公開日 2025年08月06日
更新日 2025年08月07日
回答
受付年月日
令和7年7月24日
ご意見等要旨
- 札幌延伸に関して
このままでは函館市が陸の孤島と化す危険性があるため,函館市は札幌延伸について明確に反対を表明すべきである。どうしても札幌延伸が必要だと国,北海道,JRが主張する場合は「山線の存続」「室蘭線の特急『北斗』の存続」「新幹線専門の『日本高速鉄道』の設立と山線の存続を求める」こと。 - 山線存続について
山線が廃止されれば,かえって不便になることは自明の理。函館市の問題として真剣に取り組むべき。また,かつて有珠山が噴火し室蘭線が不通となった際に山線の利便性が見直された。在来線は新幹線を補完する存在で,安易に廃止や経営分離してよいものではない。山線は存続させる必要がある。 - 山線利活用策について
山線については,地域交通,観光列車,周遊列車,蒸気機関車の動態保存列車の運行を求める。 - 新幹線の函館駅乗り入れについて
函館駅乗り入れには賛成だが,札幌駅と同時開業などと悠長なことを言っている場合ではない。函館駅への先行乗り入れが理想。ただし,コスト面などを考え,桔梗駅への先行乗り入れを提案しては如何か。駅名は「新函館桔梗」とするのは如何か。現在の新函館北斗は「北海道北斗」「渡島北斗」に改称を求めるべき。 - 付記・函館市の人事制度について
定期的に人事異動をさせるべきではない。長期的プロジェクトに関しては,メンバーを固定する,部長は交代しても担当は留任させるなどの柔軟性が必要。
市の回答
このたびは新幹線の函館駅乗り入れの検討などについてご意見をいただきありがとうございます。
北海道新幹線の札幌開業につきまして,これまで本市では,北海道新幹線建設促進期成会などを通じ,早期実現を強く求めてきたところであり,一日も早い完成・開業に向けて,引き続き,関係自治体や関係団体と一丸となって要望を行ってまいります。
また,函館本線(長万部~小樽間)の廃止・バス転換につきましては,北海道新幹線並行在来線対策協議会後志ブロック会議において決定されたものでありますので,ご理解願います。
また,新幹線の函館駅乗り入れ検討につきましては,現在,JR北海道などの関係機関と,疑問点やご意見を伺うなど事務レベルでの打ち合わせを進めているところであり,今後においても,こうした打ち合わせを重ねるとともに,課題の整理やその対応策の検討について,引き続き取り組んでまいります。
職員の人事異動につきましては,多様な職務の経験を通じて能力開発を図るという人材育成の視点,組織目標の達成のため適材適所に人材を配置するという視点に立ち,人事評価その他の能力の実証に基づいて行っております。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
企画部計画推進室新幹線対策担当(21-3626)
総務部人事課(21-3667)
回答年月日
令和7年8月6日