市長定例記者会見(平成27年10月23日)

2015年11月26日

定例記者会見

日時 平成27年10月23日(金)

場所 8階第2会議室


【会見事項】

 

幹事社質問

 

各社質問
 

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幹事社質問

 
(幹事社)
この度、JR北海道が北海道新幹線の特急料金を国土交通大臣に認可申請しましたが、公表された新幹線の料金設定についてどのようにお考えですか。また、開業に向けての誘客を函館市としてどのようにお考えでしょうか。

(市長)
料金の上限として公表されたものであり、料金が上限いっぱいになるのかどうかは、今後、国土交通省の認可後に正式に決まると思います。JR北海道としては飛行機の運賃との比較や運行収支の関係、在来の料金との関係など、様々考慮した中で料金の上限を設定したと思いますが、知事も割引切符の導入などをこれから要請していくというお話なので、このままの料金だけではなく、飛行機と同様に往復割引や早割など、どういうものになるのかわかりませんが利用者にとって使いやすい、新幹線の利用促進に繋がるような正規料金とは別の料金設定をしていただければと思っております。知事も要請するということですので、私としては推移を見守っていきたいと思っています。
ただ、報道でしか知り得ていませんが、JR北海道の北海道新幹線の収支自体がマイナスというのは気掛かりです。JR北海道全体が厳しいというのはあるのでしょうが、その中で期待の新幹線の収支だけ捉えてもそこは意外であり、JR北海道の財務体質の改善につながらないというのはどういうことなのかなと心配しています。その辺は機会があればお聞きしたいと思っています。
それから、市は開業に備えて道南地域はもちろんですが、青森県側あるいは日胆と連携しながら、イベント等の地元での準備も進めているところです。関係者の間では開業日まであと150日くらいと大分盛り上がっていますが、一般市民の方にはまだまだで、テレビCMも流れ出しましたが、年明けくらいに近づかないと盛り上がらないという気はしています。開業日が近づけば、黙っていても盛り上がってくるだろうと思います。
私どもとしては地元としての準備は滞りなく進めながら、今の段階では外に行って誘客を図り、「北海道新幹線が3月26日開業しますよ。是非、北海道にお越し下さい。」とPRする方をどちらかというと優先しています。地元で盛り上げるのも大事ですが、多くの方に来て頂くために、来週もさいたまの東日本連携・創生フォーラムに出掛けますし、その後も秋田、仙台、東京ドームで、そして東京駅でも知事を先頭にやられるようですから、そこに力を入れるとともに、マスコミあるいはテレビ放映もいま折衝していますが、GLAYのテーマソングを使うところのメロディはできあがっているようでありますから、そういうものをどういった形で首都圏や関東・東北で流して、向こうで盛り上げて客を呼んで来るかということに力を入れてやっていきたいと思っています。

(幹事社)
東京-新函館北斗間の料金が22、690円ということを個人的にどうお考えですか。

(市長)
正規料金としては飛行機よりは安く、従来の料金よりは若干高いということで、格別高いとも安いとも思わないです。従来の料金に比べれば、青函トンネルの中は普通並のスピードしか出ないという話もありますが、立派な新幹線車両を導入して、線路を問わず様々にお金がかかっているので快適性から言えばやむを得ない範囲かなと思います。ただ、飛行機も正規料金だけで乗っているわけではなく、実際に購入している価格帯との比較でJR北海道がどういう戦略で客を少しでも多く集めるのか、これからが肝心かなと思います。もちろん割引率の設定によっては航空会社も対抗してくる可能性もあるので、きちんと考える必要もあるでしょうが、飛行機で来ていただくのも大事なので、JR北海道の新幹線開業のためのPRはしますけど、どっちに乗っていただくかは函館に来るお客様の利便性で各々選んでいただければといいと思いますので、その中で価格が決まっていくのだろうと思います。

(幹事社)
北陸新幹線が開業して半年が過ぎ、新幹線の開業によりどのようなことが起こるのか事例が見えてきたと思いますが、北海道新幹線開業後の函館の観光やまちの状況として、例えば海産物や宿泊施設が足りなくなるなどといったイメージはされていますか。

(市長)
ちょっと状況が違うのは、人口は少なくても観光客を受け入れる力は函館の方が大きく、観光の宿泊客数というのは金沢より函館の方が圧倒的に多いと思っています。イベント等で、首都圏の皆さんに函館に来たことがあるかどうかを聞くと、6割以上の人が手を上げますが、多分、金沢にはそんなには行っていなかったと思います。今まで行っていない北陸だから首都圏からどっと行ったということなのですが、北海道の場合は函館だけではなく、札幌などにも首都圏から結構来ています。首都圏における観光地としてのネームバリューは失礼ながら北海道の方が圧倒的に上だった訳ですから、行ったことがない北陸は宿泊のキャパも小さく非常に殺到しました。私達は平成10年に539万人の観光客を受け入れた実績があります。昨年が484万人ですから、これが新幹線で40万人増えるという話もありますので、それを加えても約530万人であり、最高値の539万人を受け入れてきた実績があるので、一時的に開業時あるいは夏休みやゴールデンウィークには今まで以上の混雑は想定されますが、最大の繁忙期の受け入れに合わせてホテルをつくる訳にもいかないので、一時的なブームの中では足りないけれども、年間を通じて継続的には540万人から550万人の観光客を受け入れられます。それ以上になってくるとちょっとどうかなと思いますが、今も2、3のホテルが話として進んでいますから、新幹線だけではなくインバウンドも見据えながら、今後の需要がそういう傾向として続くとすれば積極的に投資する方が出てくるかなと思っています。いずれにしても今言った理由で、金沢よりは対応できるまちではないかと思っています。

