中学2年生のピロリ菌検査事業

2020年4月3日

函館市では,胃がんなどの原因となるピロリ菌を早期発見し,早期の除菌治療に結びつけることで,次世代を担う子どもたちのピロリ菌による胃の病気のリスクを減らすこと等を目的として,中学生(2年生)を対象としたピロリ菌検査を無料で実施しています。

本事業のピロリ菌検査は,検査申込書を提出した方のみに実施する任意の検査ですが, 将来の胃がん予防等のために,対象となる方は,ぜひ,本事業のピロリ菌検査にお申込ください。

 

ピロリ菌について

ピロリ菌(正式名称はヘリコバクター・ピロリ)は,胃の中に生息している細菌で,多くの研究により,慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍,さらには,胃がんなどの原因となっていることが判明しています。

特に,日本人の胃がんの98%が,ピロリ菌の感染が原因であると言われています。ピロリ菌の感染経路は,幼少時における経口感染と推察されており,ピロリ菌を除菌すると胃がんの発症が抑えられることが認められておりますが,その除菌効果は,年代によって異なっており,感染期間が短い,若い世代(30歳くらいまで)のうちに除菌すると,ほぼ100%効果があると言われています。

 

対象者

当該年度の4月現在,函館市内の区域にある中学校に在学している中学2年生の生徒のうち,検査を希望し,生徒本人と保護者が同意した方(期日までに検査申込書を提出した方)

 

一次検査の申込方法

一次検査は,毎年4月~5月に各中学校が実施する学校健診の際に学校に提出する尿で検査を行います。

学校健診の実施前に中学校経由でご案内の文書,検査申込書等を中学2年生の保護者の皆様に配布しますので,検査を希望される方は,配布された検査申込書に必要事項を記入して,指定日に学校に提出してください。検査申込書が提出されなかった方の検査は行うことができませんので,希望される方は,期日に忘れずに提出してください。

 

検査方法

ピロリ菌の検査には,内視鏡(胃カメラ)を用いる検査と,内視鏡検査を必要としない検査(血液,尿,便,呼気)があります。本事業の中学生に対するピロリ菌一次検査は,尿中抗体検査で行います。この検査による副作用などはありません。尿は,学校健診の際に学校に提出する尿で検査をします。

尿検査の正確性は100%ではありませんが,陰性の場合には,100%に近い確率でピロリ菌に感染していないこと,陽性者の約35%が偽陽性(本当はピロリ菌に感染していない)であることがわかっています。

そのため,一次検査で陽性と判定された生徒には,二次検査(精密検査)として,尿素呼気試験という検査を医療機関で行い,より正確に判定します。二次検査の該当者へは,別途説明書を送付いたします。

なお,この事業で行う一次検査,二次検査の費用負担はありません。 

 

検査結果の通知方法

一次検査,二次検査の結果は,いずれも,市から保護者宛に郵送します。

なお,一次検査で陽性と判定された生徒の結果通知には,二次検査に係る説明書等を同封いたします。

 

二次検査の結果,陽性と判定された方へ

二次検査(尿素呼気試験)を受けた結果,陽性と判定された方はピロリ菌に感染していると考えられますので,ピロリ菌の除菌治療をお勧めします。

一般的には,30歳くらいまで(女性ではそれに加えて妊娠前まで)の早期に除菌することで胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に加え,より確実な胃がんの予防効果が見込めると言われています。

なお,除菌治療にかかる費用は自己負担です。

また,お子さんがピロリ菌陽性である場合,家族の中にピロリ菌に感染している方がいる可能性が非常に高いと言われています(子どものピロリ菌感染の約80%は家族内感染と言われている。)ので,この機会に,家族の方もピロリ菌検査を行うことをお勧めします。

 

本事業における二次検査実施医療機関および除菌治療実施医療機関は,「ピロリ菌二次検査および除菌治療実施医療機関一覧」をご参照ください。

ピロリ菌二次検査および除菌治療実施医療機関一覧.pdf(171KB) 

 

問合せ先

函館市 保健福祉部 健康増進課

電話 0138-32-1545

    

 

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