令和3年度(2021年度)教育委員会運営方針

2021年7月13日

組織の使命

教育委員会は,学校などの教育機関を管理し,学校の組織編成や,教育課程,教科書をはじめとする教材の取り扱いなどの事務を行うとともに,社会教育その他教育,学術・文化に関する事務を管理・執行する機関であり,教育長および4人の教育委員の合議により,教育行政を担っています。

 

人口減少や少子・高齢化に加え,人工知能やビッグデータ,IoTなどの先端技術の高度化により,個人の価値観やライフスタイルの多様化,地域社会におけるつながりや支え合いの希薄化,生活のなかでの急速な情報化など,社会が大きく変化しているなかで,市民一人ひとりが主体的に社会に関わり,多様な課題を解決しながら,活力ある地域社会を創り出していくことが求められています。

 

こうしたことから,郷土の歴史や文化を誇りに思い,地域の発展を支える人材の育成を担う教育の役割がますます重要となります。

 

昨年度は,新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大に伴い,学校の臨時休業や施設の休館など,児童生徒の学習や,市民の文化芸術・スポーツ活動等に影響が及んだところですが,教育委員会では,引き続き,感染症拡大防止対策を講じながら,「函館市教育振興基本計画」(2018~2027)に掲げる三つの人間像,「生涯を通じて学び続け,主体的に判断して変化する社会を生きる人」,「寛容さと思いやりの心をもって,多様な人々と絆を結び共に支え合う人」,「世界に目を向け,新たな価値を創り,まちの魅力を高める人」をめざし,教育行政を推進してまいります。

組織の基本方針

《学校教育部》

子どもたちに必要な新しい時代を生き抜くための資質・能力を確実に育むとともに,子どもたちが函館の魅力を感じ,関わりを深め,愛着や誇りをもち,未来に向かって新たな価値を生み出すことができるような教育を推進することが重要です。

そのため,各学校において,変化する社会を生きる力を育成するとともに,地域とともにある学校づくりを推進するほか,函館への愛着や誇りと未来へ飛躍する力を育成するための取組を進めます。

 

《生涯学習部》

市民一人ひとりが,生涯にわたり,様々な分野の学習活動に参画し,豊かな感性や郷土を愛する心を育むとともに,その成果を生かすことができる,心豊かで活力にあふれるまちづくりを進めることが重要です。

そのため,市民の主体的な生涯学習活動を支援するとともに,文化芸術活動の促進や文化遺産の保存活用を図るほか,ライフステージに応じたスポーツ・レクリエーション活動を促進するための取組を進めます。

 

主要施策・事務事業

 基本目標1 変化する社会を生きる力の育成

子ども一人ひとりが,変化する社会のなかで主体的に生き抜くことができるよう,確かな学力,豊かな心,健やかな体を育むことをめざします。

 

施策1 確かな学力を育む教育の推進

1 授業改善の推進

  1. 標準学力検査や全国学力・学習状況調査の結果を詳細に分析し,授業改善や指導内容の重点化に活用します。
  2. 「知識・技能」,「思考力・判断力・表現力等」,「学びに向かう力・人間性等」といった資質・能力の三つの柱をバランスよく育むことをめざし,各学校が教育目標や地域の実情を踏まえて学校全体で授業改善に努めます。
  3. 単元・題材など内容や時間のまとまりを見通しながら,主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進します。
  4. 学習評価を通じて学習指導のあり方を見直し,指導と評価の一体化により,授業の改善・充実を図ります。
  5. 児童生徒一人ひとりに応じたきめ細かな指導の充実を図るため,少人数指導,習熟の程度に応じた指導,放課後・長期休業期間などにおける補充学習を推進します。

 

2 学習の基盤となる資質・能力を育む活動の充実

  1. 言語能力を育成するため,各教科などの特質に応じた言語活動や,言語能力を向上させる重要な活動である読書活動の充実を図ります。また,読書活動の中核を担う学校図書館の充実に努めます。
  2. 情報活用能力を育成するため,コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用した学習活動の充実を図ります。また,小学校におけるプログラミング的思考を育む学習活動を実施します。
  3. 問題発見・解決能力を育成するため,児童生徒が横断的・総合的な探究課題に取り組むなど,身に付けた知識・技能を活用できる学習活動の充実を図ります。

