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ごみの減量化・再資源化(リサイクル)の推進について

公開日 2023年06月23日

はじめに なぜ,ごみの減量やリサイクルが必要なのでしょうか  ちきゅうくん(小)

ごみの減量やリサイクルは,循環型社会の実現やSDGsへの取り組みなどと関連して,新聞などでも近年盛んに取り上げられており,函館市でも市民の皆様に協力をお願いしておりますが,その必要性や理由等について,改めて説明します。

 

(1)貴重な資源を無駄にしないため

私たちが普段ごみとして出している製品も,もともとは天然の資源を使ってつくられたもので,つくられた場所から石油などの多くのエネルギーを使って運ばれて,私たちの手元に届いています。

また,日本は決して地下資源に恵まれた国ではないことから,多くの資源を輸入に頼っています。

そして,紙などのバイオマス(再生可能な,生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの)についても,自然の再生能力を超えた消費を行うと,森林の破壊などを引き起こしてしまいます。

こうしたことから,できる限りごみを減らし,リサイクルできるものは再資源化することで,貴重な資源を有効に活用することができます。

(2)適正なごみ処理を持続的に実施するため

各家庭から排出されたごみは,収集運搬後,焼却や再資源化に向けた中間処理などを行い,最終的に埋め立てや再資源化されますが,こうした処理を実施するために函館市では毎年多額の費用がかかっています。このうち指定ごみ袋などによる処理手数料や,リサイクル資源(ペットボトルなど)の売却による収入ではその一部にしかならず,不足分は税金により処理を行っています。

ごみの減量やリサイクルの促進によって,皆が負担する費用が軽減され,収集運搬,中間処理,最終処分といった適切な処理を持続的に実施することができます。

(3)私たちの住む環境を守るため

ごみを減らすことは,私たちが住む地域の環境を守り,改善していくことにもつながります。 

まず,私たちが出すごみの多くを占める燃やせるごみ(令和4年度の家庭系ごみでは約7割)を燃やすと,地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスが発生します。つまり,ごみを減らすことで発生する温室効果ガスを減らすことができ,地球温暖化や気候変動の防止に役立ちます。

また,製品によっては天然資源を使うよりもリサイクル原料を使った方が製造に要する資源やエネルギーを節約することができ,資源の有効活用や森林などの環境保全につながります。

そして,近年深刻化している海洋プラスチックごみ問題についても,原因となっているプラスチックごみそのものの発生量を減らすことは,問題解決へとつながる大切な取り組みです。

 

1 函館市のごみの排出状況

それでは函館市のごみ排出状況はどのようになっているのでしょうか。

 

R4ごみ排出量推移グラフ

 

「ごみ排出量推移グラフ」のとおり,函館市では平成14年度から「家庭ごみ処理の有料化」および「プラスチック容器包装」の分別収集などの施策を実施したほか,人口減少の影響もあり,ごみの排出量は減少傾向にありますが,一人一人が出すごみの量(原単位)は近年あまり変化がないことがわかります。

 ※「函館市のごみの排出状況」について,くわしくはこちらをご覧ください。

 

 

R4家庭系グラフ

 

R4事業系グラフ

 

☆上記グラフのPDFファイルはこちらから

R4家庭系ごみの種類別割合(83KB)   R4事業系ごみの種類別割合(80KB)

 

次に排出されたごみの内訳を見てみると,家庭系,事業系ともに燃やせるごみの割合が高いことがわかります。

家庭系の燃やせるごみの中には,プラスチック容器包装や古紙などの,正しく分別することでリサイクル可能な資源が重量比で13.6%も含まれています(令和4年度家庭系可燃ごみ組成分析調査より)。

また,同時に実施した食品ロス実態調査から,燃やせるごみに占める食品ロス(直接廃棄,食べ残し)の割合は重量比で9.6%となっていることから,まだまだごみの減量やリサイクルを進めることができる余地があると考えられます。

こうしたことから,函館市ではごみの減量やリサイクルを促進するため,さまざまな取り組みを行っておりますので,ぜひご協力をお願いいたします。

詳しくは下記のリンク集をご覧ください。

 

2 ごみ減量化への取り組み(リンク集)

(1)生ごみなどの厨芥類の削減・再資源化

 ◇食品ロスの削減

  ・食品ロスを減らしましょう

  ・てまえどり運動について

  ・残さず食べよう!30・10運動

  ・フードドライブについて

 ◇生ごみの水切り,堆肥化

  ・生ごみの減量や堆肥づくりに取り組んでみませんか?

  ・ダンボールコンポスト・メイト募集

  ・生ごみ水切りについてのパンフレット(2MB)(PDF)

(2)古紙類の再資源化

 ◇集団資源回収の促進

  ・集団資源回収とは?

 ◇事業系古紙の無料回収

  ・事業系古紙のリサイクルにご協力を!

(3)プラスチックごみの削減・再資源化

 ◇プラスチック容器包装の行政回収(分別の徹底)

  ・プラスチック容器包装(無料)の分け方・出し方

  ・【プラスチック容器包装】出し方の注意点

 ◇レジ袋等の使い捨てプラスチックの削減

  ・プラスチックごみをなくしましょう

 ◇プラスチックごみ削減イベント(ビーチコーミング)の開催

(4)缶・びん・ペットボトルの再資源化

 ◇缶・びん・ペットボトルの行政回収(分別の徹底)

  ・缶・びん・ペットボトル(無料)の分け方・出し方

 ◇リターナブルびん(一升瓶など)の集団資源回収

  ・集団資源回収とは?

 ◇マイボトルの推奨

  ・マイボトルエコアクション(北海道SDGsプラットフォーム/外部リンク)

(5)その他のリサイクル

 ◇小型家電,乾電池,蛍光管等の拠点回収

  ・使用済小型家電のボックス回収を行っています

  ・乾電池はお近くの使用済み乾電池回収箱へ(乾電池の処理について)

  ・蛍光管等の拠点回収を行っています

 ◇再生自転車・家具の販売

  ・リサイクルセンターの利用について

 ◇函館市ごみ減量・再資源化優良店等認定制度

 ◇古着のリユース・リサイクル

(6)啓発事業

 ◇環境パネル展/3R推進パネル展の開催

 ◇はこだて・エコフェスタの開催

 ◇ごみゼロの日キャンペーンの開催

 ◇環境教育推進事業

  ・環境教育副読本の作成・配信

  ・スクールエコニュースの募集

  ・こどもエコクラブ活動の支援

 ◇市役所出前講座の実施

 ◇ごみ分別アプリ「さんあ~る」による情報発信

 ◇環境部ニュースによる情報発信

 

 

 


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お問い合わせ

環境部 環境推進課 ごみ減量・美化啓発担当
TEL:0138-85-8238
FAX:0138-85-8279