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市長記者会見(令和5年5月10日)

公開日 2023年05月18日

記者会見

日時 令和5年5月10日 水曜日 午後1時

場所 市役所8階大会議室




【会見事項】

 

発表事項   特別職の人事について

 

各社質問



記者会見動画(YouTube 函館市公式動画チャンネル)

 

記者会見動画(発表事項,字幕付き)(YouTube 函館市公式動画チャンネル)

 

 

                                                         【一覧へ戻る】

 


発表事項

(市長)

お忙しいところお集まりいただき,ありがとうございます。

副市長等の特別職の人事案につきまして,お手元の資料に基づきご説明申し上げます。

まず,副市長についてでございますが,本年4月30日付けで退職いたしました谷口諭氏および平井尚子氏の後任として,現企業局長である田畑浩文氏および現市民部長である佐藤聖智子氏を適任と認め,選任するということで直近の議会に提案申し上げたいと考えております。

次に,監査委員についてでございますが,本年5月22日付けで任期満了となります小野浩氏につきましては,適任と認め,再度選任するということで直近の議会に提案申し上げたいと考えております。

また,このたびの田畑浩文氏の副市長選任に伴い,空席となる企業局長につきましては,現議会事務局長である手塚祐一氏を適任と認め,任命したいと考えております。

以上でございます。

 

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各社質問

 

(記者)

今お話いただいた特別職人事のねらいについて,教えてください。

 

(市長)

まず,田畑浩文氏は企業局長として務められて,市政の中枢,そして重要な決定の会議にも長く参加してきたという経験があります。そうしたことを評価しまして,副市長に選任したいと考えているところであります。

例えば,政策会議であるとか,あるいは市議会の答弁にあたっての協議など,市長,両副市長とか,そういう特別職が全員入って行う会議でありますが,そういう中に常に参画をしてきています。

次に,佐藤聖智子氏につきましては,市民部長を直近では経験をしております。また,教育委員会の経験もある。特に,私は市民部というものを非常に重要なセクションだと考えております。いわゆる管理部門とは違って,市民の皆様と直接接する,まさに市民の声を聴く,そういう最前線にいる部署であります。

また,昨今衰えてきているという地域コミュニティの活性化,そういったことを担う重要な部署において,直近で優れた能力を発揮してきたことを評価いたしまして,このたび選任いたそうとするものであります。

狙いというご質問でありましたが,両副市長の評価したポイントについてお話を申し上げました。

 

(記者)

今回の人事で,いずれも市役所内部からの特別職の登用となりましたが,そのあたりの狙いはどういったものだったのでしょうか。民間からの登用も考えられたと思いますが,その辺も踏まえてお願いします。

 

(市長)

今回の副市長,常勤監査委員,企業局長については,市役所内部から登用するつもりでした。

 

(記者)

当初から登用するつもりだったとのことですが,その狙いといいますか,目的はどういったものでしょうか。

 

(市長)

特に狙いというわけではありませんが,まさに適材適所,それに尽きると思っています。ふさわしい人材をあげていったということで,民間の方を今回の4つのポストに登用することは,元々考えておりませんでした。

 

(記者)

確認ですが,今回の人事案については直近の議会に提出するというお話でした。これは5月中の臨時会に提出するという認識で間違いないでしょうか。

 

(市長)

はい,そうです。

 

(記者)

狙いと近いかもしれませんが,大泉市長は政策をいくつも掲げていらっしゃいますが,その政策を掲げているうえで,この副市長の2人に期待する部分を教えてください。

 

(市長)

今回の政策は,多岐にわたっています。その中でも短期的に対応するもの,それから長期的に対応するもの,さまざま存在をしております。その中で,この政策を是非やってもらいたいからこの人というほど政策は少なくないので,どちらの副市長にも相当汗をかいてもらって,尽力してもらわなければならないと思っております。

ただ,温かく,市民に対して寄り添う行政をしなければならないと思っております。そのためにも,先ほどの繰り返しになりますが,小さな声をきちんと聴いていく,そういったことが重要になってきます。重心を低くして,地に足の着いた行政をしていくためにも,市民部で力を発揮した1人を副市長に登用しているということもありますし,どちらの副市長にも市民の意見を反映させるよう,大いに期待しているところであります。

 

(記者)

発表内容と外れますが,新幹線を利用して東北からの修学旅行が,今続々と入ってきています。函館市も含め関係機関でお出迎えなどをしていると思いますが,東北から新幹線を利用した修学旅行が増えてきて,道南,函館に入ってきていることについて,市長自身はどう見ていますでしょうか。

また,今後どのように誘致を進めて多く入ってきてもらうのか,何か考えている点はあるでしょうか。

 

(市長)

修学旅行は,極めて重要なものと考えております。特に,何年も前から平日の宿泊が確定するという特徴がありますので,宿泊施設にとっても非常に安定したものがあると思います。

