市長定例記者会見(平成28年1月20日)

2016年3月22日

定例記者会見

日時 平成28年1月20日(水)

場所 8階大会議室


【会見事項】

 

幹事社質問

 

各社質問
 

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幹事社質問

 
(幹事社)
2016年最初の記者会見ということで、今年取り組むべき市政の課題についてお聞かせください。

(市長)
市長就任1期目は経済再生と財政再建に取り組み、財政再建はだいぶ進んだことから、昨年4月からの2期目については、経済の再生と人口減少対策を掲げており、今年も引き続きそれが大きな課題です。その中で今年はいよいよ新幹線の開業を迎えますので、3月26日の開業日をきちんとした形で迎えて、盛り上げていくことが最大の課題だと思っています。ただそれはあくまでも新幹線が来ることによるイベントや観光客のおもてなしなどであり、まちづくりとしては、新幹線開業もそうですが海外のインバウンドも非常に増えていますので、経済の再生ということから、今年は交流人口の拡大をとりわけ大きく前面に出しながら、そのための施策を進めていきたいと思っています。もう一つは人口減少が進んでいる中で、若者の雇用は、昨年の6月補正予算でIT関係など企業誘致の制度を拡充しましたが、まだ始めたばかりですので、新年度は新幹線開業の様子も見ながら、若者の雇用の拡大ということで企業誘致を今年度以上に取り組んでいきたいと思います。それから、人口減少対策として少子化対策も重要であり、昨年は補正予算で学童保育の保育料を下げたり、指導員の待遇を改善したり、また、低所得者の子どもに対する入学準備給付金など、主に福祉関係の少子化対策に取り組みましたが、今年は、函館の子どもたちの学力、体力が全道・全国的に見て非常に低く、教育に問題点が多いということが総合教育会議の議長になってわかりましたので、福祉面の少子化対策、子育て対策と併せて学校教育の課題も整理して、新年度で教育を充実させていきたいと思っています。
また、交流人口については、今年も大きく拡大すると期待していますが、それとともにあらためてまちづくりに力を入れていかなければならないと思っています。最近、「ガーデンシティ」という言葉をあらためて申し上げていますが、西部地区で20年以上かけて行った街並みの整備を全市的にもう少し広げて、街並みの整備、魅力あるまちづくりをあらためて2016年度から15年かけてきちんと進めていく基盤を作りたいと思っています。道路だけではなくてガーデンシティの中には例えば熱帯植物園の改修なども入っていますし、15年の間には西部地区で考えている総合ミュージアムのほか、函館は歴史観光や街の情緒,食の観光はあるのですが、自然観光が弱いので、函館山を夜だけでなく昼も観光資源にできないかということで、遊歩道・登山道をきちんと整備を始めて、日中も市民のファミリーだけではなく、滞在している観光客にも半日くらい函館山を散策して楽しめるものを新たに作っていければと思っています。様々工夫してガーデンシティというかテーマパークという形のまちづくりの初年度にしたいと思います。


