市長記者会見(令和4年1月7日)

2022年1月17日

記者会見

日時 令和4年1月7日 金曜日 午後2時30分

場所 市役所8階大会議室




【会見事項】

 

発表事項    函館市新型コロナウイルス感染症対策(令和4年第1回市議会臨時会補正)

 

各社質問

 



記者会見動画(YouTube 函館市公式動画チャンネル)

 

記者会見動画(発表事項,字幕付き)(YouTube 函館市公式動画チャンネル)

 

配付資料

 

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発表事項

(市長)

今日は、お忙しいところご出席をいただきまして本当にありがとうございます。

私から、来週の13日に開催予定の令和4年第1回市議会臨時会に提案いたします新型コロナウイルス感染症対策の予算について、ご説明をさせていただきたいと思います。

昨年、政府が補正予算を編成いたしまして、そのうち子ども1人10万円の予算については、昨年のうちに全容が分かりましたので、昨年中に予算化したところでありますが、その他の経費については、また詳細がつかめていなかったということで、年明けに国からの配分額等が明らかになりましたので、早急に対応すべく予算については定例会を待たずに13日に臨時会を開催し成立をさせて、早めの対応をしていきたいと考えております。

予算についてでありますが、対策総額につきまして、今回の予算全体は、67億8,180万円であります。財源を先に申し上げますと、国庫支出金が57億9,580万円。それから北海道の支出金が、3億円ちょうどであります。残りについては、今回国から地方創生臨時交付金の配分が14億1,000万円ほどと函館市の配分額が決定いたしましたので、そのうち6億8,600万円を充てます。7億円程度残っていますが、これはその後の定例会や今のオミクロン株の感染状況を見ながら、別途予算化することを考えていきたいと思っております。

今回は3点予算化することにしております。

1点目は、住民税非課税世帯への臨時特別給付金の支給で、57億9,580万円であります。

昨年は困窮世帯へ1世帯10万円の支給を行うという表現だったと思いますが、正式には住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の支給でありまして、世帯全員の住民税均等割が非課税である世帯などに1世帯あたり10万円を支給するということで、函館市の場合には対象世帯が5万6,000世帯と捉えております。これは12月10日現在の基準日となっていますが、函館市の11月末現在の世帯数はおよそ14万世帯、正確には14万686世帯でありまして、5万6,000世帯はその40%だから、市内の40%の世帯には10万円が支給されるということで、おそらく年金暮らしの高齢者の世帯とかにはほとんど支給になると考えております。

2つ目は、子育て世帯応援給付金の支給でありまして、1億8,600万円であります。これは昨年の暮れに予算化をしまして、18歳以下の子どもたちに1人10万円の支給をする。ただし、960万という所得制限があったわけですが、今回国からの交付金を活用して、この所得制限で対象にならなかった子どもが約1,800人おります。前回対象になっている子どもが2万8,000人おりましたが、1,800人だけが所得の関係で対象にならなかったということで、子どもについては所得でそういう差をつけたくなかったのですが、市単独ではかなりの金額なので、できなかった。今回、交付金を使ってもいいということなので、所得オーバーの家庭にも子ども1人あたり10万円の支給を実施することといたしました。

3つ目は、経済対策でありますが函館市プレミアム付商品券の発行で、実際の予算的には債務負担行為を設定いたしまして、来年度予算化をします。ただ、8億円ということは決定していまして、1万円で1万2,000円の商品券、プレミアム率20%のものを30万セット発行するということで、発行総額でいきますと36億円の商品券を発行することになります。ここに北海道の補助金が3億円充当されております。残りについては、国の地方創生臨時交付金を使います。昨年も一昨年も発行いたしました。それで印刷や様々な手続き手順に時間がかかりますので、早めに対応していきたいということで、今回提案することにいたしました。その内訳については、2ページ以降に詳細を記載しております。

臨時特別給付金の1世帯10万円は非課税世帯が対象で、今回は生活保護世帯にも支給されます。それが5万2,400世帯あります。

それから令和3年度分では非課税ではなかった。つまり、令和2年がそれなりの所得があったのですが、令和3年に昨年ほどの所得がほとんど得られずに、令和4年度では非課税世帯になると思われるような世帯、家計が急変した世帯も対象になります。それが約3,600世帯と見込んでおります。支給額は10万円であります。

支給の流れは後ほどご覧いただきたいと思いますが、申請を受ける、あるいは非課税世帯を抽出してこちらから書類を送付する形となります。非課税世帯については市の方で把握していますので、その方々には市の方からお知らせします。それから家計が急変した世帯については、市の方では把握できませんので、これは申請をしていただくということになります。支給の開始時期については、3月上旬には支給開始をしたいと考えているところであります。

