【重要文化財 旧函館区公会堂】保存修理工事について

2018年12月10日

重要文化財旧函館区公会堂の保存修理について

西部地区のランドマーク,元町公園の上にあります国の重要文化財「旧函館区公会堂」は,

明治40(1907)年の大火で町会所(および同所にあった商業会議所)が焼失したことから,

集会所や商業会議所事務所として明治43(1910)年に現在の場所に建てられたものです。

翌明治44(1911)年には皇太子(のちの大正天皇)の行啓の際の行在所として使用されたほか,

講演会や音楽会など様々な形で利用され,戦中戦後の混乱期を越えて市民に親しまれてきました。

昭和49(1974)年国の重要文化財に指定され,昭和55(1980)年から57(1982)年に大規模な保存修理を実施しました。

その後観覧施設として市内有数の観光名所となりましたが,風雪などの影響で各所に傷みが出ておりますことから

このたび約30年ぶりの大規模な保存修理を実施し,同時に建物の耐震補強も行うこととなりました。

今後,保存修理工事の進捗状況を随時公開するとともに工事現場見学会等につきましてもお知らせいたします。

 

 

 休館期間 

 平成30年10月1日から平成33年春まで(予定) 

 

 

 

 

重要文化財旧函館区公会堂(保存修理前)

 

 

保存修理工事の進捗状況

平成30(2018)年12月5日(水)


足場組立中(本館正面)


天井構造調査中(2階音楽室)


天井構造調査中(2階大広間)


12月に入り,足場の組み立ては順調に進んでいます。

館内では専門家による天井の構造調査を実施しました。

公会堂の天井は漆喰で塗られており,明治当初に塗られた部分と昭和修理で塗り直された部分があります。

今回の調査では天井漆喰の状態を調べて,強度を確認しています。

 

 平成30(2018)年11月27日(火)


館内備品を運び出した後(1階大食堂)


足場組立中(本館正面)


足場組立中(附属棟)


 

 

公会堂は平成30(2018)年10月1日から閉館し,館内の家具や備品の搬出など保存修理のための準備を進めました。
これまではまだ外観のみは見ることは可能でしたが,11月中旬から建物の周りに工事用の足場を組み始めました。

今後足元から屋根まで足場を組み立てていき,建物全面が覆われるのは12月中旬~下旬になる予定です。

 

関連ページ

函館市重要文化財旧函館区公会堂 (市ホームページ)

 

重要文化財旧函館区公会堂保存活用計画 (市ホームページ)

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