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「漁業者の年収2000万円」のその後は

公開日 2023年10月27日

回答

受付年月日

令和4年3月22日

ご意見等要旨

漁業をとりまく状況は厳しく、イカや昆布だけではなく多くの資源が減少し、さらに環境被害により漁業者の収入も減少していると思います。数年前に新聞や市の広報紙で、市は「漁業者の年収2000万円を目指す」と言っていたが、その後どうなっているのでしょうか。私の周りや知人には漁師が多く、函館市の漁業者の平均年収や取り巻く状況から夢物語と思いましたが、市はきっとやってくれるのだろうと期待していました。

当時、市は目指すことが重要であり今後ロードマップを作成すると話していました。数年経過した現在ロードマップはどこに掲示しているのですか。具体的にどこまで構想は進んでいるのでしょうか。どこにも示していないなら具体的にいつ、どこで、誰が、魚種は何で、どのような方法なのかを教えて下さい。また、「まだ考えていない」や「断念した」ということもあり得るのでしょうか。市民の声実施要綱第3条第3項に沿った回答をお願いします。

 

市の回答

漁業につきましては、労働環境が厳しいことや気象の変化、相場の変動などの外的要因に経営が左右され、担い手の減少が続いているため、所得の向上に向けた対策を講じることで魅力ある産業とし、担い手を確保しようという観点から、所得2、000万円を目指すという目標を掲げたところであります。

しかしながら、近年、地球温暖化に伴う海洋環境の変化等により、主要魚種であるスルメイカの不漁や天然コンブ資源の減少など、非常に厳しい経営状況が続いております。

このため市では、「函館市水産振興計画(第3次)」を策定し、天然資源に依存しない「つくり育てる漁業」を推進することにより、漁業所得を向上し漁業経営の安定化を図ることとしているところです。

今後は、基幹産業であるコンブ養殖漁業の生産増大や、希少性の高いキングサーモン養殖の事業化を目指す中で、各々の事業におけるロードマップなどを策定することとし、ブランド化等による価格向上や労働環境の改善による収益性の向上などにも取り組むことで、持続可能な漁業を実現するとともに、漁業所得の向上に努めてまいりたいと考えております。

 

 

回答区分

対応予定

担当部課名(電話番号)

農林水産部水産課(21-3335)

回答年月日

令和4年4月5日

 

対応状況

コンブ養殖技術の生産増大やキングサーモン養殖の事業化を目指すロードマップについては,現在策定中です。

 

更新年月日

令和5年10月27日

 

対応後回答区分

対応予定

 

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630