方も含めて,観光客への迅速かつ適切な情報提供や津波避難ビルに一時的に避難された方への食料や飲料水等の供給方法などの検討を進めて,観光客も含めた市全体の安全と安心を確保できるように努めていきたいと思っています。
(記者)
先月,福島町で新聞配達員の方がクマに襲われ命を奪われてしまうという事故が発生しました。函館でも今月4日に新聞配達員の方がクマを目撃したり,食害も実際に発生しているなど,クマの目撃などを含めて相次いでいると思いますが,福島町の事故を受けて,クマが市街地に出没した際などの対策の見直しだったり,改善した部分がもしあればお伺いします。また,仮に市内で同様の事故が起きてしまった場合,どのような対応を講じていく想定なのかについてもお伺いします。
(市長)
先月,福島町で発生しました事故につきましては,住宅地でのヒグマが人を襲うという異例の事故でありまして,亡くなられた方に対しまして謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。
本市では,これまでこうした事例はなかったところでありますが,ヒグマを市街地等で目撃したといった情報が寄せられた場合には,警察や関係団体等と連携して,現地調査を行った後,注意看板の設置,町会や学校等への速やかな周知,それから,市のホームページ上でヒグマの出没位置を確認できる「ひぐまっぷ」への掲載とか,SNSでの情報発信を行うなど,付近住民に対して注意喚起をしておりまして,さらにその後も繰り返し出没が確認される場合には,捕獲に向けた対応を行うこととしております。
市民の皆様には,被害に遭わないためにも,こうした情報に注視していただくとともに,日頃から食べ物やゴミを放置しないとか,草むらなど人けのないところに立ち入らない,
また糞や足跡などヒグマの痕跡を見たら引き返す,といったことについて徹底をしていただきますようお願いしたいと思います。
今後,福島町の事例のように,住宅地内で複数回出没してゴミをあさるとか,人に遭っても逃げないといった危険な兆候がある場合には,まず北海道におきましてヒグマ注意報や警報が発出され,その後,警察機関,北海道,狩猟団体と連携しまして,夜間を通したパトロールや箱わな,銃による捕獲など,警戒体制の強化を図ることとしています。
付近住民の皆様には,ゴミ出しルールの徹底とか,夜間外出の自粛。店舗の営業時間の短縮など,市からの要請に協力していただく場合がありますので,このような事象が発生した場合には,市が行う情報発信に注視していただくようお願いしたいと思います。
全国的なクマの市街地における出没や人身事故が増加しておりますことから,この度,鳥獣保護管理法の改正されたところでありまして,9月から市の判断によって,一定条件のもとで住宅地に出没したクマへの発砲が可能となりますことから,市民の安全を守るための迅速な対応が可能となるものと考えておりまして,関係機関と密な連携,そして準備を行っているところであります。
各社質問
(記者)
先日,競輪場で開かれました南北海道の道南の首長の会議の件についてですが,その中で,市長から道南の圏域全体として延べ宿泊者数年間1千万人泊を目指すと決議の中に盛り込まれました。
市長からは,観光客自体これからはもう伸びるモードに入っているというお話もありましたが,一方で市長が考える1千万人泊を目指すうえで,今後課題となる点はどういったことか教えていただきたい。
また,その会議の中でもう1つ出ました,広域連携の枠組みを現在の定住自立圏から連携中枢都市圏への移行を検討したいというお話もありましたが,改めての定住自立圏に比べて連携中枢都市圏となった場合,どういったメリットが函館であったり道南全体にあるのか教えていただきたい。
最後に,全然話題が変わりますが,カジノを中心とした統合型リゾートIRの関係で,現在北海道が道内の全ての市町村に対しIRに関心があるかどうかの意向調査を行っているとされています。回答が今月中となっていると思いますが,函館市としてそれに対してどう回答するのか,あるいはしたのか,またその理由を教えていただければと思います。
(市長)
まず,先週に競輪場で開催された南北海道市町村連絡協議会の場で,宿泊を2033年までに倍増して年間1千万人泊を目指していくことと,その他にも特に観光をテーマに決議を行ったところでございます。
南北海道がともに連携するテーマは非常に多いです。もちろん,これまでも観光については様々なパターンで,時代に応じて種々連携を行ってきたところであります。ただ,私の感覚では明らかに令和6年度の観光入込の状況,それから令和7年度に入っても伸びているという状況で,1段階フェーズが上がったという感覚を持っています。これを1つの好機と捉えて,より広域で連携するチャンスが来たと思っています。また,それは私だけではなくて,道南の多くの市町の首長たちも,より連携を深めるテーマとして,観光というものが重要だという意識が高まっていたことも感覚として持っていましたので,先週の会議でご提案して決議をいただいたということでございます。
