ストーブ、ファンヒーターの事故に注意!!
2021年11月25日
毎年100件以上発生!ストーブ、ファンヒーターの事故に注意!!
ストーブ、ファンヒーター※ の事故が毎年100 件以上発生しています。死亡事故は毎年10 件以上と、多くの方が被害に遭われていることから、独立行政法人製品評価技術基盤機構NITE(ナイト)では、ストーブ、ファンヒーターの事故の再発防止を目的として注意喚起を呼び掛けています。
ストーブ、ファンヒーターの事故は毎年11 月頃から事故が増加し、1 月に最も多く発生しています。
ストーブ、ファンヒーターの事故は、可燃物を近づけない、清掃をきちんと行うなど、使用上の注意をよく確認し、誤った使い方をしないよう気を付けることで防げるものがあります。一層寒さが増すこの時期に、使い方を確認し、事故を未然に防ぎましょう。
※)本資料では石油ストーブ、石油ファンヒーター、電気ストーブおよび電気ファンヒーターの4種をまとめて「ストーブ、ファンヒーター」と記述します。
ストーブ、ファンヒーターの事故事例
- 電気ストーブの電源を入れたまま就寝したため、就寝中に布団が電気ストーブに接触し、布団が過熱して発火する事故が発生した。
- 石油ストーブの内部に燃焼による多量のすすが付着し、空気が不足し、炎が逆流したことで堆積していたほこりが燃える事故が発生した。
- 石油ファンヒーターのカートリッジタンクにガソリンを誤って給油したため、消火後再度点火しようとした際に、揮発したガソリンに引火する事故が発生した。
- 使用者が石油ストーブを点火状態のまま給油したため、カートリッジタンクをストーブ本体に戻す際に灯油がこぼれ、こぼれた灯油が高温状態の燃焼部などにかかり、灯油が発火して火災に至る事故が発生した。
- 電気ストーブの電源プラグ側のコードプロテクター部に引っ張りや屈曲などのストレスが加わったり、芯線が断線して、短絡・スパークする事故が発生した。
ストーブ、ファンヒーターの気を付けるポイント
- 可燃物の近くで使用しない。
- 定期的に清掃を行い、ほこりやすすを取り除く。
- ガソリンを誤給油しないよう保管方法や保管場所に注意する。
- 暖房器具はつけたままにしない。石油ストーブなどは給油時に必ず消火する。
- 電気ストーブや電気ファンヒーターの電源コードを引っ張らない、折り曲げない。
NITE(ナイト)プレスリリース発表資料
参考
消費者庁のリコール情報サイトにおいて、最新のリコール情報や、キーワードによるリコール情報の検索を行うことができます。
>>リコール情報サイトトップページ|消費者庁 (caa.go.jp)
本件に関する問い合せ先
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センター
電話:06-6612-2066
>>過去の注意喚起情報はこちら

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