これまで道内から入ってきていましたし,青森からも入ってきていました。ただ,新幹線が東京から来ることによって,北関東であるとか東京からの修学旅行も視野に入ってきました。そうした中で,東北地方からの修学旅行が非常に増えているのは,喜ばしいことであります。これからもその拡大に取り組んでいかなければならないと思っております。そのためには,東北地域をはじめとする自治体間の連携,特に青森との連携というのも重要だと考えております。

 

(記者)

市として,今後新幹線の函館駅延伸に向けて進めていくことになると思いますが,今後函館駅に新幹線が延伸することで,東北など新幹線を利用した修学旅行の点で見ると,どういうふうにプラスに働くと考えていらっしゃるでしょうか。

 

(市長)

もちろん現駅に乗り入れれば,修学旅行に限らず相当な人流の変化が生まれるのは当然だと思います。ただ,今の状態でも,もっと修学旅行を拡大させる余地はあると思います。教育旅行は,テーマが必要です。例えば,それが体験のときもあれば,あるいは平和など,そういうテーマ学習のこともあると思いますが,函館は特徴的なものが弱かった。ただ,今縄文文化が非常に焦点が当たっています。これは,教育旅行にとって,非常に関心の高いテーマとなりますので,これを重要なフックとしまして,教育旅行の拡大に努めなければならないと思っています。

 

(記者)

あらためて,新幹線の函館駅延伸につきまして,函館市にとってどういう意義があって,今後それを進めていくというお考えですか。

 

(市長)

まず,地域の顔となる函館駅前の活性化について,非常に大きな起爆剤になるであろうということ。そして,そういう起爆剤になるものというのは,何度も言っていますが,大きな投資をすることになると思います。そのためにも,何であれ,起爆剤とするのはこれですということで,地域の理解を得なければなりません。

それが新幹線の函館駅乗り入れについては,それこそ半世紀近く前からずっと函館地域の悲願であったもので,ある意味,地域で反対する人がいないくらいに合意が形成されているものであります。ですから,それを進めていくことについては,ある意味,重要を通り越して当然であると思います。

それから今も,新函館北斗駅から乗り換えれば函館に来られますが,乗り換えることによる利用者の心理的負担というのは非常に大きいです。これがなくなることによって,効果はあるというのは間違いないと思います。

それと,函館駅に乗り入れるというのは,函館市の話だけではなく,北海道全体から見ても,道都である札幌と函館を新幹線という交通機関で直結するわけで,札幌・函館という大動脈は繋がるということは,そういう広い視野から見ても,重要なテーマだと考えています。

 

(記者)

前回,初めて女性副市長が登用されました。今回も女性を選ぶことについて,何か意識されたことはありますでしょうか。

 

(市長)

佐藤聖智子氏について,女性だから選んだということではありません。結果的に,女性副市長ということになりましたが,むしろ性別ということではなく,能力,経験に基づいて評価をして,今回提案するものであります。

 

(記者)

今回の人事を考えるにあたって,どなたかに相談されたとか,アドバイスを受けたとかそういったものは何かありますでしょうか。

 

(市長)

相談といいますか,この人どうでしょうみたいな,ズバリではありません。

ただ,この4人については,私が,もちろん現職の頃から非常によく知る4人であります。そういう意味では,長い間にその方たちについての評価であるとか,いろんなお話を聞いてきたということはあります。

今回,この特別職の提案をするまさにこの時点において,誰かに相談する必要もないくらいよく知る4人であります。特に相談することなく,私が決めたものであります。

 

(記者)

今回,引き続き残られます小野さんへの期待と,その理由についてもお知らせください。

 

(市長)

総務部長,また企画部の経験であるとか,議会事務局にもいらっしゃいました。また,第1次産業にもかかわっており,非常に幅広い知見と経験をお持ちであること,そして常勤監査委員として確実に能力を発揮されているなど,こうした状況を総合的に勘案しまして,適任であるという判断をして,提案するものでございます。

 

(記者)

手塚さんの起用と今後の部長人事の見通しですとか,そういった狙いもあわせて教えてください。

 

(市長)

企業局長に適任と判断して提案する手塚祐一氏につきましては,現在,議会事務局長を務めている経験と,それから過去に企画部においてさまざまな政府要望の担当をしたこともあり,市政執行方針であるとか各種の計画に携わった経験,さらには人事のセクションにも長くいたなど,そういう幅広い経験と能力を発揮してきたという状況があります。そのことから,企業局長として適任と認めて,今回提案するものであります。

それから,部長人事の見通しですが,これはまだ今何か申し上げるものはありませんが,部長のポストが空きましたので,そこに適任者に入っていただかなければならないと思っています。

また,議会事務局長ですから,議会を運営するにあたって要になるところであること,それから先ほども申し上げましたように,市民部長が空席となりますので,市民部はこれまでも重要なセクションでありましたが,より市民の声を聴いて,地域コミュニティの強化を促す意味でも,重要なポストであると考えているので,適任者を選んでいきたいと思います。

 

 

※記者会見における質疑内容の要旨をとりまとめの上掲載しています。

 

 

   
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