公開日 2025年07月16日
更新日 2025年07月16日
マイナ救急の実証事業とは
総務省消防庁では、傷病者の健康保険証利用登録をしたマイナンバーカード(マイナ保険証)を活用し、病院選定等に有益な情報を把握する取り組み(マイナ救急)を進めており、令和6年5月23日から全国67消防本部で実証事業が開始され、この度、令和7年度から全国すべての消防本部(720消防本部)で実証事業が開始されることとなりました。
これまで救急現場で救急隊が傷病者から口頭で聴取していた「傷病者の病歴、掛かり付け医療機関、受信歴、服用薬」等の情報を、傷病者の健康保険証利用登録をしたマイナンバーカード(マイナ保険証)から取得し、正確な傷病者情報を早期に把握することで、適切な搬送先医療機関の選定が可能となり、円滑な救急活動が実証できるかを検証するものです。
実施期間
・令和7年10月1日(水曜日)から令和8年3月31日(火曜日)
※実施期間は現時点での予定となっております。
実施救急隊
・函館市消防本部9救急隊
マイナ救急により期待できること
・傷病者が疾病等で会話に支障がある場合でも本人情報を正確に伝えられる
・病院の選定や搬送中の応急処置をより適切に行える
・搬送先病院で治療の事前準備ができる
実証事業の対象者
・マイナ保険証を所持されている傷病者
・原則、傷病者本人から実証事業への同意が得られること
※なお、生命、身体の保護のため必要な場合であって、傷病者が意識不明等のため同意を取得することが困難な場合に限り、同意なしで医療情報を閲覧することもあります。
外部リンク集