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リユース品(中古品)を安全に使用するために

公開日 2022年11月01日

更新日 2023年03月15日

NOチェック,NOリユース!~安全に使うための5つのチェックポイント~

今回、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))はスマートフォン向けフリマアプリを運営する株式会社メルカリと連携して、リユース品(中古品)※1を安全に使用するための注意ポイントを紹介しています。

近年、リユース品は店頭販売だけではなく、フリマアプリやインターネットオークションといったサービスも充実し、時間や場所を問わず手軽に個人間で売買できるようになっています。さらに、消費者のSDGs※2や3R※3への認知が高まったことに伴い、資源の有効活用やゴミ削減の意識も向上し、リユース市場の規模は、2021年で約2.7兆円(前年比11.7%増)となるなど、今後も拡大が予測されています※4。その反面、リユース品による事故は毎年発生し、そのうち約8割は火災の原因となっているため注意が必要です。2017年度から2021年度までの5年間で、NITE(ナイト)に通知があった製品事故の情報※5では、リユース品の事故は合計279件発生しています。

リユース品の受け渡しにおいては、譲渡/販売する側(提供側)が事故の危険性のある製品を提供しない配慮はもちろんのこと、譲受/購入する側(入手側)でも安全な製品かどうかを見極めることが大切です。サステナブルな循環型社会の実現に向けてリユース品を上手に活用しつつ、双方が気をつけるべきポイントを確認し、事故を未然に防止しましょう。また、11月は「製品安全総点検月間」となっていますので、この機会にリユース品に限らず身の回りにある製品について改めてチェックしてみましょう。

 

 リユース品のチェックポイントの画像

 

(※1)本資料では、中古品販売店で購入したもの、インターネットオークションおよびインターネット通販で購入した中古品、譲渡されたもの、中古住宅などに既設で設置されていたものなどを「リユース品」(メーカー等の専門業者による分解・整備・清掃された製品を含む)と呼びます。

(※2)持続可能な開発目標。「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17のゴール・169のターゲットから構成されています。

(※3)環境と経済が両立した循環型社会を形成していくための3つの取組の頭文字(リデュース、リユース、リサイクル)をとったものです。

(※4)出典:リサイクル通信「リユース業界の市場規模推計2022(2021年版)」https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_7557.php

(※5)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。

  

リユース品の提供側/入手側で気を付けるべき5つのポイント

  1. 製品がリコール対象製品ではないことを確認する。
  2. 製造時から長期間経過している製品かどうかを確認し、破損や変形、異常動作などの不具合がないかをチェックする。
  3. 取扱説明書を入手し、付属品が揃っているか、正しく取り付けられているか、正常動作に影響する汚れがないか、消耗品の交換が必要かどうかなどを確認する。特に、ガス器具の取り外し・取り付けや電気工事は、有資格者、専門の事業者に依頼し、自分では行わない。
  4. メーカー等の信頼できる者以外により修理・改造された製品ではないか確認する。
  5. 非純正バッテリーの取り付けの有無を確認し、機器メーカーで禁止されていないか確認する。

NITE(ナイト)プレスリリース発表資料

本件に関する問合せ

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センター 

電話:06-6612-2066

 

 

 

 

 

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