どういう課題があるかというご質問でありますが,観光の入込,あるいは宿泊数を伸ばすには,色々なやり方がありますし,色々な要因で伸びていくものでありますが,そのうち1つ2つ挙げるとすれば,1つは滞在そのもの,1人当たりの平均宿泊日数を伸ばしていく。例えば,今まで1泊だった方が,次来たときに2泊してくれるとなると,それだけで延べ宿泊数が伸びていきます。より滞在日数を延ばすような,観光資源の磨き上げをそれぞれの地域でまずやっていくということが非常に効果的ではないかと思っています。2つ目は,現在,観光客や宿泊の方の多くが函館に集中しているのですが,実は渡島・檜山に多くの観光資源がありますので,周遊されるような旅行の仕方というのがますます増えてくると思います。それに当たって,例えば,2次交通というか,より移動しやすく周遊しやすい取り組みとか,あるいは仕組みみたいなものができてくると望ましいです。もっとスピードアップしていきます。これは函館市やそれぞれの自治体で考えることもそうですが,渡島総合振興局や檜山振興局と連携しながらやっていくのが1番ふさわしいことではないかと思っています。ですから,より周遊しやすい取り組みというあたりが大きな課題であり,またチャンスでもあると思っています。
それから,定住自立圏から連携中枢都市圏へとのご質問ですが,定住自立圏ということで,これまでもドクターヘリをはじめ,様々なテーマで連携を深めて,協力し合ってきたところであります。今,それに加えて,例えば今の観光なんかも,より1ステージ上がったような,これまでも取り組んできたテーマでありますが,さらに重要度が増してきているテーマでありますし,あるいはGXのようににわかに盛り上がってきているテーマもあって,その他にも色々な状況を取り巻く環境の変化が,コロナが明けたことがあって色々起きてきているところであります。
ですから,より高次元の連携を進めていきたいという中で,定住自立圏よりも連携中枢都市圏に移行することによって,もっと効率的で効果的な広域行政を進められると考えています。1つの例としては,中心市に対する地方交付税が増額されることもありますし,その他様々な制度上のメリットがありますので,それを活用しながら,より道南で一体となって様々な計画で盛り上げていきたいと考えております。
最後,IRについてですが,北海道の方から全市町村にだと思いますが照会がありまして,当市にも照会がきました。もう回答したのではないかと思います。質問としては,IRに関心がありますかという質問でした。単純に関心があるかないかという問いでしたので,関心があるに丸をつけて返しているはずです。ただ,例えば苫小牧地域のように大変な準備をされて,結果的に前回に見送られたケースもありますが,色々な期成会ができたりとか,あるいは地域で色々な話し合いを持たれているようなところとは,全く次元が全然違うところです。
何か進んでるわけでもありませんし,単純に関心があるかないかと聞かれれば,これだけ空港と市街地が近い観光都市ですから,関心がないということにはならないというそういう意味で,関心があるということに丸をつけて返しています。
(記者)
1千万人泊について,今道南で500万人ちょっとくらい年間で宿泊していますので,その倍増を目指すということだと思います。単純に今観光客が倍増した場合に,オーバーツーリズムとか,例えば宿泊ホテルの担い手の確保の問題とか,そういった受け入れ側の課題もあると思いますが,その辺について市長にお伺いしたい。
また,IRの件で,今後関心があると回答されたのではないかというですが,今後何か函館市として,IRに関して,そういった行政だけではなく,経済界を巻き込みながら何かをやっていくような動きは今検討していらっしゃるのでしょうか。
(市長)
IRについては,今,何か具体的に,例えばどこかに働きかけて動くということは全くありません。例えば,制度上の情報収集をするとか,そういったことに留まるレベルです。例えば,適地があるのかというと,函館市は市域も狭いですし,具体的に進むような要素は,今のところ何も動きが出るものでもないと思っております。
単純な関心がありますかありませんかという質問にあると答えたもので,ないと答えるということではないなという消去法の答えです。具体的な論議をするという考えは,今ありません。
それから,1千万人泊の課題として,オーバーツーリズムや人手不足というご質問だったと思います。まさにそこなんです。
