公開日 2026年08月13日
更新日 2026年08月17日
回答
受付年月日
令和8年7月27日
ご意見等要旨
函館市の財政運営について,意見をお伝えします。
令和7年第3回(9月)定例会の一般質問において,本市の財政基盤に関し,収支不足の圧縮・解消や基金残高の確保が必要であるとの答弁がありました。一方で,令和8年度に約29億円の収支不足が見込まれ,その原因は市税収入の割合の低さや義務的経費の高さといった構造的課題によるものと説明されました。また,財政調整基金の「一定程度の残高」については具体的な基準は示されておらず,廃止事業の見える化についても他都市の状況を調査するとの答弁がありました。さらに,レッドフラグ指標導入の提案に対し,市は調査研究を進めるとの答弁を行ったと承知しています。
私自身,行政の財政運営について専門的な知識を持つ立場ではありませんが,一市民として,あらかじめ一定の基準や分かりやすい情報発信があれば,市の財政状況を継続的に把握しやすくなり,早い段階での対応にもつながるのではないかと感じています。
そこでお伺いします。
- 財政運営における早期警戒のための指標,レッドフラグ指標のような仕組みについて,9月の答弁以降,どのように検討が進められているか教えていただけますでしょうか。
- 仮に指標の設定が難しい場合,その理由や課題について,可能な範囲で説明いただけますでしょうか。
- 廃止事業の見える化についても,同様に「調査してまいりたい」との答弁があったと承知していますが,その後の検討状況はいかがでしょうか。
- 指標という形でなくとも,財政状況の変化について,市民が定期的に把握できるような発信の工夫を検討する余地はありますでしょうか。
令和9年度から次期の行財政改革推進プランが始まると承知しています。この機会に,早期の気づきを可能にする仕組みについて,改めて検討いただければと思います。市民としても,函館市の財政状況を正しく理解したいと思っております。
ご回答,よろしくお願いいたします。
市の回答
レッドフラグ指標につきましては,財政運営上の危険信号を示す指標であり,早期に財政運営の改善や見直しを行うためのチェック機能を果たすものとして,経常収支比率や基金残高などに対して,独自の指標を設けている自治体があることは承知しており,また,廃止事業の見える化につきましても,公表の手法や時期など自治体により様々な方法により行われている状況であることを認識しております。
本市における財政状況等の周知につきましては,これまでも「健全化判断比率」や「今後の財政見通し」のほか,類似団体と比較した決算の状況を表した「財政の現状」や,決算額を家計に例え,わかりやすく,簡単にを心掛けて作成した「函館市の台所事情」などを公表し,周知を図ってきたところでございますが,レッドフラグ指標の設定や廃止事業の見える化を含め,財政状況や行財政対策の必要性などを,より分かりやすく周知・共有できる方法について,現在,他都市の事例を調査し,本市の状況に適した実施方法を研究しているところであります。
回答区分
その他
担当部課名(電話番号)
財務部財政課(21-3526)
回答年月日
令和8年8月13日