公開日 2022年04月01日
更新日 2025年10月29日
消火器の破裂事故にご注意を!!
古くなった消火器による事故が全国的に相次いで発生していますので、以下のことに注意してください。
・事故防止のため、腐食や変形等のある消火器は絶対に使用しないでください。
・廃棄しようとする消火器は、絶対に自分で解体・放射しないでください。
・消火器は雨風にさらされる場所や湿潤な場所を避けて設置し、屋外に放置しないようにしましょう。
・もう一度ご自宅や会社に設置している消火器の確認をお願いします。
消火器の主な事故累計や取り扱い時に注意点については、総務省消防庁のホームページをご覧ください。
消火器の廃棄方法について
・長年使用していない消火器や腐食が進んだ消火器は、容器破裂の危険性が大きいので、速やかに廃棄しましょう。
・消火器は一般ごみとして捨てることができないため、リサイクル処分しなければなりません。
・リサイクル方法については以下をご参照ください。
古くなった消火器を、ゴミとして出すことはできません。
※ 消防では消火器の改修・処分は一切行っておりません。
消火器の使用方法について
1.消火器上部の安全栓(黄色いピン)を上方へ引き抜きます。この時、ピンが抜けると同時にレバーを誤って握らないように注意してください。
2.ホースの先端を持って、火元へ向けます。ホースの根本を持つと噴射の勢いでホースが暴れ、狙いが定まりませんので注意してください。
3.レバーを握り、消火薬剤等を噴射します。煙に惑わされず、燃えているものにかけるようにしてください。炎に近づきすぎると危険です。ある程度距離をとり、可能であれば徐々に接近してください。
消火器使用の注意点
・日頃から消火器を点検し、設置場所を把握しましょう。また、消火器に記載されている説明を読みましょう。
・火災のときは大きな声で火災を知らせ、周囲の人と協力・連携し、初期消火と並行して119番通報、避難誘導を実施してください。
・初期消火のときは、いつでも避難できるよう、必ず避難口を確認し、避難口を背にして行ってください。
・消火器で初期消火可能な目安は、炎が天井に届くまでです。危険を感じたら、迷わず避難してください。
・消火器により初期消火が成功した場合でも、再度燃え上がることもあります。必ず消防機関へ通報してください。