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企画書の提出について

公開日 2026年10月01日

更新日 2026年10月05日

回答

受付年月日

令和8年9月7日

ご意見等要旨

平素より函館市の観光振興ならびに市政の発展のため、ご尽力されていることに心より敬意を表します。

このたび、函館の観光振興、地域経済の活性化、さらには将来的な人口減少の抑制につながる可能性のある構想として、私案ではございますが、別添の企画書を提出させていただきます。

企画書の名称は、「函館山を中心とした新たな観光交通ネットワーク構想」です。

本構想では、
(1)地上ロープウェイの整備
(2)函館山山頂付近の大規模駐車場の整備
(3)函館山からの下りルートの新設
の3つを柱として、函館市内の主要観光地と函館山を新たな交通ネットワークで結ぶことを提案しております。

函館には、五稜郭、函館駅、ベイエリア、元町地区、函館山など、全国さらには海外からの観光客を惹きつけることのできる、非常に魅力的な観光資源があります。

これらの観光資源をより有効に結び付け、観光客が市内を移動しやすい環境を整えることで、函館市内の回遊性を高めるとともに、観光客の増加、宿泊需要の拡大、雇用の創出、地域経済の活性化など、函館市全体の発展につながる可能性があるのではないかと考えております。 

一方で、本構想の実現には、歴史的景観や景観条例、函館山の自然環境、関係法令や許認可、用地、道路、事業費及び財源、国・北海道・函館市・関係機関との調整、民間事業者との連携など、多くの課題があることも十分承知しております。

しかしながら、これらの課題について、最初から「できない理由」を探すのではなく、「どうすれば実現できるのか」「どのような方法なら実現可能なのか」という前向きな視点から、ぜひ一度ご検討いただきたいと考えております。

本企画書は、専門的な調査や事業化の可否を判断したものではなく、あくまでも一市民からの提案・構想です。

だからこそ、行政、関係機関、専門家、民間事業者等の皆様において、それぞれの専門的な立場から検討していただくことで、現在の構想をさらに現実的で実現可能な計画へ発展させることができればと願っております。

お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、別添企画書をご一読いただき、函館の将来を考える一つの提案として、前向きかつ積極的にご検討いただけましたら幸いです。

また、本構想につきまして、担当部署が他にございましたら、関係部署への情報共有ならびにご検討についてもご配慮いただけますと幸いです。


 【提出資料】

1.「函館山を中心とした新たな観光交通ネットワーク構想」企画書 一式 

企画書 
函館山を中心とした新たな観光交通ネットワーク構想 
― 地上ロープウェイ・山頂駐車場・下りルートの整備 ―

1.企画の趣旨

函館市には、五稜郭、函館駅、ベイエリア、元町地区、函館山など、多くの観光資源があります。

一方で、函館山山頂へのアクセスについては、現在、車両による登山及び既存ロープウェイが主な手段となっています。特に観光客が集中する時間帯には、山頂周辺の駐車スペースや道路交通について、さらなる改善・検討の余地があります。

そこで、函館市内の主要観光地を結ぶ新たな交通ネットワークを構築し、函館山へのアクセスを含め、市内観光地を効率的に回遊できる仕組みを整備することを提案します。

2.具体的な提案

(1)地上ロープウェイの整備

函館市内の主要観光地を結ぶ交通手段として、横浜・桜木町周辺のような地上ロープウェイ(都市型ロープウェイ)を設置する構想です。

次の6か所をステーション候補としています。

  • 五稜郭タワー周辺
  • 五稜郭丸井デパート周辺
  • 函館駅周辺
  • 西波止場周辺
  • 旧函館区公会堂周辺
  • 函館山山頂

特に、旧函館区公会堂周辺から函館山山頂へ向かうルートを設けることで、市街地から函館山山頂までの新たな観光アクセスを確保します。

また、今後の検討において、函館朝市、ベイエリア、元町地区など、観光客の利用が見込まれる場所についても、ステーション設置の可能性を検討します。

3.函館山山頂へのアクセス手段の多様化

現在の函館山山頂へのアクセスは、17時までの車両によるアクセス既存ロープウェイが中心となっています。

元資料では、17時以降は車両の乗り入れが禁止されることが示されています。

ここに新たなロープウェイ等の交通手段を加えることで、山頂へのアクセス方法を増やし、より多くの観光客を安全かつ効率的に移動させることを目指します。

4.山頂付近に大規模駐車場を整備

現在の函館山山頂付近の駐車場は、観光客が集中した場合には十分な収容能力を確保することが難しいことが課題として考えられます。

そこで、現在の駐車場とは別に、山頂付近に新たな大規模駐車場を整備することを提案します。

なお、実際の整備にあたっては、自然環境、景観、土地利用、道路、関係法令等について、行政及び関係機関による十分な調査・検討が必要となります。

本企画では、現段階で実現の可否を判断するものではなく、「可能性を含めて前向きに検討する」ことを提案するものとします。

5.函館山下りルートの新設

現在、函館山山頂へ車両で登るルートは1か所となっています。

そこで、新たに山頂から下る専用ルートを整備することを提案します。 
(1)地上ロープウェイ
(2)山頂駐車場
(3)車両での下りルートの新設

例えば、 
登りルート → 山頂 → 下りルート 
という流れをつくることで、車両の流れを整理し、混雑時の交通処理能力を高めることが期待できます。

将来的には、登りと下りを分離した交通体系についても検討することが考えられます。

6.3つの提案を一体的に整備する

今回の提案は、
(1)地上ロープウェイ(市内観光地をつなぐ)
 ↓
(2)山頂付近の大規模駐車場(自動車によるアクセスを支える)
 ↓
(3)山頂からの下りルート(車両交通を円滑にする)という、3つの施策を組み合わせるものです。  

