公開日 2025年08月28日
更新日 2025年09月02日
回答
受付年月日
令和7年8月14日
ご意見等要旨
函館市は、魅力度ランキング上位で観光に力を入れているが、それに比較してスポーツに関しては市の施策は十分でないと感じている。野球、サッカー、バスケなどの競技も高校から社会人まで、残念ながらレベルが低くプロのチームもない。認知されているのはモルックや陸上などで、他は個人で取り組んだ競技である。野球の誘致を市民がここで幾度かされていたが、難しいのは理解できるがやる気すら感じられない。市が取り組むことではないのですか。
今回はサッカーに関して確認と質問をします。
- Jリーグは、シーズンが変更されるが函館市はプロサッカーチームのサマーキャンプの誘致は考えましたか。
- プロサッカーチームのキャンプ誘致について経済効果や子供達の教育、スポーツ振興に関してどのように認識していますか。
- 東北地方の大学のサッカーチームや高校のチームのサマーキャンプの誘致について提案しますがどうお考えですか。
- スポーツ振興や誘致の市の実績とキャンプの誘致に関して市の意識と取組み(目標や施策があるのか)を教えて下さい。
- 市に全て依存するわけではなく、市民や個人と市が協働して成り立つものと認識しています。市はどのような考えで今後どのように取り組むのですか。
市の回答
2026年度から,Jリーグが秋春制に移行することに伴い,各チームにおきましては,シーズン開幕前のキャンプを冷涼な地域で行うことが検討されており,北海道や北東北地方が注目されているところであります。
こうしたことから,本市におきましては,昨年からJリーグキャンプの誘致について検討しており,本年1月に,北海道渡島総合振興局が立ち上げた「おしまJリーグ合宿誘致連絡会議」に参加し,渡島圏域一体として,Jリーグチームのみならず,大学などへの誘致活動を積極的に行っているところであります。
現在,沖縄県においてJリーグ等のキャンプが行われておりますが,経済面や子ども達への教育,スポーツの振興に大きな効果が出ているところであり,本市のみならず,渡島圏域として,今後,キャンプ地としての位置づけを確立していきたいと考えております。
そのためには,市民はもとより,各種企業の皆様との協働が重要でありますことから,キャンプの実現のためにも,ご理解,ご協力を求めて参りたいと考えております。
また,これまでもスポーツ合宿や大会の誘致に取り組んでおり,プロスポーツはサッカーのみならず,野球,バスケットボール,バレーボールなどは試合の開催を,また道内の高校などに対しては合宿誘致を例年行っております。
さらに,合宿や大会に対し,令和6年度は合宿で44団体1,030人,大会で36件の補助金を交付しているところであり,市民に対するスポーツ振興はもとより,合宿や大会で本市を訪れる方々の宿泊等による経済効果を考慮しながら,今後も誘致活動を行い来函者の増に努めてまいります。
しかしながら,市内のスポーツ施設は市民利用も相当数ありますことから,合宿や大会に偏ることで,市民利用を圧迫することのないよう,両者に理解や協力を求めながらスポーツ振興を図ってまいりたいと考えております。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
教育委員会生涯学習部スポーツ振興課(21-3475)
回答年月日
令和7年8月28日