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キングサーモンの養殖について

公開日 2024年12月27日

更新日 2024年12月27日

回答

受付年月日

令和6年12月16日

ご意見等要旨

キングサーモン養殖の確立を期待し、9月に大森浜沖に設定した生簀が破損した件についての市民の声を提出した。その際、今後の生簀の設置場所と海水温について指摘した。11月から6月まで海上養殖するとあるが、設置場所についての回答や詳しい予定の説明もなく、計画通りに大森浜沖と認識し納得していた。11月から毎日、家から大森浜沖を双眼鏡で探しているが見当たらない。私は計画当初より、大森浜沖は大丈夫かと設置場所を確認し、市は9月にも素材を変えて沈めると回答された。生簀はどこにいってしまったのでしょうか?
(1)海上養殖を止めたのですか。場所を変えたのですか。海面下に沈んでいるのですか。
(2)養殖はどこで行われていて、魚種はキングサーモンですか。
(3)大森浜沖は計画段階から今年までで、破損や海水温は関係ないのですか。計画は予定通り進んでいるのですか。
(4)この事業は、計画の変更や修正は必須と認識している。しかし、市民のための事業であり、新しく知り得た情報は関係者だけでなく市民にいち早く公開し説明してほしい。

 

市の回答

キングサーモン完全養殖技術研究事業では,本年11月から大森浜海域に設置した浮沈式生け簀により,キングサーモン人工種苗を用いた海面養殖試験の実施を予定しておりましたが,生け簀の金網に亀裂が発生したことから,関係者間での協議により,今後は,生け簀の沈下は行わず常時浮体で運用することや網の素材を金属から化学繊維へ変更することを基本に,当該海域での耐久性や規模などを考慮したものを新たに製作することを決定いたしました。その後,さらに協議の継続や製作などに一定の期間が必要となることから,大森浜海域におけるキングサーモン海面養殖試験は延期し,外海に比べて静穏な海域である函館漁港内において実施することとし,並行して次年度以降の大森浜海域での実施に向け,新たな生け簀の仕様などについて,関係者間での協議を進めているところです。また,これまで使用していた浮沈式生け簀については,設置海域から撤去しております。
本事業では,国内で初となるキングサーモンの完全養殖技術の確立を目指しており,事業着手した令和4年度に天然キングサーモンを親魚とした人工授精により人工種苗の作出に成功し,令和5年度,令和6年度についても継続して人工種苗の作出に成功しておりますほか,令和8年度には,完全養殖の第一世代となる人工種苗を親魚とした完全養殖種苗の作出を見込んでおり,完全養殖技術の確立に向けた研究は,順調に進んでいるものと考えております。
本事業での研究内容や情報につきましては,学術研究の観点から取扱いに注意すべき内容が多く含まれておりますが,市民の皆様の関心が高いと思われる内容については,関係者と協議した上で,適切な形でお知らせしてまいりたいと考えております。

 

回答区分

説明

担当部課名(電話番号)

農林水産部漁業活性化対策担当(21-3339)

回答年月日

令和6年12月27日

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お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630