安全な自転車運転を

2022年7月26日

 自転車による妨害運転(あおり運転)が公安委員会からの自転車運転者講習受講命令の対象となる,危険行為に追加されました。(令和2年6月30日施行)


  クルマのあおり運転に相当する以下のような自転車の行為も「妨害運転」に規定され,公安委員会から自転車

運転者講習受講命令の対象となる危険行為のひとつとなりました。

 

  妨害運転
     自動車やバイク,他の自転車の通行を妨げることを目的とした自転車運転者の行為
     ・逆走して進路をふさぐ
     ・幅寄せ
     ・急な進路変更
     ・不必要な急ブレーキ
     ・ベルをしつこく鳴らす
     ・車間距離の不保持
     ・追い越し違反

 

自転車安全利用五則

自転車安全利用五則は,自転車に乗るとき守るべきルールのうち,特に重要なものを取り上げています。

自転車の安全運転のために,乗る方はもちろん歩行者の方も確認してみてください。

 

自転車安全利用五則(平成19年7月10日 中央交通安全対策会議交通対策本部決定)

1.自転車は,車道が原則,歩道は例外

  • 自転車は車両の仲間なので,原則として車道を通行します。
  • 自転車道があるところでは,自転車道を通行すること。
  • 普通自転車歩道通行可の標識がある歩道は,普通自転車で通行できます。

  ※普通自転車とは,道路交通法第63条の3に定められる,「車体の大きさ及び構造が内閣府令で定める

         基準に適合する自転車で,他の車両を牽引していないもの。」

     

     道路交通法第63条の3の内閣府令で定める基準は,次の各号に掲げるとおりとする。

     一 車体の大きさは,次に掲げる長さ及び幅を超えないこと。

       イ 長さ 190センチメートル

       ロ 幅  60センチメートル

      二 車体の構造は,次に掲げるものであること。

        イ 四輪以下の自転車であること。

      ロ 側車を付していないこと。

      ハ 一の運転者席以外の乗車装置(幼児用座席を除く。)を備えていないこと。

      ニ 制動装置が走行中容易に操作できる位置にあること。

              ホ 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。 

  

  • 13歳未満の子ども,70歳以上の高齢者,体の不自由な人は,歩道を自転車で通行できます。
  • 車道の幅が狭いなど,やむを得ない場合には例外として歩道を通行できます。

    

  

2.自転車は左側を通行

  • 車道の左端を走ること。
  • 路側帯を通行できますが,歩行者の通行を妨げないこと。

 

3.歩道は歩行者優先で,車道寄りを徐行

  • 歩道を通るときは,すぐ停止できるような速度で徐行すること。
  • 歩行者の通行を妨げるおそれのある場合は,一時停止します。
  • 警音器を歩行者に対して,歩道などでみだりに鳴らさないこと。

   ※あくまでも歩行者が優先です。必要に応じて自転車から降りましょう。

 

4.安全ルールを守る

  • 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止。
  • 夜間はライトを点灯。昼間でもトンネルや濃霧の中ではライトを点灯しましょう。
  • 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認。
  • 運転中に傘をさしたり,携帯電話の通話・操作はやめましょう。

 

5.子どもはヘルメットを着用

  • 保護者の方は,13歳未満の子どもを自転車に乗車させるときは,ヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。

  

(一社)日本損害保険協会では「自転車安全利用五則」を中心に,自転車を運転するときのルールや基本的なマナーなどについてわかりやすくまとめた資料を提供しています。

「知っていますか?自転車の事故 ~安全な乗り方と事故への備え~」

https://www.sonpo.or.jp/report/publish/bousai/trf_0002.html

 

 公安委員会からの自転車講習受講命令について

 平成27年6月1日より施行された改正道路交通法では,自転車乗用中に危険なルール違反を繰り返し,以下の「危険行為(15項目)」を3年以内に2回以上摘発された自転車運転者は,公安委員会の受講命令に従い,自転車運転者講習を受講しなければなりません。

 

 

対象となる危険行為

 

 1 信号無視      9 環状交差点安全進行義務違反など                     
 2 通行禁止違反  10 指定場所一時不停止など
 3 歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)  11 歩道通行時の通行方法違反
 4 通行区分違反  12 ブレーキ不良自転車運転
 5 路側帯通行時の歩行者の通行妨害  13 酒酔い運転
 6 遮断踏切立ち入り

 14 安全運転義務違反

 7 交差点安全進行義務違反など

 15  妨害運転(令和2年6月30日施行)

 8 交差点優先車妨害など    

 

   koushu4.jpg

 ※15項目の悪質運転危険行為 (392Bytes)

函館市の自転車に係る交通安全への取り組み

 

 函館市における交通事故のうち自転車の関与する事故

  

自転車の関与する事故の件数は減少傾向にありますが,交通事故全体に占める割合は2割近くとなっています。

身近で便利な自転車ですが,自転車は車両つまり「車のなかま」という意識を持ち,ルールを守り安全な運転を心がけましょう。

 

年(暦年)

H24

H25

 H26

H27

 H28 

 H29 

 H30 

  R1 

  R2 

  R3 

交通事故件数[総数](件) 

1,021

  867

  738

  724

709

 644

584

500 365 450

車両対自転車(件)

   183

  151

  132

  155

125

 108

101

99 76 68

交通事故全体に占める割合(%)

  17.9

  17.4

  17.9

  21.4

17.6

 16.7

17.3

19.8 20.7 15.1

 

※注)「車両対自転車」は,「自動車対自転車」と「自転車同士」の数値

 

安全利用を呼びかける啓発活動

 

函館市では自転車の利用頻度の多い高校生などに対し,交通安全教室を開催するほか,関係団体と協力し自転車の安全運転の呼びかけや,自転車用の夜光反射材の取り付け等の啓発活動を行っています。

 

高校生自転車啓発の様子

 

 北海道自転車条例について

平成30年4月1日に北海道自転車条例が施行されました。

本条例で自転車利用者には

  • 乗車用ヘルメットの着用の努力義務(条例第5条第2項)
  • 自転車損害賠償保険等への加入の努力義務(条例第16条第1項)

 

 などが課されています。

北海道自転車条例については,以下からご覧下さい。

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/dms/kat/bicycle/jorei.html

 


ホームページに関するアンケートにご協力ください。


by
このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。

 

  • 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
  • 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
  • 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本市等のデータを利用している旨)を表示してください。
  • 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本市等が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
  • 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。

 

 

お問い合わせ

市民部 交通安全課
指導担当
電話:0138-21-3190
ファクシミリ:0138-21-3195