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再生可能エネルギーに関するQ&A

公開日 2017年01月31日

更新日 2022年03月14日

【市有地での発電】

Q1:市有地に発電設備を設置したいのですが。

 

太陽光発電】

Q1:自宅に太陽光パネルを設置する際,方角に向き不向きはあるのでしょうか。

 

Q2:近隣住宅への太陽光の差し込みを防ぐにはどうすればいいですか。

 

【風力発電】

Q1:風力発電設備(風車)はどこにでも設置できるのですか。

 

Q2:函館市の風車はどうして運転をやめたのですか。

 

 

【地熱発電】

Q1:恵山地区と南茅部地区で計画されている地熱発電について教えて下さい。

 

Q2:恵山地区と南茅部地区の地熱発電は,市で行うのですか。

 

【市有地での発電Q&A】

Q1:市有地に発電設備を設置したいのですが。

A:函館市では,民間事業主様に対し,太陽光発電設備設置に適した遊休市有地の貸付を実施していました。

 

貸付の可否につきましては,周辺や環境へ悪影響を生じさせないことを大前提としたうえで,長期にわたる事業であることから,事業計画・収支見込み等を提出して頂き,総合的に判断させて頂いておりました。

 

なお現在は,貸付に適した市有地に空きがなくなりましたので,募集しておりません。

【太陽光発電Q&A】

Q1:自宅に太陽光パネルを設置する際,方角に向き不向きはあるのでしょうか。

A:太陽光発電は,パネルで光を吸収して電気に変えるしくみのため,効率良く光を得るには,日当たりの良い南向きに設置するのが一般的です。

 

南向きの場合,太陽光は一般的に空の方向へ反射され,クレームにつながる地上方向への反射光は発生しにくいと言われています。

 

しかし,東西面や,一般的には設置に適さないとされる北面にパネルを設置する場合は,太陽の位置や高度によって,反射光は地上方向へ向かう場合があります。

 

パネルの設置にあたっては,近隣に住宅などがある場合,光の差し込みでご迷惑をかけないような配慮が必要です。

Q2:近隣住宅への太陽光の差し込みを防ぐにはどうすればいいですか。

A:パネルの設置予定箇所に手鏡を置くなどして,近隣住宅の窓へ反射光が差し込まないかを確認し,強い反射光が差し込む場合は,パネル位置の見直しや,表面に防眩(ぼうげん)加工という,反射を緩和する処理をしたパネルを用いるなどの対処方法を検討する必要があります。

 

パネルの反射等については,下記URLをご参照ください。

(一般財団法人 太陽光発電協会HP:外部リンク)

 

太陽光発電システムの反射光トラブル防止について

https://www.jpea.gr.jp/wp-content/uploads/revention_reflection.pdf

 

Q&A

https://www.jpea.gr.jp/faq/

【風力発電Q&A】

Q1:風力発電設備(風車)はどこにでも設置できるのですか。

A:風車については,一定の風量が確保できる場所に設置するのが原則ですので,事前に十分な風量や風速の調査を行う必要があります。

 

また,渡り鳥の通り道に設置すると,鳥が風車の羽根に巻き込まれる危険性がありますので,渡り鳥の経路や,周辺に希少鳥類が生息していないかなどの調査を行う必要があります。

 

そのほかにも,設備の規模によっては,低周波や風切音による騒音の発生可能性があるほか,高さ制限や建築制限,景観への配慮が必要になってくることもありますので,設置にあたっては国の法令や市の条例などもふまえて十分な確認・調整を行い,地域住民にも事前に説明を行って理解を得るなどして,課題や懸念を解消する必要があります。

Q2:函館市の風車はどうして運転をやめたのですか。

A:函館市は,市町村合併により旧恵山町から引き継いだ大型風車2基で,風力発電事業を実施してきましたが,2基ともに大規模な修繕が必要となったことから,修繕し事業継続する場合と事業廃止する場合について試算しました。

 

その結果,事業廃止した場合の費用負担が最も少ない結果となったことから,平成27年度末で事業を廃止したところです。

 

近年,小型風車の導入が進んでおり,風力発電のお問い合わせも増えていますが,メンテナンス体制や事業終了後の設備撤去まで,事業開始前からしっかり整理しておくことは大変重要ですので,事業の実施に際しては,事前に十分な検討を行ってください。

 

【地熱発電Q&A】

Q1:恵山地区と南茅部地区で計画されている地熱発電について教えて下さい。

A:地球の内部では,マグマから発生した熱で地下水が温められ,高い圧力を持った蒸気が作られています。

 

高温の地熱は地中深くにあるので,現在の技術では取り出すことができませんが,火山や温泉地付近には比較的浅い場所にマグマ溜まりがあるので,そこで作られた蒸気を地上に取り出し,この蒸気を使って電気を生み出すのが地熱発電です。

 

火山が多い日本は,アメリカ,インドネシアに次いで世界で3番目に地熱資源が豊富であるといわれていることから,日本の風土を活かした,環境にやさしいエネルギーとして注目されています。

 

最も歴史が長いのが,岩手県八幡平市にある松川地熱発電所で,稼働開始から50年を経過した今でも安定的な発電を続けているほか,東北地方や九州地方,北海道内では森町など,近くに火山や温泉地がある地域で地熱発電が行われています。

 

恵山地区と南茅部地区も火山と温泉地があることから,地熱資源の存在が期待できるとして,民間事業者による調査が続いています。

あくまでも調査段階ですので,地熱発電所ができるかどうかは今後の調査結果を見守る必要があります。

Q2:恵山地区と南茅部地区の地熱発電は,市で行うのですか。

A:民間事業者による地熱発電計画ですので,市が発電事業自体を行いませんが,再生可能エネルギー推進の立場から,関係者との連絡調整など,事業実施に向けたお手伝いをさせて頂いております。

 

 

 

 

本件に関する問い合わせ

 

函館市経済部工業振興課
 〒040-8666 北海道函館市東雲町4-13
 E-mail:kougyou1@city.hakodate.hokkaido.jp

 

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お問い合わせ

経済部 工業振興課
TEL:0138-21-3316