公開日 2017年07月26日
更新日 2026年03月16日
ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナは,コクサッキーウイルスなどが原因となる感染症です。乳幼児を中心に夏季に流行する,夏かぜの代表的疾患です。
主な症状について
感染してから2~4日後に,発熱に続いて,のどに痛みと水疱(すいほう)が現れます。発熱は1~3日続き,食欲不振,全身のだるさ,頭痛などを起こします。乳幼児はのどの痛みにより不機嫌,拒食,哺乳障害などが出現し,脱水症になる場合があります。
一般的に経過は良好で,2~3日以内に回復します。しかし,合併症として,熱性けいれん,脱水症,小児ではまれに髄膜炎や心筋炎などの注意が必要です。
感染経路について
感染経路は,主に感染者の咳やくしゃみ,唾に含まれるウイルスを吸い込む飛まつ感染,水疱の内容物や便に排出されたウイルスなどが手を介し,口や眼などの粘膜に入る経口感染,接触感染です。
症状消失後も感染者からウイルスを排出しており,回復後1~2週間はせきやくしゃみのしぶき(飛まつ)や鼻汁から,数週間から数か月まで便中にウイルスが排出されています。便が付いたおむつや下着などに触れた後は,石けんを使用して手洗いをしてください。
治療について
ワクチンや特別な治療法はなく,経過観察を含め,症状に応じた治療となります。
予防方法について
しっかりと手洗い,うがいをしましょう。感染者との密接な接触や,タオルの共用を避けましょう。また,普段からトイレの後やおむつ交換後の石けんを使用した手洗いを徹底しましょう。
関連リンク
(2) 国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト ヘルパンギーナ

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