公開日 2024年09月06日
函館市西部地区再整備事業基本方針に掲げる重点プロジェクトの一つである「共創のまちぐらし推進プロジェクト」における取組として,令和4(2022)年度から「西部地区における共創のまち育て」をコンセプトに,地域住民をはじめ,市民やまちづくりに関わる参加者が西部地区の未来を考え,共有し,まちぐらしを語り合う場として開催しております。
また,参加した民間事業者等の発意により,イベントなどまちぐらし事業が実施されてきたところです。
今回は,「食の魅力を活かす西部地区のまちづくり」をテーマに,6名のゲストを招き,地域課題の象徴となる食材を使用する料理実演(試食付き)とトークセッションを行います。
共創サロン限定の特別料理を味わいながら,食の魅力を活かす西部地区のまちづくりについて考えませんか。
開催概要
開催趣旨・目的
開港以来,海外の文化を受け継ぎ,異国情緒豊かな町並みが魅力の一つとなっている西部地区では,新しいものに挑戦する精神が根付いており,歴史的建造物を改装した飲食店で提供される各国の料理やお酒,函館バル街などのイベントなど,「食」においてもまた,新しい文化が生まれています。
最近では,西部地区の観光スポットであり,伝統的建造物群保存地区にある「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」では,近年,地域課題となっている害獣・害魚であるエゾシカやオオズワイガニなどを積極的に活用し,料理のみならず,農林畜産業や漁業の現状をお客様に届ける取組が行われています。
そこで,今回は,函館発祥の地である西部地区において,「食」をテーマに,料理人や食材の生産者等を講師に迎え,函館の地域資源である食の魅力や地域課題を学び,味わう体験を通して,市民が地域の価値を再認識するとともに,新たな観光コンテンツの可能性を探ります。
本開催により,食の担い手育成や歴史的な建造物や町並みを活かしたまちづくりを目指し,ひいては定住・関係人口の増加や空家等の解消につながることを期待します。
開催日時
令和6年(2024年)10月9日(水)午後3時から午後6時まで
開催場所
NIPPONIA HOTEL 函館 港町(函館市豊川町11-8)
開催内容
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食に関する地域課題の共有
地球環境の変化から,近年,函館で水揚げされる魚種が変化しているほか,安値で取引される・定置網を破る等の理由により害魚に分類される魚介類や農林業等被害をもたらす害獣など,地域課題を共有します。 -
料理実演/トークセッション
当日発表する地域課題の象徴となる食材を使って,3名の料理人をお招きし料理実演を行います。市民,特に若手料理人や料理人を目指す方にとっては,第一線で活躍する料理人の様子を間近に見学することができる貴重な機会です。また,3名のゲストによるトークセッションも行います。 -
料理実食
料理の実食を行います。共創サロン限定の特別料理をご堪能いただきます。
ゲスト
料理実演
- 菊池 隆大 氏(菊川はなれ)
- 白戸 光 氏(輝なり/群青)
- 駒井 奎太 氏(NIPPONIA HOTEL 函館 港町)
解説/トークセッション
- 齋藤 寿樹 氏(NIPPONIA HOTEL 函館 港町)
- 小西 一人 氏(有限会社マルショウ小西鮮魚店)
- 髙木 万海 氏(味道-MIDO-)
定員
30名(先着順)
参加費
5,000円 ※当日,受付でお支払いください。(現金のみ)
参加対象
- 料理人または料理人を目指す方
- 生産者または生産者を目指す方
- 食に興味のある方
お申し込み
下記URLよりお申し込みください。
https://www.harp.lg.jp/RZNztzr2
留意事項
- 開催に当たって,スタッフによる撮影(後日,市ホームページ等で公開)のほか,報道機関による取材等が行われますので,あらかじめご了承願います。
- 食材調達の都合上,お申し込み後のキャンセルは開催5日前までに必ず連絡願います。また,アレルギー対応はできかねますので,あらかじめご了承願います。
- 会場には駐車場はございません。公共交通機関または最寄りのコインパーキングをご利用ください。
- 諸般の事情により,中止させていただく場合があります。