次に、子育て世帯の応援給付金でありますが、昨年予算化して、今ほとんどの家庭には6日の時点で10万円支給されていると思うのですが、国の子育て世帯への臨時特別給付金の対象とならない世帯に給付金を支給するということであります。

対象者の要件は、年齢的なものは国の制度と一緒でありますが、所得水準が児童手当の支給対象とならない方々であります。対象児童数は1,800人。それから昨年の9月1日以降に配偶者と離別した方で、国の子育て支援の臨時特別給付金を受給していない方、例えば夫の方に支給されてしまい、子どもを連れたその妻の方には支給されなかったようなケースに対応していくということであります。

支給額は子ども1人あたり10万円。申請は、2月中旬から受け付けることを予定し、支給は3月中旬以降となり、1か月ほどかかりますが、順次なるべく速やかに支給してまいりたいと思っております。

次に、4ページ目のプレミアム付商品券についてであります。販売内容は1,000円の券を12枚、1万2,000円分を1セット10,000円で販売するものです。プレミアム率は20%でこれは前回と一緒で、発行額はこれまで追加で予算を組んで、行き渡らないことがないようにしたのですが、今回は思い切って最初からの30万セットと見込んでいますので、大丈夫だと思っています。従来と同じ1人5セットまでとなっています。参加登録店舗はこれまで2回もやっていますので、皆さん登録していただけると思っています。販売期間、使用期間については4月下旬から、できればゴールデンウィーク前までに発行できればと思っていますが、オミクロン株の状況等もありますので、その辺は今後も見極めていきたいと思っております。

以上が今回の補正予算の内容であります。

 

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各社質問

 

(記者)

今回、第1回定例会を待たずに臨時会で今回の補正予算を出したことについて、その狙いをもう少し詳しくお伺いしたい。

 

(市長)

先ほども申し上げましたが、住民税非課税世帯への臨時特別給付金の支給を確実に年度内に行うためには、定例会であれば3月になってから動く形になりますから、準備が間に合いません。どうしても定例会でやると、4月以降でなければ支給できないということになります。お困りの世帯にできるだけ早くお手元に届けたいということもありまして、臨時会の開催をお願いしたところであります。

それから、所得制限オーバーの方々への子育て世帯の応援給付金ですが、既に所得制限内のお子さん達の世帯に支給されているのに、これ以上遅れて支給するのは申し訳ないことから、できるだけ早く対応したいということです。

また、プレミアム付商品券についても、遅れると印刷が全国から殺到して半年もかかるということになりかねないので、できるだけ早く印刷をしたい。そして、準備を進めるにもかなり時間がかかりますので、その準備を進めるには今がギリギリのタイミングだということです。定例会まで待つことができない経費を、予算計上をさせていただきました。

先ほど申し上げましたように、従って地方創生臨時交付金が7億数千万円残っていますので、これについては、当面急いでやるような経費ではないので、今後じっくりと検討して、予算化を目指していきたいと思います。それは多分、定例会になると考えています。

 

(記者)

プレミアム付商品券についてですが、市長は年末にかけて色んな業種の方の聞き取りを行ってきたと思いますが、その中で例えば小売業やそういったところからプレミアム付商品券みたいな消費を喚起するような政策をやってほしいという声が結構あったということなのでしょうか。

 

(市長)

経済団体などと懇談する中で、当然経済対策というのをそろそろウイズコロナなのでやっていただきたいというのは、要望としてかなり各方面から強くありました。

例えば、今抽選会とかでもやってますけれども、商店街の歳末大売り出しや年末年始の大売り出しというものに対して、5千数百万円の予算を組んで商店街の活性化とかもそうですし、それからホテル業界からは、現在はこだて割をやっていますが、4月以降の対策も考えていただきたいという要望もありました。実は昨年の段階でそれも今回計上しようと思ったのですが、オミクロン株の感染状況もあり、観光誘客を図る新規のものをこの時点で計上するわけにはいかないということで見送りました。しばらくオミクロン株の感染状況の推移を見ながら、新年度予算の中で考えていきたいと思っております。

 

(記者)

直接今回の予算とは関係ないかもしれないが、市長がおっしゃられたオミクロン株への警戒というのがあって、今全国的にオミクロン株への警戒や感染確認がかなり急激に増えている中で、経済を活性化させることに対して、不安感や心配感、警戒感というのは、いかがでしょうか。

 

(市長)

オミクロン株に関わらず新型コロナウイルスのことについては、一昨年の状況から申し上げると、正体が分からなくてあれもこれも控えるという状況が続いておりました。

ただ、その後分かってきたことは、飲食に関わっての感染が多いわけでありまして、単純にこの街中で買い物しているとか、そういうことで感染が広がっているように見られないことが分かってきたところですので、商品券の発行で、急激に感染が広がるということも考えておりませんし、4月以降、ゴールデンウイーク近くの発行ですから、オミクロン株についても一定程度その時点では目処が立つと思って、今回発行の準備をすることにしました。