(幹事社)
北海道新幹線がまもなく開業しますが、開業日前後のイベントなど決まっていることがありましたらお聞かせ下さい。

(市長)
開業前日の3月25日は、函館市内で北海道主催の前夜祭が行われることになっています。また、開業当日の26日は、新函館北斗駅で北海道新幹線の開業式や新幹線一番列車の出発式を関係者が集まって行うことになります。開業当日は、様々なイベントや式典が重なっており、市内のホテルで北海道新幹線のしゅん功開業式・祝賀会が行われるほか、道南いさりび鉄道の出発式あるいは函館ライナーの出発式も行われます。イベントについては、函館駅において、青森発、盛岡発、仙台発、東京発の新幹線で新函館北斗駅から函館ライナーで来られるお客様を4回にわたり、私を先頭にしながらお迎えし、駅前では「つながるニッポン祭り」という函館市が主催する開業記念イベントを26・27日にわたって開催する予定です。さらに、ブルーインパルスが開業当日、展示飛行することも決定しております。
開業後については、4月に青函圏観光都市会議の4都市による「青函圏周遊博ぐっとくる旅」が始まりますし、6月には、これまでのハーフマラソンとフルマラソンを同時開催する「2016函館マラソン」が新幹線開業記念として開催されます。また、7月から9月にかけてはJR6社が共同で3か月にわたり青森県・函館デスティネーションキャンペーンを行いますが、同時並行的に函館市主催で北海道の食・物産・観光をテーマにしたイベント「はこだてグルメガーデン」を7月・8月の2か月にわたり函館駅前で開催するほか、8月の「港まつり」には新幹線開業を記念して、ミッキーマウスと仲間たちが参加する予定になっています。9月には例年の食の祭典「はこだてグルメサーカス」に、今年は東北6県から様々なお祭りを函館に集結させてパレードをやりたいということで、東北6県の祭りをお招きする予定です。その後冬場に「はこだてクリスマスファンタジー」や、今年も開催する「函館海上冬花火」などにつなげていき、できれば2月頃に函館アリーナを会場として、地元の食や芸能を集めたイベントができないか検討を始めています。中国人など外国人が多く来函する春節などの時期が良いと思いますが、函館アリーナの空いている時期が限られていますのでどうなるかわかりません。そういう中で1年中賑わいを出していければと思っています。

(幹事社)
この度、JR北海道が新幹線の割引料金を発表してすべての料金が明らかになりましたが、市長の感想をお聞かせください。


(市長)
北海道新幹線については、走行本数の問題や時間が4時間を切らないこと、青函トンネルの維持費も含めて割高など、いろいろなご意見があったことは私も承知しております。料金の割引はできるだけして欲しいということを、市も参画する北海道新幹線新函館開業対策推進機構が申し入れてきましたが、その評価としては、JR北海道として一定程度の努力はしてくれたのだろうと思います。ただ、JR北海道の財務体質は、JR東日本やJR西日本、JR東海に比べると厳しい訳で、そういう意味では限界があるのかなと思っていますが、走行本数や時間、料金の問題などは、今後開業する中で引き続き改善の努力をしてもらえればと思っています。乗客が北海道に渡っても、新青森・新函館北斗間だけがJR北海道の収入で、新青森までの区間で乗客が増える分は全部JR東日本の収入になり、そのうえ青函トンネルの維持費は全額JR北海道の負担というのは、同情すべき点はあると思いますが、できるだけ開業後も引き続き努力をしていただければと思います。


(記者)
 「ガーデンシティ函館」の実現に向けた取り組みとして、熱帯植物園の改修や総合ミュージアム、函館山の遊歩道の整備等をあげられましたが、新年度に着手するのはどれですか。

(市長)
先程説明した熱帯植物園や総合ミュージアム、函館山の遊歩道などは、15年間の「ガーデンシティ函館」の計画を作るのと並行しながら単体の計画も作らなければいけないので、新年度予算ですぐ整備に取りかかるということにはならないですが、街路の整備については、計画に関わらず2016年度の予算でできれば優先的な場所を決定して、歩きやすい道路、魅力的な道路の形成ということはやっていきたいと思います。


(記者)
夜景だけの函館山ではなく、昼の函館山は面白い発想だと思いますが、具体的な遊歩道整備の構想を教えてください。

(市長)
担当部局の土木部に検討するように言っていますが、なぜそのように至ったかというと、1つは函館に自然観光するところがほとんどなく、ウォーターフロントはありますがどうも自然というイメージでもないですし、ちょっと遠くなりますが大沼方面に行くとありますが、函館市内で自然観光として生かせるとすれば函館山かなと思いました。幸いにして要塞だったということもあり、展望台はありますがそれ以上に開発されていないため、自然がそのまま残されています。テレビの「ブラタモリ」でも要塞のことをやっていましたが、遊歩道を歩いているのを見て観光資源になり得るなと思いました。要塞に手を付けると莫大な経費と他官庁との協議もあるので、日中半日くらいかけて登って歩き、津軽海峡や函館湾が見える所に行く所々に休憩所として東屋や展望施設を作ったりすることは大がかりなものでなくてもできます。函館山は、市民をはじめ親子連れや高齢者も気楽に登れる高さであり、観光客で2泊,3泊滞在する人やリピーターにも比較的軽装で登れる山ですし、熊などの猛獣が出る可能性もなく、それほど危険性もないので、登りやすく歩きやすいように手摺りを付けたり、急な坂であれば木の階段等を作ったりというイメージです。半日程度、ピクニック的に楽しめるようにすると充分資源になり得ると思っていて、世界遺産の熊野古道みたいに本格的にはなりませんが、市民だけではなくて、とりわけ欧米人は自然が好きなので、そういうことも含めて夜景だけではない函館山を整備してはどうかと担当部局に指示しています。   

