平成30年度　函館市明るい選挙啓発ポスター入賞作品

審査員からの講評

 ～未来のために投票します～

　おじいさん，おばあさん，おとうさん，おかあさん，子どもたち，みんなが  それぞれの願いを込めて投票し，明るい未来をつくることにつなげようというメッセージが伝わってきます。

　一人一人の顔がとても個性的で，たくさんの笑顔にあふれているので，温かい気持ちにさせてくれる作品です。 

 ～めざせ!投票率の金メダル!～ 

　2年後の東京オリンピック・パラリンピックを意識しながら「投票率の金メダル」ポスターを描いています。女子水泳選手が最近行われたアジア大会のデザインユニフォームであることから最近仕上げたことが伝わってきます。

　来年行われる地方・国政選挙に向けて「TOHYO2019」と黒いレタリングは目を引きます。「ひとりひとりが日本代表」の赤いレタリングは，今からプールに飛び込もうと緊張している選手の勇気と責任感がポスターを見る人の目に触れ，投票率アップへ拍車をかけることでしょう。

 ～活かせ 君の一票～

　高校生の姿を中央に大きく配置していて，「若い自分達が積極的に投票しよう」というメッセージを感じさせる作品です。

  また，三世代の一人一人の顔が明るい表情で描かれていて，一票一票に込められる明るい未来を感じさせてくれます。

  投票する行動を通してこそ私たちの夢や主張が活かされていくというメッセージが明確に伝わってくる作品となっています。

審査員からの講評

 ～18歳，ミライを変えよ。～

　「18歳  ミライを変えよ」と少なめのレタリングです。逆に18歳の女子学生の後姿が明日から未来に向けて投票に行く決意が伝わってくる作品です。

  2年前からスタートした18歳からの選挙権。特に若者の選挙投票離れが心配されている中で18歳になる高校生が投票用紙を握る姿のポスターは力強さと責任感・決意が伝わってくる作品です。

  見る者の目と心に大いに若者の姿勢が伝わることでしょう。

 ～未来は晴れ模様～

　 キャッチフレーズと構図や色調が良く合っており，トータルバランスの高い作品です。

   特に投票用紙を手に持った太陽は大きな存在で，温かな未来への希望を予感させてくれます。

   作品の仕上がりも丁寧で，選挙への関心を高めるための要素が感じられます。

 ～一票って，重い。～

   一票の投票に対する行動力，一人一人の願いや希望の重さを，本来は水に浮くはずのない投票用紙に込めて主張しようとする意図が明確に伝わる作品です。

   また，太陽という希望の光を受けた投票用紙やグラデーションによる水の深さの表し方，そして，最小限のキャッチコピーによるインパクトの工夫など，たいへんていねいに描かれた完成度の高い作品です。

函館市立本通小学校6年
梅田  望花　さん 

投票は、朝7時から夜8時まで