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災害時の弱者に対する市の対応

公開日 2018年09月26日

更新日 2019年02月27日

回答

受付月日

平成30年9月12日

ご意見等要

今回の地震は夏期に発生したため、なんとか乗り越えることができました。しかし、私の住んでいる市営住宅豊川改良団地はエレベーターもお風呂もない状態。今回は停電に加えて断水となってしまいました。ここの団地は電気を使って灯油や水を各家庭へ送るしくみになっています。これが冬期に発生した地震だったら、市民の生命に関わる重大な事態となっていたと思います。 

今回、市内の数か所で給水も行っていましたが、ここの住人(西部地区全体を見ても)は、1人暮らしの高齢者が多く、それに加え(私の主人は重度障がい者です。)車のない家庭がほとんどで、水を取りに行くこともできない人達が多かったと思われます。こうした事態を乗り越えるには、1.若くて体力がある 2.お金、ラジオ、スマートフォン、車を持っている、3.一軒家である などが条件のように思われ、そうじゃない人は「死んでください」と言われているようにしか感じられません。真面目な話、このような災害が今度は冬に発生した場合、(もう1度書きます。市民の生命に関わる重大な事態となります。)函館市としてはどのような対応を考えていますか? 

今回、私は、自転車で水を運びました。団地の全家庭にも配ってあげたかったのですが、持病があるため、無理で悔しい思いをしました。このような災害に対して、市と民間の企業やNPOなどとの協力や連携も必要ではないかと思います。 

一市民としても今回の停電や断水は躁うつ病(妻)、心臓病(夫)を持っている者にとっては不安で精神的にもかなりまいってしまいました。(トイレの水が出ないのが一番辛かったです。)なので、思ったこと感じたことを正直に書かせていただきました。

 

市の回答

水道水は、高台など水圧が低い地域では電力ポンプにより増圧して水を送っているため、停電した場合には水が出にくくなります。企業局では、そのような地域に応急給水所を設置するなどの対応を行いましたが、集合住宅での給水については、停電時でも建物の受水槽までは水が供給されているため、まずは建物を管理する管理人等へどのように対応したら良いか確認するよう、お願いをしていたところです。

なお、今回の胆振東部地震により、一部の市営住宅では、停電による送水ポンプの停止に伴い断水となりましたことから、その対応として、集会所の開放による配水や、近隣の応急給水所、避難所開設等の情報提供を実施いたしました。 

しかしながら、ご指摘のとおり、高齢者や障がい者の方々にとっては自力で水を確保することが困難であることから、今後は各団地の自治会や管理人とも連携し、どのような対応が可能か等について検討する必要があるものと考えております。

担当部課名

企業局総務課・都市建設部住宅課

 

回答月日

 

平成30年9月26日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630