 

 

3 学習習慣の定着に向けた取組の推進

  1. 児童生徒の興味・関心を喚起し,主体的に学習に取り組む態度を養う教育活動を推進します。
  2. 主体的に家庭学習に取り組む態度の涵養や望ましい学習習慣の定着に向け,児童生徒の実態に応じた学習量や授業内容との関連などに配慮した家庭学習の取組を,家庭と連携を図りながら学校全体で推進します。

 

 

施策2 豊かな心を育む教育の推進

1 いじめの未然防止等に係る取組の推進

  1. 「函館市いじめ防止基本方針」に基づき,学校,家庭,地域,教育委員会などが連携を図りながら,いじめの未然防止などに係る取組を推進します。
  2. 家庭や地域,関係機関などとの連携・協力を密にすることにより,生徒指導の充実を図ります。
  3. 電話相談窓口の設置や市立小・中学校を巡回する相談員の配置などにより,児童生徒や保護者の不安を解消するための教育相談体制の充実を図ります。
  4. 児童生徒へのカウンセリングや教職員・保護者に対する助言・援助を通じて課題の解決を図るため,スクールカウンセラーを各学校に派遣します。
  5. 児童生徒の情報通信機器を使用した問題行動の未然防止・早期発見・早期対応を図るため,インターネット上における不適切な書き込みなどの状況を確認する取組を実施します。

 

2 道徳教育の推進

  1. 各学校において,教育活動全体を通じて道徳教育が進められるよう,道徳教育推進教師を中心に全職員が役割を分担して組織的に取り組みます。
  2. 児童生徒一人ひとりが考え,議論する道徳の授業への質的転換を図るための指導の改善・充実に努めます。
  3. 児童生徒の発達の段階を考慮しながら,自他を尊重する態度,人権に対する正しい理解,情報社会で適正に活動するための基となる考え方や態度を育む指導の充実に努めます。
  4. 児童生徒一人ひとりがよりよい人間関係を築き,自己有用感や自己肯定感を感じることができるような取組を推進します。

 

3 体験活動等の充実

  1. 家庭・地域と連携・協働し,自然体験活動やボランティア活動などの体験活動の充実を図ります。
  2. 各教科における表現の場・活動の充実を図るとともに,社会教育施設を活用した鑑賞などの学習活動の充実に努めます。
  3. 生徒や教員の負担に配慮しつつ,地域や文化・スポーツ関係団体との連携・協働を図りながら,部活動を実施します。

 

 

施策3 健やかな体を育む教育の推進

1 学校保健・学校体育の充実

  1. 健康や保健に関する諸調査の結果を分析し,児童生徒が健康の保持増進に必要な知識・能力や望ましい生活習慣・食習慣を身に付けるための指導の充実に活用します。また,学校生活を営むうえで配慮を必要とする児童生徒への対応に努めます。
  2. 家庭との連携を図りながら,歯科保健教育を通じて児童生徒のむし歯予防に向けた取組を推進します。
  3. 家庭や地域,関係機関などと連携を図りながら,性教育や薬物乱用防止に関する指導や取組の充実を図ります。
  4. 全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果を分析し,体育の授業における運動量の確保や運動技能の向上,体育的行事の活動内容の工夫など,基礎的な身体能力の育成や運動習慣の定着に向けた取組の充実に活用します。

 

2 学校給食の充実と食育の推進

  1. 安全・安心な学校給食を提供するため,調理や配送などにおける衛生管理の徹底を図ります。
  2. 各学校が創意工夫をもって献立を作成するなどの取組の充実を図ります。また,児童生徒が地域の食材に対し,興味・関心を高めて知識を深めることができるよう,地場産物の活用を推進します。
  3. 栄養教諭を中心とした学校の教育活動全体での食育を通じて,児童生徒が健全な食生活を実践する力と望ましい食習慣を身に付ける取組を推進します。
  4. 食物アレルギー対策を推進し,配慮を必要とする児童生徒への対応に努めます。

 

3 安全に関する教育の推進

  1. 生涯を通じて安全な生活を送る基礎を培うため,児童生徒の発達の段階応じた安全教育を推進します。
  2. 家庭や地域,関係機関などと連携し,通学路の安全対策や災害・危機事象発生時などにおける児童生徒の安全確保のための取組を推進します。