単独で整備するのではなく、これらを「函館市の観光交通ネットワーク」として一体的に検討する 
ことで、より大きな効果が期待できます。

7.期待される効果

本構想が実現した場合、次のような効果が期待されます。

(1) 観光客の回遊性向上
五稜郭、函館駅、ベイエリア、元町、函館山などを効率的に移動できるようになり、市内観光の回遊性向上につながります。

(2) 函館山へのアクセス向上 
既存のアクセス手段に加えて新たな交通手段を確保することで、山頂へのアクセス方法を多様化できます。

(3) 交通混雑の緩和
山頂への車両交通を整理し、新たな下りルートを設けることで、交通の円滑化が期待されます。

(4) 観光客の滞在時間増加
複数の観光地を移動しやすくすることで、市内の滞在時間を延ばす効果が期待されます。

(5) 観光産業への経済効果
観光客が市内各地域を移動することで、飲食店、土産店、宿泊施設等への経済波及効果が期待されます。

(6) 函館の新たな観光名所
地上ロープウェイそのものを観光資源として位置付けることも可能となります。

8.今後検討すべき事項

本構想を具体化するためには、今後、以下について専門的な調査・検討が必要となります。

  • ステーションの設置場所
  • 各ステーション間のルート
  • 輸送能力及び運行方法
  • 建設費・維持管理費
  • 用地の確保
  • 道路・交通への影響
  • 函館山の自然環境への影響
  • 歴史的景観・景観条例等との関係
  • 安全対策
  • 山頂駐車場の候補地
  • 新たな下り道路のルート
  • 関係法令及び許認可
  • 国・北海道・函館市・関係機関との調整
  • 民間事業者との連携
  • 事業費及び財源

これらについて、行政、交通事業者、観光関係者、専門家等による検討を行うことが必要です。

9.まとめ・提案

函館には、多くの魅力ある観光地があります。

しかし、それぞれの観光地を効率的につなぐ交通手段については、さらに発展させる余地があります。 

そこで、
「市内観光地を結ぶ地上ロープウェイ」
「函館山山頂付近の大規模駐車場」
「函館山の下りルート新設」
の3つを柱とした、新たな観光交通ネットワークの構築を提案します。

本構想は、単に新しい交通手段を作ることを目的とするものではなく、函館市内の観光地を一つのネットワークとして結び、函館山を含めた市内全体の観光振興につなげることを目的とするものです。 

まずは、関係機関において本構想の可能性について検討していただき、実現可能な部分から具体的な調査・検討を進めていただくことを提案します。

【企画の全体イメージ】 

五稜郭
 ↓
五稜郭丸井周辺
 ↓
函館駅
 ↓ 
西波止場・ベイエリア
 ↓
旧函館区公会堂・元町
 ↓ 
函館山山頂

これに加えて、
函館山登りルート
 ↓
山頂
 ↓ 
新設下りルート

そして、
山頂付近の大規模駐車場

を組み合わせることで、「函館市街地 ⇔ 函館山」を一体化した観光交通ネットワークを目指します。

※追伸

本構想を実現するためには、歴史的景観・景観条例、函館山の自然環境への影響、関係法令及び許認可、国・北海道・函館市・関係機関との調整、民間事業者との連携、事業費及び財源の確保など、多岐にわたる課題について検討する必要があります。

もちろん、これらの課題を一つ一つ慎重に検証することは重要です。

しかしながら、初めから「できない理由」を探すのではなく、「どうすれば実現できるのか」「どのような方法なら実現可能なのか」という視点に立ち、できる方法や可能性を積極的に模索していただき、実現に向けて一歩ずつ前進していただきたいと考えております。

この「函館山を中心とした新たな観光交通ネットワーク構想プロジェクト」((1)地上ロープウェイ (2)山頂駐車場 (3)下りルートの整備)が実現・成功すれば、函館の観光振興にとどまらず、地域経済全体への大きな波及効果が期待できるものと考えます。

具体的には、
日本人観光客及び外国人観光客(インバウンド)の増加
観光需要の拡大に伴う宿泊施設の新設・増加
ホテル従業員、交通・観光施設の運営・保守管理等における雇用の創出
観光関連産業の活性化及び地域経済の成長
函館への移住・定住を促す新たな機会の創出
人口減少の抑制につながる可能性 など、函館市全体にさまざまな効果をもたらすことが期待されます。

市の回答

(1)地上ロープウェーの整備について

このたびは,交通ネットワークに関するご意見をいただきありがとうございます。

ご提案いただいた地上ロープウェーにつきましては,交通ネットワークに係るご意見として今後の参考とさせていただきます。

(2)函館山山頂付近の大規模駐車場の整備について

函館山におきましては,登山道における車両渋滞や安全対策,山頂駐車場の混雑や駐車スペースの適正な利用など,多くの課題があるものと認識しております。

これらの課題につきましては,交通対策や利用環境の改善,施設の適切な維持管理に加え,持続可能な管理運営手法の在り方について検討していく必要があると考えており,このたびのご提案も今後の検討において参考とさせていただきます。

(3)函館山からの下りルートの新設について

函館山登山道につきましては,北海道が管理する道路でありますが,過去には自然保護の観点から函館山周遊道路の計画が中止された経緯があります。

このたびご提案のありました下りルートの新設案につきましては,北海道や関係機関と情報共有していきたいと考えております。

回答区分

その他

担当部課名(電話番号)

  • 企画部計画推進室新幹線・地域交通政策課(21-3626)
  • 土木部公園河川整備課(21-3430)
  • 土木部公園河川管理課(21-3459)

回答年月日

令和8年10月1日

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お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630