海水浴での「フロート使用中の事故」に関する注意喚起について

2019年7月24日

海水浴での「フロート使用中の事故」に気を付けましょう!

間もなく始まる夏休み。夏休みに、海水浴に出かける方も多いのではないでしょうか。 

海水浴は楽しいものですが、海は、天気、風向、風速、潮位、潮の満ち引きなどにより大きく姿を変え、それが事故につながることがあります。

海上保安庁の平成 21 年から平成 30 年までの10 年間の事故情報によると、子どもの海での遊泳中の事故者数(溺水、漂流による帰還不能など)は累計 583 人 に上り、平成 30 年中は 70 人(前年比+18 人)で過去 10 年間で最も多くなったとのことです。子どもが海で使用する遊具には、浮き輪やフロートなどがありますが、フロートは、風による影響を特に強く受ける遊具です。フロートに乗って、一度、子どもが流されてしまうと自力で帰還することは難しく、すぐに発見されなければ死に至ることも考えられ、大変危険です。海で楽しくフロートで遊ぶために、主に以下のことに注意しましょう。

事故を防止するためのアドバイス

(1)フロートの対象年齢を確認しましょう。

多くのフロートには対象年齢が定められています。遊ぶ子どもとフロートの対象年齢が合っているか、確認しましょう。フロートのサイズが子どもに対して大きすぎると、乗ったときに水面に脚が付かないため、水を漕ぐことができず、自力で岸に戻ることが難しくなります。 また、フロートが立体的で風を受ける面積が大きいほど風の影響を受けやすくなります。

 

(2)保護者はフロートに乗った子どもから目を離さない、手を離さないようにしましょう。

 保護者は常に子どもから目を離さないようにしましょう。 また、水に浮いているものは思った以上に風の影響を受けやすいため、子どもが乗ったフロートから手を離さないようにしましょう。

 

(3)ライフジャケットを正しく着用させましょう。

フロートの転覆による落水などの事故に備えて、海水浴でフロートを使用する場合は、子どもの体格に合ったライフジャケットを正しく着用させまし ょう。

 

(4)遊泳可能な海水浴場で使用しましょう。

事故の約半数は、遊泳可能な海水浴場以外で起きています。 監視員やライフセーバーが常にいる海水浴場などの管理された場所で使用しましょう。管理された海水浴場でも、天候不良などにより遊泳禁止になっている場合は遊ぶことはできません。

 

(5)風の強い日は使用を控えましょう。

海岸で吹く風には、オフショア(陸風)とオンショア(海風)の2つがあります。オフショアは陸から海へ、オンショアは海から陸へ吹く風のことです。 昼間はオンショアになることが多いですが、気圧配置や地形によってはオフ ショアとなる場合もあります。オフショアが強いと、フロートが沖へ沖へと流され、岸に戻れなくなるので十分に気を付ける必要があります。

 

(6)フロートの上で立ったり座ったりするときは慎重にさせ、取っ手がある場合は、しっかりつかまるように教えましょう。

事故事例では、フロート上で立ち上がった際にバランスを崩して落水したものがありました。フロートでは、各フロートの形状に応じた安定した乗り方で遊ばせましょう。

 

※ フロートという言葉が指すものは様々あるが、本件では、「水上で用いることを目的とする空気入れビニール製品の乗り物(ボート、サーフ(板状のもの)及び浮き輪を除く。 」をフロートという。

消費者庁注意喚起全文

フロート使用中の事故に関する注意喚起.pdf(3MB) 

 

もし事故が起きてしまったら

 

海上保安庁緊急通報用電話番号「118番」

 

海での「事件・事故」は118番に通報しましょう! 「いつ」、「どこで」、「なにがあった」などを簡潔に落ち着いて通報してください。

 

参考

 

○消費者庁「子どもを事故から守る!事故防止ポータル」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/

 

○「消費者庁 子どもを事故から守る!公式ツイッター」

https://twitter.com/caa_kodomo
 

○「子ども安全メール from 消費者庁」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/attention/ 

 

 

本件に関する問合せ先

消費者庁消費者安全課

電話:03(3507)9200(直通)

 

海上保安庁交通部安全対策課

電話:03(3591)5047(直通)

 

 

過去の注意喚起情報はこちら

 

 

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