 

 

施策4 幼児教育の充実

1 幼児教育の質の向上

  1. 幼児期における教育内容の充実を図るとともに,多世代・異年齢交流などの体験活動の実施や家庭教育・子育ての支援に努めます。
  2. 幼児教育に関する研修や教育相談などを行う幼児教育センター機能の充実に努めます。

 

2 小学校教育との円滑な接続

  1. 小学校教育のカリキュラムとの連続性を確保し,相互の理解と連携を一層深めるため,小学校の教職員との意見交換や合同研究のほか,園児と児童の交流,就学に向けた引継などの取組の充実を図ります。

 

 

施策5 多様なニーズに対応した取組の充実

1 特別支援教育の充実

  1. 教育上特別な配慮を必要とする児童生徒に対して,学校全体で支援する体制の充実を図ります。また,関係機関などとの円滑な連携・協力を図りながら,児童生徒の実態や児童生徒と保護者の意向などを踏まえた計画的・継続的な支援に努めます。
  2. 特別支援教育サポートチームや特別支援教育巡回指導員が校内支援体制などについての助言を行います。また,特別支援教育支援員を引き続き各学校に配置します。
  3. 関係機関などとの連携を図りながら,児童生徒に関わる教育相談や適切な就学指導を実施します。

 

2 不登児童生徒等への支援

  1. 不登校および不登校傾向が見られる児童生徒一人ひとりの状況に配慮した指導方法や指導体制の工夫・改善に努めます。
  2. 適応指導教室および相談指導学級において,不登校児童生徒の学習活動を支援します。
  3. 関係機関,フリースクールなどの民間施設,NPO団体などと連携を図り,専門家の助言または援助を得ながら,不登校児童生徒一人ひとりの状況に配慮した支援に努めます。
  4. 不登校に関する相談窓口の周知を図るとともに,不登校児童生徒とその保護者に対して,支援内容などに関する情報提供や相談対応を行います。

 

3 就園・就学に対する支援

  1. 経済的な理由により,就園・就学が困難な子どもの保護者に対して市立幼稚園保育料の軽減や就学援助などの支援を行います。
  2. 地域住民などが実施する学習支援活動の促進・支援に努めます。

 

 

基本目標2 地域とともにある学校づくりの推進

家庭や地域と一体となって子どもを育むとともに,教職員一人ひとりが個性・能力を十分に発揮できる学校づくりを推進します。

 

施策1 家庭・地域との連携・協働の推進

1 家庭・地域と一体となった学校運営の推進

  1. すべての市立小・中学校にコミュニティ・スクールを導入し,保護者や地域住民などの学校運営への参画を促進します。また,コミュニティ・スクールは,地域の実情に応じ,中学校区内における小・中学校間の連携を図りながら運営します。
  2. 家庭・地域・学校がめざす子ども像や教育目標,学校運営の基本方針を共有し,学校評価などを通じて学校運営の工夫・改善を図ります。
  3. 教育活動について積極的に保護者や地域住民などに対して情報発信し,教育活動への参画を促進します。
  4. 地域と学校をつなぐ人材の発掘・育成に努めるとともに,家庭・地域・学校が連携・協働して行う活動の実施やその運営を担う組織づくりを促進します。

 

 

施策2 学校における指導体制等の充実

1 校務運営および指導体制の工夫・改善

  1. 校長のリーダーシップのもと,教育目標の実現に向けて教職員が適切に役割を果たすとともに,相互に連携しながら教育活動に取り組むことができるよう校務運営の改善・充実を図ります。
  2. 児童生徒,学校および地域の実情を踏まえた教育課程を編成し,組織的かつ計画的に実施するとともに,学校評価などを活用して教育活動の質の向上を図ります。
  3. 豊かな知識・経験をもつ専門家などの外部人材を教育活動に活用するとともに,関係機関・企業・高等教育機関などと連携し,指導体制の充実を図ります。

 

2 業務改善に向けた取組の推進

  1. 教員の勤務実態を踏まえながら,学校における業務改善に向けた取組を推進します。

 

