公開日 2026年06月24日
更新日 2026年06月25日
回答
受付年月日
令和8年5月19日
ご意見等要旨
- アヤメ湿原は不可逆的な環境特性を有する生態系であり,その影響は局所にとどまらず広域に及ぶ。さらに,本地域は希少種および上位捕食者の生息環境とも密接に関係しており,その影響は広範かつ長期に及ぶ可能性がある。加えて,科学的知見が十分でない状況においては,環境への重大な影響を未然に防止する観点から,より慎重な判断が求められる。以上を踏まえれば,現段階の知見および評価内容を前提とする限り,本計画は立地の妥当性を欠くものと考えられ,白紙撤回を含めた抜本的な見直しが必要である。
- 最新の国際的な知見において,バードストライクを未然に防ぐ唯一かつ最も確実な対策は,「重要な生息地を避けること(適切な立地選定)」である。本計画地のように,希少猛禽類の行動圏およびアヤメ湿原という重要な生息・採餌環境を抱える場所での建設は,事後的な対策では到底カバーできない不可逆的な環境リスクを伴う。したがって,立地そのものの妥当性を根本から見直すべきである。
市の回答
再生可能エネルギー発電事業の実施にあたっては,動植物の生態系,災害リスク,森林や河川など,周辺環境に十分配慮する必要があることから,市といたしましては,環境への影響について適切な調査を行うよう,事業者に求めていくこととしておりますが,発電事業の実施により,地域の環境に対する重大な影響を回避・低減できない場合には,実施区域の変更や事業規模の縮小による計画の見直しなども必要であると認識しております。
当該事業につきましては,今後の環境影響評価方法書に対する知事からの意見照会に対し,ご意見をいただきました,希少猛禽類の生息状況やアヤメ湿原などを含む事業予定区域周辺の状況を踏まえ,事業者が適切に環境影響を評価するとともに,環境保全措置の検討に当たっては,環境影響の回避・低減を優先的に検討するよう,意見を述べてまいりたいと考えております。
回答区分
その他
担当部課名(電話番号)
環境部環境政策課(85-8197)
回答年月日
令和8年6月24日