人手不足を解消するために,色々な課題を乗り越えていくことで,観光事業を突破口にして,少しでも若い人の定着を図ったりしていけるのではないか。それからオーバーツーリズムも,今自然体で伸びていく,そういうフェーズに入っています。ということは,高い目標の設定をしなくても,オーバーツーリズムは発生してしまいます。
ですから,発生してから対策を打つというのは,後手に回ります。対策というのは,問題に対して対策を打つ。これでは,どうしても予算のつけ方なんかも最小限の対策で,最小限の予算で,1番効果的な対策は何だろうという模索の仕方になってしまいます。
逆にそうではなく,今私がやろうとしているのは,人口減少をはじめ地域の衰退を,産業を振興して突破しようとしていますが,その突破口は函館の場合は,1番近いのは観光だと思っていますので,突破口としてどんどん回転させていくためには,野心的な目標点を定めながら,そのことによってオーバーツーリズム対策も自然と先手を打てることになります。
先手でオーバーツーリズム対策を打つ,そして,それはある意味逆に訪れる方の満足度を上げることにもなってくる。そうすると,また訪れる方が増えてしまうので,また対策を打たなければなるのですが。でも,自然体で後からオーバーツーリズム対策を打って後手に回っていくよりも,むしろ積極的に増加策を打って,オーバーツーリズム対策を先手で打っていくという方向になっていく,今回はそういう決議をしたことになるのではないかと考えています。
具体的には,人手不足にしてもオーバーツーリズム対策にしても,様々な事象と様々な要因があります。今観光部を中心に色々と検討しているところでもありますし,北海道にもご相談しながら進展を図っていきたいと思います。
(記者)
熱中症対策について質問します。函館市では,今月25日に真夏日となり,今年27日目の真夏日となって,過去最高記録を更新しました。
来年の夏も非常に暑くなることが予想されますが,札幌市では,公立学校のエアコンの導入を前倒しする考えを示したり,北見市では,民生委員が独居高齢者宅の見回りを強化するなどしていますが,函館市では,現段階でエアコンの導入を早める見通しとか,そういったことを考えていたりしますでしょうか。
(市長)
北海道全体も暑くなってきています。また,函館は海に近いエリアですから,北海道の他地域に比べて涼しさを感じられる街ではありますが,実際に真夏日が非常に増えているという状況の中で,昨年度から学校へのエアコン設置を始めています。今年度,来年度にかけて学校のエアコン設置を着実に進めているところでありまして,1日でも早くしっかりと工事を進めていただいて,学校生活での安心安全を守っていきたいと思っているところでございます。
また,一人暮らしの方については,自宅にエアコンを付けられている場合は,多分何とか家にいる分にはしのげると思いますが,外に出ている場合とか,あるいはエアコンがないようなケースのために涼しい場所というものを用意しています。公共施設とか,あるいは商業施設でご理解をいただいた施設において,休憩していただいて何とか冷を取っていただき,熱中症にならないような活用をしていただきたいと思います。
いずれにしても,熱中症で大変多くの方が実際に緊急搬送されていますので,何とかこういった事例が起きないように,市民の皆様におかれましては,水分の補給とか熱中症対策にも気を付けていただけるような啓発にこれからもしっかり努力をしてまいりたいと考えております。
(記者)
先日,進捗がさらに伸びた函館駅前東地区市街地再開発事業について,市長の見解を伺います。
このような事業は,全国の地方都市で,市街地再開発,特に駅前再開発は,どこも大変な状況になったという歴史がこれまであったと思います。そのうえで,函館市が取得を含めて70億円をかけるということで,かなりの大事業になるかと思います。今回の物価高騰という影響以前に,その計画自体がどうなのかという,色々な面で見直しの議論があったかと思いますが,これを受けて市長自身あるべきまちづくりの方向性として,これを機会に,このような議論が必要ではないかという考えをお聞かせください。
(市長)
今回の再開発事業のスケジュールの延期でありますが,建設費の急激な高騰とか,事業費がとにかく大幅に増加することが見込まれるということで,施設計画を抜本的に見直すためのものという報告を,組合から受けているところであります。市民の期待が大変大きい事業でありましたので,私としても大変残念に感じているところであります。
現在,増額理由の詳細を整理したうえで,収支バランスが確保された計画の検討を進めるように,組合に対して市として指導しているところであります。
いずれにしても,駅前の顔でもありますし,重要な場所です。その再開発事業でありますから,引き続き,早期の事業着手,竣工に向けて組合と協議をしていくことになります。そこに尽きると思います。