(記者)
先程、知事が北海道新幹線の割引料金を要請するので推移を見守りたいとのお話でしたが、知事は割引料金を含め3時間台での運行や需要が増えた際の増便等の要請をすると会見で言っていますが、地元函館市として要請の予定はないということですか。

(市長)
知事が北海道代表としてやりますから、地元としては函館市単独ではなく、函館市を含めた北海道新幹線新函館開業対策推進機構で行動すると思います。

 

 


 

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各社質問

 
(記者)
今回、日本新三大夜景都市に函館が入らなかったのですが、市長はどのように受け止めていらっしゃいますか。

(市長)
ほとんど何も感じていません。長崎が1位になった時も夜景サミットが長崎で開かれていてそれに関連する法人が選び、函館は夜景サミットにも参加していないし、そういう会議にも出ていません。そういう団体に所属しているところを選んでいるのでしょうという話を当時もしたのですが、ミシュランでは長崎は2つ星で函館は3つ星をもらっていますので。
この10年・20年は、函館は100万ドルの夜景とも世界三大夜景とも言わなくなっています。私は夜景頼みの観光からの脱却と言っているので、順位は関係なく、そういう意味では我々は30年・40年前に函館の夜景を売り込むために、香港・ナポリ・函館の世界3大夜景や100万ドルの夜景という売り言葉でやったけれど、もう卒業しているので順位付けにはあまり興味はないです。そんなこと言ったら東京タワーから見る東京の夜景だって素晴らしく、どこの夜景も素晴らしいですよ。よく香港・ナポリ・函館と言われたけれど、香港と函館の夜景の質は違う訳で、その人その人の見る感覚によっても違うのだろうと思いますから気にしていられないです。法人としては、旧態依然とした夜景では困る訳で新たなものを選ばなければ、法人のPRというか存在のためにというのもあるでしょう。一番不思議に思っているのは3年ごとに選ぶということで、夜景は3年ごとに順位が変わるようなものではないと私は思っています。魅力ある都市は各都市の努力によって変わっていくと思いますが、夜景の順位が3年ごとに変わるとすればどんな夜景で、どんな団体がどうやって順位を付けるのかと私自身は思います。夜景に一回順位を付けたら多分10年・20年は変わらないです。だからあまり気にしていません。
ただ一つ心配しているのは、人口が減ってまちがコンパクトになっていって、そのときに明かりが弱まったり、明かりもコンパクトになっていくとすれば、将来にわたって街路灯や道路照明などのあり方を考えていかなければならない時代が来つつあるなとは感じています。このまちの人口が減って20万人になって15万人になった時に、灯りが半減するとか暗くなるとかということであれば夜景に影響してくるということを非常に心配しており、その対策は考えていかなければならないと思っています。

(記者)
29日に、原発ゼロを目指して活動している細川元首相、小泉元首相らが来庁しますが、全国的に知名度がある方々ですので、大間原発のことを広く知らしめ、世論を高められるという効果があると思いますが、市長は元首相らと会うことの効果や意義についてどのように感じていますか。

(市長)
元総理お二人が激励も込めて来て頂けるとのことですので、私としては非常に有り難く思っています。ただ私自身は原発ゼロとは言っていませんし、20分から30分しか懇談の時間はないようでありますからどこまで突っ込んだ話になるのかわかりませんが、忌憚のない話をさせていただきたいと思います。
全国的に短時間でもニュース性として伝わるかもしれませんが、私の本意が裁判での意見陳述あるいは提訴当時の報道のように伝わっていくかといえば、地元ではありませんが、全国的には私を脱原発の先頭に立ってやっているように感じている人もいるのかなと思いますので、そこは報道されても深まっていかないのかなと思います。脱原発同士でやっていると思われるとすれば、私の意としているところではないのですが、元総理お二人に来ていただき、激励していただくことは大変有り難く思っていますので、率直に話が出来ればと思います。
また、庁舎から大間を双眼鏡で見たいということなので、天気が良ければいいなと思っております。

(記者)
大間原発訴訟については、14万人の署名が提出されたように市民の意向や世論が影響してくることもあると思います。元総理の来庁は世論喚起も狙いにあるのでしょうか。

(市長)
私が仕掛けて来ていただいている訳ではなく、向こうからお話があり、10月29日ということになったので、函館の世論を喚起するためにという意図ではありません。
ただ、函館の14万人の署名はもちろん心強く、地元が一丸となって議会の全会一致と同じように全市民的なものなのだと理解していただくにはいいのですが、裁判となると地元のことだけではやはり難しいものがあるので、全国的にも大間のことに関心を持っていただくことが必要だし、あるいは訴訟の上での論理とテクニックとさまざまなものが必要になってくるのかなと思います。

 

 



   
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