不活性ガス(二酸化炭素)消火設備の事故にご注意ください!

2021年4月21日

不活性ガス(二酸化炭素)消火設備の誤操作によって,消火剤である二酸化炭素が誤って放出され,死傷者を出す事故が発生しました。

同様の事故を防ぐために不活性ガス消火設備を設置する事業所や工事,メンテナンスを行う事業所におかれましては,以下の点にご注意ください。

  • 不活性ガス消火設備が設置された部分やその付近で工事やメンテナンスを実施する場合は,二酸化炭素消火設備を熟知した消防設備士や消防設備点検資格者を立ち会わせるなど,安全確保に努めてください。
  • 誤作動や誤放出を行わせないように,事前に消防設備メーカー等に作業開始前の措置や作業時,作業実施後の復旧時に留意すべき安全対策の内容を確認した上で,作業を実施してください。
  • 作業の内容,工程について不活性ガス消火設備が設置されている事業所および作業をする業者等の双方で確認し情報共有を図ってください。
  • 作業前に不活性ガス消火設備の閉止弁を「閉」とし,誤操作等による消火剤の放出を防止する対策を講じていることを確認してください。
  • 作業終了後は,閉止弁を「開」とし,不活性ガス消火設備が確実に復旧したことを事業者および作業をする業者等の双方で確認してください。

 

二酸化炭素消火設備が作動した場合は早急に避難

二酸化炭素消火設備が作動した時は,退避を促す音響警報が作動します。警報が作動した後,防護区画(※)が形成され,二酸化炭素が充満します。付近にも漏れるため,音響警報が作動した際は,早急に防護区画の外へ退避し,絶対に近づかないようにしてください。

また,消火設備が放出された時は,すぐに119番通報をしてください。

 

※防護区画とは?

二酸化炭素などの消火剤を使用する消火設備は,火災を有効に消火するために,扉などの開口部を閉鎖し,消火剤を充満させる区画を形成します。このことを防護区画といいます。

 

 

消火剤放出までのおおまかな流れの説明画像。 

 ※併せて事故防止リーフレットもご覧ください。

  函館市消防本部からの注意喚起(970KB)

 

・参考

全域放出方式の二酸化炭素消火設備の安全対策ガイドラインについて(通知)(平成9年8月19日 消防予第133号 消防危第85号).pdf(75KB) 

二酸化炭素消火設備の放出事故の発生について(令和2年12月23日 消防予第410号).pdf(134KB)

東京都港区における二酸化炭素消火設備の放出事故の発生について(令和3年1月28日 消防予第22号).pdf(97KB)

東京都新宿区における二酸化炭素消火設備の放出事故の発生について(令和3年4月15日 消防予第187号).pdf(446KB)

地下駐車場等に使用される二酸化炭素消火設備の点検作業等における労働災害の防止について(情報提供) .pdf(2MB)

古屋市消防局 中消防署「不活性ガス消火設備が作動し人命が失われました!」(外部リンク)

 

 

 

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