令和3年度(2021年度) 競輪事業部運営方針

2021年7月13日

組織の使命

 

競輪事業部は,当市の財政に貢献することをめざし,函館競輪の開催および他場開催競輪の車券発売を行っています。

 

競輪事業部のミッション(使命)は,
競輪事業の実施により財政への貢献をめざすとともに,北海道で唯一の競輪場として,自転車競走の振興と発展,さらには産業振興とスポーツ振興に寄与することを目標に,将来にわたって競輪文化の明かりを絶やすことなく灯し続けることです。


全国的な人口減少や高齢化の進展,価値観の多様化など様々な要因によって競輪界を取り巻く環境は年々厳しさを増しており,また,かつては地域性の強いレジャーとしての位置づけであった競輪事業も,交通体系の発達やIT技術の進展とともに全国規模の車券発売が可能となり,他の競輪場との競争は激しさを増しております。

 

さらに,令和2年度以降は,新型コロナウイルスの全国的な感染拡大により,全国的に競輪の開催中止が相次ぐなど,業界全体が大きな影響を受けているところです。

 

このような厳しい環境の中で,現在の競輪ファンの維持に加え,新たなファン層の開拓や,経費節減等による収益確保が今まで以上に強く求められていることから,環境の変化に柔軟に対応し,その使命の達成に向け組織が一体となって取り組みます。 

 

 

 

組織の基本方針

 

 

 

競輪事業は大きな変革期にありますが,競輪事業が果たしてきた歴史的な意義を忘れることなく,常に自己革新と新たな課題への挑戦(チャレンジ)を続け,安定した経営基盤の確立に向け,全力で取り組みます。

 

 

競輪事業を将来にわたって引き継いでいくためには,競輪ファンばかりでなく,多くの市民の理解を得ることが不可欠であり,競輪が果たしてきた役割や現況などを知っていただけるよう,これまで以上に広報活動を行うとともに,オリンピック競技にもなっている自転車競技の魅力を伝える努力を続けます。

 

全国競輪関係機関との情報交換に努めるとともに,組織内の情報を共有化し,自由闊達な雰囲気の中で,時代の変化をつかみ,失敗を恐れずに効果的・効率的な事業運営の確立に組織一体となって取り組みます

 

全国的に新型コロナウイルス感染症が蔓延する中,開催運営にあたっては,市民をはじめとしたお客様や参加選手,開催関係者の健康と安全を確保するため,感染防止対策を万全に講じます。

 

 

主要施策・事務事業

1 函館競輪の魅力向上

(1) 競輪事業および自転車競技への理解の促進

  • 競輪事業について市民の理解を促進するため,広報活動を充実するとともに,関係団体が主催する競技大会やサイクリング大会への支援などにより自転車の魅力を市民に伝えます。

(2) ファンサービスの充実と新たなファンの開拓による自場発売の拡大

  • 売上増を図るため,令和3年度から変更となった新たな包括受託者と連携し,地元をはじめとした競輪ファンのニーズに合致した施策を積極的に展開するとともに,地元選手会や選手会OB会等と協働し,競輪事業の活性化を図ります。
  • 予想会や選手OBを活用したガダンスコーナーの充実等により,若年者や初心者をはじめとした新たなファンの開拓に注力するとともに,お客様向け施設の改修やサービスの拡充により,コロナ禍にも対応した,お客様が快適に滞在できる環境の充実に努めます。
  • 近年,既存のファン層だけでなく,若年者や女性を中心とした新たな層からも注目されている「ガールズケイリン」の開催数を今後も確保できるよう関係機関に働きかけるとともに,未来のガールズケイリン選手の発掘,育成サポートを行う「ホワイトガールズケイリン育成プロジェクト」を継続して実施し,自転車競技の普及・発展を目指します。
  • 函館競輪場やそこで行われる開催情報・イベント等を知っていただくためのツールとしてWebSNS媒体をこれまで以上に活用し,多くのお客様に函館競輪場の魅力を伝えることで来場者の増加や新規ファンの獲得に努めます。

(3) 電話・インターネット発売の拡大

  • 近年増加傾向にある電話・インターネット投票の売上を取り込むため,電話投票会員やインターネット投票会員向けのPRおよびキャンペーンをこれまで以上に積極的に展開します。

(4) 他の競輪場等との連携促進

  • 臨時場外向けキャンペーンなど,ファンサービスの拡大を図るとともに,引き続き全国の競輪場・サテライトとの連携や発売協力の依頼により,場外車券売場の一層の拡大を図ります。

 

2 競輪事業の経営改善

これまで取り組んできた開催経費の削減や,競輪制度の見直しによる競輪振興法人交付金の削減など大きく負担軽減が図られたこと,また,包括民間委託による単年度収益の保証などにより,平成29年度で累積赤字が全て解消し,平成30年度からは一般会計への繰出を再開,令和元年度には,起債の償還を終了したところです。大きな変革期にある競輪事業において,函館競輪を将来に渡って継続していくため,今後は,より一層の安定した経営基盤の確立へ向けた取り組みを進めてまいります。

   (1)関係機関との連携による安全な開催運営・各種制度の改善

  • 全国競輪関係団体等と連携し,新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をはじめとした,安全に競輪開催を行うための取り組みを実施します。
  • 長年の要望活動などが実り,平成24年度から競輪制度自体を見直し,長期的に競輪事業を継続できるよう,JKA交付金の負担軽減など自転車競技法が改正されたほか,競輪選手数やレース数の削減などによる選手賞金の削減などの改革が進められてきましたが,これらの効果を検証しつつ,今後とも関係機関と連携し,各種制度の改善要望活動を実施します。

 

(2)競輪場施設の計画的・安定的な維持管理

  • 競輪場施設は,全面改修から既に19年以上が経過しており,今後の大規模改修等に要する財源確保が課題となっていることから,施設の計画的・安定的な維持管理を目的とした「競輪事業施設整備基金」への積み立てを行い,将来の大規模改修等に備えます。

(3)市財政への貢献

  • 今後の収支改善により見込まれる収益については,施設改修費への充当や基金への積み立てのほか「市財政への貢献」という競輪事業の使命を達成するため,一般会計への繰り出しを継続して実施します。

 

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競輪事業部 事業課
電話:0138-51-3121