偽の通信販売サイトに関する注意喚起
2020年12月21日
人気の家庭用テレビゲーム機などを販売しているかのように装う偽の通信販売サイトに関する注意喚起
令和2年の夏以降、通信販売サイトで、人気の家庭用テレビゲーム機やゲームソフトを注文して代金を支払ったものの、商品が届かないという相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられているそうです。
消費者庁が調査を行ったところ、偽の通信販売サイトを運営する事業者が、消費者の利益を不当に害するおそれがある行為(消費者を欺く行為・債務の履行拒否)をしていることが確認されたため、消費者被害の発生または拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけます。
偽の通信販売サイトの概要
消費者庁がこれまでに確認した偽の通信販売サイトは、次のとおりです。
No. | サイトの屋号 | URL | アクセス可能期間 |
1 | OTOKU | https://www.otokustore.jp | 8月上旬から中旬 |
2 | TAKUMI | https://www.takumistore.jp | 8月中旬から9月上旬 |
3 | Gaming | https://www.gamingstore.jp | 9月中旬から下旬 |
4 | SELECT STORE | https://www.selectstore.jp | 10月上旬から中旬 |
5 | E STORES | https://www.estores.jp | 10月中旬から下旬 |
6 | SMART STORE | https://www.smartstore.co.jp | 11月上旬から中旬 |
7 | FIRST | https://www.1store.jp | 11月中旬から12月上旬 |
8 | PLUS | https://www.plustore.jp | 12月上旬から |
消費者庁からのアドバイス
- 偽の通信販売サイトについては、従来、他の通信販売サイトでの平均的な販売価格と比べて明らかに割安な販売価格を表示している事例が多くみられました。しかし、本件は、人気がある商品の購入を希望する消費者の心理につけ込むものであり、消費者が、メーカー希望小売価格よりも高い価格であるにもかかわらず、商品を注文してしまったという事例が多くみられます。今後も、クリスマスや年末年始にかけて家庭用テレビゲーム機の需要が高まると予想されますが、通信販売サイトで購入しようとする際には、本件の被害状況を踏まえ、慎重に検討しましょう。
- 本件を含め、これまでの偽の通信販売サイトでの被害状況からすると、代金を前払いで個人名義の口座に振り込ませようとする場合には、偽サイトである可能性が高いので、そのようなときは代金を振り込まないことが安全です。
- 取引に関して不審な点があった場合は、契約をしたりお金を支払ったりする前に、消費生活センターや警察に相談しましょう。消費生活センターでは、消費者から相談を受け、トラブル解決のための助言や必要に応じてあっせんを無料で行っています。
消費者庁注意喚起全文
相談窓口のご案内
◆函館市消費生活センター
電話番号 0138-26-4646
◆警察相談専用ダイヤル
電話番号 0138-51-9110 (または局番なしの#9110)
本件に関する問合せ先
消費者庁 消費者政策課 財産被害対策室
電話03(3507)9187
過去の注意喚起情報はこちら

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