ただ、感染状況によっては、販売時期をずらすとか、あるいは使用期間を後ろにずらすとか、様々なことは考えられますが、準備だけは進めたいということであります。

 

(記者)

オミクロン株の感染抑制策と経済活性化策のバランスということで、既に始まっているはこだて割ですが、オミクロン株の感染があっても当面は様子を見ながら継続するというお考えでしょうか。

 

(市長)

今の時点では、継続ということで考えております。はこだて割もそうですし、冬割もそうだったと思いますが、北海道で緊急事態宣言が適用されれば、当然新規の申し込みを受け付けることは難しいと思います。昨年の春も緊急事態宣言を受けて、新規の申し込みを受けなかったこともありますので、それと同じ対応をしていくことになると思っております。

 

(記者)

所得制限を超える世帯への10万円について、昨年暮れの会見では市の財源だけで負担することは難しいとおっしゃっていて、国の交付金を使ってもいいということで、今回は対象外の1,800人のお子さんにも支給するということですが、これは財源の手当がつけば本来、繰り返しになるかもしれませんが支給するのが望ましいというお考えだったということでしょうか。

 

(市長)

もともとそう考えていました。

子どもについては、その親がお金があるからとか、ないからどうだということをあまりしたくありません。子育てについては、お金があろうとなかろうと基本的には平等にしたいという気持ちが私の中にはあります。

高齢者対策は、お金のあるなしで大分違ってくると思うのですが、子どもについては、子育てに皆さん苦労されているので、ご苦労されている分について平等に対応したいと思っていました。ただ、2億円近いお金がかかるので、市の単独では難しいと思っていましたが、国の方で交付金を使っていいということなので、今回、最優先で対応することとしました。

 

(記者)

オミクロン株についてですが、道内でも感染が広がってきまして、これから沖縄などの増え方を見ていると増えると思われますが、函館での対応体制などで拡充されたり変更されたりする部分というのはございますでしょうか。

 

(市長)

一番問題なのは医療体制でありますが、病床数の確保やホテルも現在2棟確保されていますし、基本的にこれまでのデルタ株の状況を見ながら順次拡大をしてきていますし、引き受けてくれる医療機関も増えていますので、現在のところは一昨年や昨年の状況よりは充実していると考えております。

問題は感染力が強いから、沖縄で困っているのは医療関係者に感染して医療体制が崩壊しかねない。今までは患者がいっぱい来て対応できないということはあったのですが、医療関係者に感染して、それが皆さんワクチンを接種しているにも関わらずということですから、その点については十分注意していただくように医療機関、とりわけ重症患者を受け入れる市立函館病院等に注意をお願いしていきたいと思っています。

ただ、函館にどの時点で感染が拡大していくのか、いずれ感染拡大するのは覚悟せざるを得ないと思っていますが、どういう規模になるのかは今のところ何とも申し上げられません。今日は1月7日なので、今月末なのか来月上旬なのかどこかで函館でも全国的にもピークが来るでしょうから、それは予測できませんけれども。少なくとも亡くなる方が出ないような医療体制に万全を期していければと強く思っております。

 

(記者)

市長は、自宅待機は基本的にさせたくないという気持ちは変わりないですか。

 

(市長)

これまでも、基本的には重症者、中等症は入院で、それから軽症の方、無症状の方も含めてホテルでということでお願いしてきました。

その取り扱いについては、基本的にオミクロン株についても同様に対応することになっております。

 

(記者)

今週末に成人式が行われるということで、飲食での感染でという話もありましたが、改めて新成人に呼びかけたいことなどがございましたら、お願いします。

 

(市長)

新成人には、私の当日の挨拶の中で、成人祭が終わってからの飲食については感染に充分注意してやってくださいといういうことを申し上げたいと思っています。

 

(記者)

成人式の関係で、道内の自治体では延期や中止、あとは来る人全員に検査するとか、何かそういった特別な対応を考えている自治体も出てきているのでですが、函館は今現在、開催の予定は変わらずで、例えば何か検査を充実させるとか、何か帰省してくる人に特別に何か検査できる場所を設けるとか、そういったことは考えていらっしゃいますでしょうか。

 

(市長)

今のところ特別な対応というのは考えておりません。

教育委員会の方で検査パッケージも条件にしていないと思っていました。確認しなければ分かりません。

今日が7日で成人祭が9日ですから、時間がないので、特別な対応は難しいと思っています。函館での感染状況だけを見ると、そんなに心配はないだろうと思いますが、関東や様々な所から函館出身の方で帰ってくる可能性もありますので、そういう方々はできれば空港などでの検査をきちんと受けていただければと思っています。

 

 

※記者会見における質疑内容の要旨をとりまとめの上掲載しています。

 

 

   
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