3 教職員の資質能力の向上

  1. 教職員のキャリアステージに応じた研修を実施するほか,授業改善,特別支援教育や情報モラル教育など今日的な教育課題に対応した研修を実施します。
  2. 授業公開などを中心とした実践的な研究を通じて教育実践の改善・充実に努めるとともに,南北海道教育センターにおける事業の充実を図ります。また,優れた実践事例については学校間で共有を図ります。
  3. 児童生徒への適切な支援を教職員が行ううえで必要となる児童福祉などに関する知識を深める機会の充実に努めます。

 

 

施策3 学校間の連携・接続

1 学校間の縦の連携・接続

  1. 子どもの学びの連続性を踏まえた教育課程を編成するなど,学校間の円滑な連携・接続を図る取組を推進します。
  2. 中学校区内における小・中学校において,めざす子ども像の共有を図り,児童生徒に必要な資質・能力を育む取組を推進するとともに,義務教育9年間を見通した小中一貫教育に進展する取組を推進します。
  3. 教育上特別な配慮を必要とする子どもに関する個別の教育支援計画などを学校間で円滑に引継ぎます。

 

2 学校間の横の連携

  1. 教職員の情報交流・研究協議会・授業公開などの取組の充実を図ります。

 

 

基本目標3 函館への愛着や誇りと未来へ飛躍する力の育成

子ども一人ひとりが,函館の魅力を感じ,関わりを深め,愛着や誇りをもつとともに,未来に向かって新たな価値を生み出す資質・能力を育むことをめざします。

 

施策1 函館への愛着や誇りを育む教育の推進

1 地域資源を活用した教育活動の推進

  1. 豊かな地域資源を教材として活用し,函館のまちの良さを感じることができる教育活動を推進します。
  2. 授業や課外活動などにおいて,芸術家,スポーツ選手,研究者などの様々な専門家から直接指導を受ける機会の充実を図ります。

 

2 地域に貢献する教育活動の推進

  1. 地域行事・ボランティア活動などを通じて社会に参画する態度を育む教育活動を推進します。
  2. 地域住民や企業などとの連携を図りながら,地域課題の解決に取り組む学習機会の充実を図ります。

 

施策2 未来へ飛躍する力を育む教育の推進

1 豊かな国際感覚を育む教育活動の推進

  1. 諸外国の生活や文化を理解・尊重し,国際的に協調して取り組む重要性について考える国際理解教育の充実を図ります。
  2. 外国語活動および外国語の授業などを通じて児童生徒が異文化を理解し,協調する態度やコミュニケーション能力を育む教育活動の充実を図ります。
  3. 海外派遣事業,海外留学事業,国際交流活動など外国人との交流機会の充実を図ります。

 

2 キャリア教育の推進

  1. 児童生徒が社会的・職業的自立に向けて望ましい職業観・勤労観などを身に付けるために,発達の段階に応じたキャリア教育を推進します。
  2. 様々な企業などと連携を図りながら,児童生徒の興味や適性に応じた,職場見学,職場体験活動,インターンシップなどの取組を推進します。

 

3 科学技術への関心を高める教育活動の推進

  1. 科学技術の基礎となる理科,算数・数学に対する関心を高めるため,観察,実験などの教育活動の充実を図ります。また,実生活との関連がある課題や科学的な体験などを取り入れた授業の充実を図ります。
  2. 科学技術への関心を高めるため,学術研究機関などと連携し,教育活動の充実を図ります。

 

 

基本目標4 生きがいを創り出す生涯学習の推進

市民一人ひとりが生涯を通じて学び続け,その成果を生かし,充実した生活を送ることができる生涯学習の推進をめざします。

 

施策1 生涯学習活動の推進

1 市民の主体的な学習活動の促進

  1. 市民が生涯にわたり主体的に取り組む文化活動やレクリエーション活動,ボランティア活動,読書活動などの様々な学習活動を促進します。
  2. 各種講座などを体系的に整理した学習情報誌の発行や市民の講座受講歴の登録など学習意欲の向上につながる取組を行います。
  3. 高齢者が楽しみながら知識や教養を身に付け,仲間づくりを通じて生きがいのある生活を実現し,豊かな社会・人生経験を地域に生かすことのできる学習活動を促進します。
  4. 市民の学習活動の推進に大きな役割を担う市民活動団体をはじめ高等教育機関や企業などの連携を促進します。