 


 

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各社質問

 
(記者)
新幹線開業日のブルーインパルスの話がありましたが、飛行が決まった経緯と内容を教えてください。

(市長)
まだ詳しい内容は固まっていませんが、平成21年の「函館開港150周年記念」でブルーインパルスが展示飛行することになっていたのですが、あいにく当日は天候不順で実現しなかった経緯があり、開業日当日には是非ブルーインパルスをということで、北海道商工会議所連合会の高向会頭や北海道知事が熱心に取り組んでいただいて実現したということです。宮城県松島基地第4航空団所属の第11飛行隊が最大6機、どういう編成で来るかはまだはっきりしていません。飛行時間,飛行場所についても未定です。18日に航空自衛隊が実施すると発表しましたが、詳細についてはまだ承知しておりません。

(記者)
今月開始した市電・バスのIC乗車券の事業者募集要領の中で、高齢者の割引やプレミアムあるいはポイント制に対応できるという条件が入っているようですが、完全にIC化された場合に現状のどういうものを維持すべきとお考えですか。

(市長)
将来的には分かりませんが、高齢者の割引制度は当面維持するということを前提にプロポーザルを行っていますから、それが廃止されることは当面はないと考えています。


(記者)
例えば5,000円のカードは5,800円という割増率のお考えはどうでしょうか。


(市長)
割増率までは聞いていませんでした。現在詰めている段階で詳細は未定ですが、そういうことが可能なカードにするということです。助成制度の廃止や6,000円の上限を下げるとか上げるとかは一切考えていません。


(記者)
大きな地震の際や津波の恐れがある時など、公共施設の利用者や外国人を含む観光客に対する災害情報の周知について、どのように考えていますか。
また、函館山はカラスの住み処で、函館山に限らず函館駅前や五稜郭公園で観光客に接近している場面を何度も見ていますが、何らかの対策があればお聞かせください。

(市長)
地震が起きた瞬間は、「逃げてください」とすぐに対応はできないので、地震がおさまった時点でこのままでは災害が起きそうな場合、あるいはすでに施設において危険が生じている場合は、当然それに対応した放送や避難誘導などあると思いますが、それに及ばない時はとりわけ対応はしないのだろうと思います。
また、言葉の通じない観光客、ニュースを見てもラジオを聞いても意味が分からない、日本語のインターネット速報を見てもわからない人達に災害状況をお知らせすることは必要で、ある程度はやっていますが、万全かと言われれば自信はありませんので、これからまだ努力の必要はあると思います。津波は時間差で来るので、その間にいろいろなことができますが、地震は自分の身を守ることで精一杯というところがあるので、落ち着いて状況を見ながらどう対応するか、これからもどういう形で安全を確保するかということを考え努力していきたいです。
それから、カラスの問題ですが、とりわけカラス対策をしているという話は聞いておりません。追い払いますが、殺すわけにいかないし、なかなか難しいところです。産卵期には凶暴化するというケースも聞いてはいますが、最近、函館で人的な被害があったとは聞いていませんので、人間に乱暴したりするのはあまりいないでしょうし、今の状況でカラスを少なくするとか、捕獲、射殺するとかは考えていませんし、どうやって対策するかと言われても現実として難しいのかなと思います。

※記者会見における質疑内容の要旨をとりまとめの上掲載しています。



   
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