食品衛生責任者
2022年9月29日
食品衛生責任者とは
食品衛生法第51条において,営業者は「公衆衛生上必要な措置」として,営業施設に食品衛生責任者を設置することと規定されています。
営業者は,衛生管理について食品衛生責任者の意見を尊重しなければなりません。
食品衛生責任者の役割
- 都道府県知事等が行う講習会または都道府県知事等が認める講習会を定期的に受講し,食品衛生に関する新たな知見の習得に努めること。
※ 函館市では,函館食品衛生協会が開催する「食品衛生責任者実務講習会」を当該講習会として認めています。 - 営業者の指示に従い,衛生管理にあたること。
- 食品衛生上の危害の発生の防止のため、施設の衛生管理及び食品又は添加物の取扱い等に関する計画(以下「衛生管理計画」という。)を作成し、食品又は添加物を取り扱う者及び関係者に周知徹底を図ること。
- 施設設備、機械器具の構造及び材質並びに食品の製造、加工、調理、運搬、貯蔵又は販売の工程を考慮し、これらの工程において公衆衛生上必要な措置を適切に行うための手順書(以下「手順書」という。)を必要に応じて作成すること。
- 衛生管理の実施状況を記録し、保存すること。なお、記録の保存期間は、取り扱う食品又は添加物が使用され、又は消費されるまでの期間を踏まえ、合理的に設定すること。
- 衛生管理計画及び手順書の効果を検証し、必要に応じてその内容を見直すこと。
食品衛生責任者の資格要件
食品衛生責任者は,以下のいずれかに該当する者と定められています。
- 食品衛生監視員
- 食品衛生管理者の資格要件を満たすもの
- 調理師
- 製菓衛生師
- 栄養士
- 船舶料理士
- と畜場法に規定する衛生管理責任者または作業衛生責任者
- 食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律に規定する食鳥処理衛生管理者
- 都道府県知事等が行う講習会又は都道府県知事等が適正と認める講習会を受講した者※
※ 函館市では,以下のいずれかに該当する者についても,食品衛生責任者として認めています。
- 函館食品衛生協会または他食品衛生協会が開催する「食品衛生責任者養成講習会」を受講した者
- 都道府県知事等が認めるふぐ処理者
- 令和3年6月1日より前からふぐ処理責任者として食品衛生責任者であった者
- 現に食品衛生指導員の委嘱を受けた者または過去に受けていた者
食品衛生責任者になるために
上記に該当する資格をお持ちでない方は,函館食品衛生協会または北海道食品衛生協会が開催する「食品衛生責任者養成講習会」を受講することで資格を得ることができます。
詳しくは,各ウェブサイトをご覧ください。
函館食品衛生協会 https://hakodate-syoku.jp/?page_id=20
北海道食品衛生協会 http://www1.odn.ne.jp/hokkaido-syokyo/index.html

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保健所 生活衛生課
食品衛生担当
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ファクシミリ:0138-32-1526