(記者)
駅前の顔をしっかりしたいということで,色々な地域でこれまで莫大な事業を通じた市街地再開発が行われ,墓標のようにうまくいっていない事例があるのかと思います。市長は,全くゼロベースで見直しを検討するということなのか,それとも,今のものを若干縮小して経費を削減するような形で同様のものを作っていかれるというおつもりなのか,そのあたりはいかがでしょうか。
(市長)
今考えられている計画が,大きく費用が増こうしていることで,収支バランスが取れなくなっているということですから,ここはまず工夫していただくということです。
まず,どんな理由で増額しているのか整理をして報告を受けなければなりませんが,例えば工費を縮小させるような工夫ですとか,場合によっては全体の計画自体を少し規模を抑えていくとか,あるいは賦課金の徴収など,そういったことも含めてしっかり検討していただきたいということをお伝えしていくこととしております。
(記者)
ということは,計画自体はこれをベースに見直していくということでしょうか。
(市長)
これをベースに工夫をして,きちんと収支バランスをとれた計画を,もう一度きちんと見せてくださいということです。
(記者)
極端に言うと,あそこの前を芝生広場にするとか,35億円の費用を投じるのであれば,もっと西部地区で色々なことができるのではないかとか,色々な考えがあるかと思いますが,現状は今の計画をベースでいくということですね。
(市長)
もちろんです。
(記者)
20日からネーミングライツの募集を開始しましたが,ネーミングライツ導入の狙いを改めてお聞きしたいのと,年間どのぐらいの収入を目標にしているのか教えてください。
(市長)
ネーミングライツについてですが,今月20日から市民会館とか,函館アリーナ,図書館などをはじめ,426施設でネーミングライツパートナーの募集を開始しました。
本市では,人口減少や物価高騰等によって厳しい財政状況が見込まれておりますので,施設に新たな愛称がつくことで,施設の管理運営に役立てる安定的な財源の確保が図られて,市民サービスの向上に繋がることに加えまして,ネーミングライツパートナーにおける宣伝効果によって,施設がより多くの方に認知されて,集客力の向上,ひいては都市ブランドが高まるということを期待して今回行ったものであります。
実際にどれくらいの効果が出るのかついては,実際,公募してみて,どういった手挙げがあるのかによって大きく変わってくるものですから,今からこういった金額が見込まれるということを申し上げる段階ではありませんが,それぞれの施設の愛称,それぞれの施設のブランドといったものをぜひ高く評価して,皆さんには積極的にご参加いただければと思っているところでございます。
(記者)
Jリーグの合宿誘致に関してですが,まず函館市としてどのような期待を寄せているのかというのと,ちょうど1年後くらいにうまく誘致できれば合宿が行われると思いますが,それに向けて取り組まなければいけないことや,現在取り組んでいることがあれば伺います。
(市長)
気温の変化などによりまして,今Jリーグのシーズンが大きくが変わるということで,合宿が北の方で大いに盛り上がっています。
単体の自治体で,1つのチームを誘致するということだと効果が薄いです。といいますのは,テストマッチを含めて近隣のスポーツ施設で複数のチームが合宿しているということが,チームにとっても非常に有利であるし,またそのチームを強くすることになると思います。
合宿誘致するということ自体,函館としても非常にありがたいことで,頑張りたいということもありますし,合宿に常に来てくれるというチームが函館で合宿してくれることでより強くなる。そういったことが地域にファンもできるでしょうし,地域との繋がりや絆みたいなものができてくるのだと思います。
ぜひ,函館のサッカーの施設でJリーグの合宿が行われるように進めていきたいと思うところでございます。南北海道は,近隣の市町に他にもスポーツ施設がありますから,複数のチームが合宿することは大いに可能性があると思うので,北海道渡島総合振興局が非常に力を入れてやってくれています。
ですから,北海道や近隣の市町とも連携して,チームに対してアプローチを進めているところでありますし,また複数のチームから打診であるとか,あるいは情報交換をしているということがありますので,これからもしっかり誘致活動というのか,チームとの話し合いを進めていって,何とか合宿を誘致するとともに,スポーツチームと地域の繋がりというのが盛り上がっていくように取り組んでいきたいと思っています。大いに期待しています。
※記者会見における質疑内容の要旨をとりまとめの上掲載しています。

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