伝統的建造物群保存地区の概要

2016年3月31日

伝統的建造物群保存地区

 

伝統的建造物群保存地区は,函館山山麓から港へ向かう斜面地に広がる西部地区の東端に位置しています。
 旧税関(現海上自衛隊函館基地)敷地に近い港際から元町公園に至る,幅36メートル,長さ270メートルの坂道である基坂から,旧函館区公会堂の一画,さらにハリストス正教会の一画を経て大三坂を下り,港際の煉瓦倉庫群の一角に至る延べ約1.5キロメートルのコの字形の道筋に沿った町並みです。
 旧市街地である伝建地区は,明治,大正,昭和初期に建築された和風,洋風,和洋折衷様式の建築物が多数残されており,これらが坂道,街路等と融合しながら,特色のある町並みを形成しており,また明治から昭和にかけての都市の近代化の変遷過程が端的にうかがえる地区ともなっており,この地区が函館の中心的な役割を果たしてきたことをうかがうことができます。

 

伝統的建造物群保存地区の範囲

伝統的建造物群保存地区の範囲は,弥生町,大町,末広町,元町および豊川町の各一部で,面積約14.5ヘクタールとなっています。

 

伝統的建造物群保存地区の特性

伝統的建造物群保存地区は,重要文化財の旧函館区公会堂や函館ハリストス正教会復活聖堂などの文化財建造物をはじめとして,明治から昭和の初期にかけて建築された和風,洋風,さらには和洋折衷様式の建築物が建ち並び,函館らしい伝統的な町並みを形成しています。こうした町並みも,区域の性格や地形上の差異,さらには町並みを構成する建築物の外観のまとまりなどにより,次の二つの区域に分類することができます。

 

1 旧函館区公会堂周辺および函館ハリストス正教会復活聖堂周辺の区域

この地区は,かつての政治,文化の中心地であった歴史性を表す洋風の公共建築物や,開港による諸外国文化の流入を端的に表す宗教建築物などが建ち並び,函館を代表する特有の町並み景観を形成しています。また,この区域は,一般民家においても,洋風の住宅や和洋折衷の住宅,和風の住宅などが混在しており,良好な住宅地が形成されている地域です。

 

港ヶ丘通り

 

2 金森倉庫群周辺の区域

かつての港町としての繁栄をしのばせるレンガ造りの倉庫が建ち並び,他に類を見ない函館特有の町並み景観を形成しています。また,倉庫群周辺には,旧函館郵便局の建物などの業務施設のほか,函館の歴史と文化を伝える和洋折衷の元海産商の住宅などが数多く存在しています。

 

 

金森倉庫群

 

 

 

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