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揚げ物調理時の発火や火災に関する注意喚起

公開日 2022年09月05日

更新日 2023年03月15日

NITE(ナイト)とクックパッドが協業、揚げ物調理における「蓋の使用」の危険性検証

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(以下、NITE(ナイト)) [理事長:長谷川史彦、本所:東京都渋谷区]と、クックパッド株式会社(以下、クックパッド) [代表執行役:岩田 林平、本社:神奈川県横浜市]が、毎日の料理を安心して楽しんでいただくために、202275日より協業を開始しました。

本プロジェクトにおいて、料理中に起こる事故の再発・未然防止に向け、ご家庭で料理を行う際に起こりそうな事故について実証実験を行い、その危険性を検証します。

1弾となる今回の実証実験では、「ご家庭での揚げ物調理中に起こりそうな事故」をテーマに検証し、「蓋をして揚げ物をすること」と「少量の油で揚げ物をすること」で火災に至る危険性があることを確認しました。そこで、揚げ物調理時の発火や火災の事故防止に向けた注意喚起のために、実証実験の結果を公表しています。

 

 フライパン発火の写真

▲危険な方法で揚げ物調理を行った際のフライパン発火の様子(実証実験)

 ※実証実験は、NITE(ナイト)の試験室にて、十分な安全性を確保した上で実施しています。

 

 

今回の実証実験では、揚げ物調理を行う際に、やってしまいがちな調理法(15パターン)を用いて、発火に至るかの検証を行いました。実験15パターンのうち、10パターンの検証では安全機能(※1)が作動し発火には至りませんでしたが、残り5パターンの検証では調理中に発火がおこり、揚げ物調理を行う際の注意点が確認できました。

実証実験の結果に基づき、揚げ物調理をする上で気をつけるポイントについてご紹介いたします。

 

 (※1)コンロの温度調整機能(過熱防止センサー)や炎検知センサーなどです。

揚げ物調理をする上で気をつけるポイント

  • 揚げ物中に蓋をしない

蓋をすることで、油の温度が上がりやすくなる上、蓋により油煙が外に出ずに、油が発火する温度に達する前に、過熱に気づくのが遅くなり、発火や火災のおそれがあります。揚げ物調理中に蓋をするのは大変危険です。

 

  • コンロの取扱説明書の油量を守る

取扱説明書に安全上の注意や、揚げ物については最低油量の記載があります。

油の量が少なかったり、減ってきたりすると、発火や火災の原因となります。また、フライパンなどの底が広い鍋で揚げ物をする際は、油の深さが足りないと、発火や火災のおそれがあります。

揚げ物調理に限らず、コンロを使用する際は取扱説明書をよく読んでから調理してください。

 

  • 火をつけたまま離れない

 特に揚げ物調理中は、調理中のものが燃えるなど、火災の原因になります。コンロから離れる時は一旦火を消してください。

 

NITE(ナイト)プレスリリース発表資料

 

本件に関する問合せ

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センター 

電話:06-6612-2066

 

 

 

 

 

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