 

2 学びの成果を生かす活動の促進

  1. 地域の優れた知識・技能をもった人材を体系的に登録・紹介する事業を拡充し,市民の主体的な学習活動を支援します。また,学びの成果を生かしたボランティアなど様々な活動を促進します。

 

 

施策2 社会教育活動の推進

1 社会教育施設等における学習機会の充実

  1. 幅広い世代の多くの市民が興味・関心をもち,積極的に学ぶ機会が得られるよう,社会教育施設などにおける講座などの充実を図ります。
  2. 市立小・中学校の施設を活用し,社会教育活動を行うグループやサークルなどが活動できる環境の充実に努めます。

 

2 家庭・地域における社会教育活動の推進

  1. PTAなどの関係団体と連携を図りながら,保護者や地域住民が集まる機会を活用し,家庭教育や子育てに関係するセミナーを開催するなど学習機会の提供に努めます。

 

 

基本目標5 心の豊かさを育む文化芸術の振興

文化芸術や文化遺産に触れる機会を充実させ,市民一人ひとりが創造性を高め,感性を豊かにすることができる文化芸術の振興をめざします。

 

施策1 文化芸術活動の促進・支援

1 市民の主体的な文化芸術活動の充実

  1. 文化芸術活動団体などと連携を図り,市民の文化芸術活動に関する情報の収集や発信に努めるとともに,各団体による文化芸術活動の支援に努めます。
  2. 市立小・中学校の施設を活用し,文化芸術活動を行うグループやサークルなどが活動できる環境の充実に努めます。

 

2 文化芸術に接する機会の拡充

  1. 文化芸術活動団体などと連携し鑑賞機会の充実を図るとともに,市民文化祭の実施など市民が気軽に文化芸術に接する機会の充実に努めます。
  2. 小・中学校に芸術家などを講師として派遣し,児童生徒が文化芸術に親しみ,豊かな創造力を育む機会の充実に努めます。

 

3 文化芸術活動を担う人材の育成

  1. 優れた作品などを発表する機会の充実を図り,児童生徒の創意と潤いのある個性豊かな文化芸術活動を一層促進し,人材の育成に努めます。
  2. 各種研修会などへの参加を促進し,文化芸術活動を主体的に担う人材の育成に努めます。

 

施策2 文化遺産の保存・活用と伝統文化の継承

1 文化遺産の保存・活用

  1. 指定文化財の保存整備や新たな指定,公開など,本市の貴重な文化財の保護と活用を推進します。
  2. 縄文文化交流センターを中核として,史跡垣ノ島遺跡・史跡大船遺跡などの貴重な遺産を活用し,縄文文化の普及・啓発の取組を推進します。
  3. 博物館や図書館において収蔵している資料を展覧会などで展示するとともに,デジタル化して保存・公開するなど,市民や観光客が函館の歴史に理解を深める取組を推進します。

 

2 伝統文化の継承

  1. 本市の特色ある郷土芸能の保存会などへの支援を行い,保存伝承活動の促進に努めます。

 

 

基本目標6 健やかな心身を育むスポーツの振興

市民一人ひとり健康づくりとスポーツを通じて,体と心を鍛えることができるスポーツの振興をめざします。

 

施策1 スポーツの振興

1 子どものスポーツ機会の充実

  1. 生涯にわたりスポーツに親しむ基礎づくりとして,子どもが幼少期から様々なスポーツに触れ,その楽しさや魅力を体験する機会の充実に努めます。
  2. スポーツ団体との連携・協働を図りながら学校部活動を支援します。
  3. 子どもの身近な活動の場となるスポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブの活動の支援に努めます。

 

2 ライフステージに応じたスポーツ活動の推進と環境の充実

  1. 情報提供や広報活動の充実,各種教室の開催などを通じて,スポーツ活動やスポーツによる健康づくりに親しむ意識の啓発に努めます。
  2. 新たにスポーツを始めたり,日常的に親しんだりできるよう,スポーツ・レクリエーション活動に関わるイベントの充実に努めます。
  3. スポーツ団体などの育成・支援や,地域のスポーツ指導者の養成に努めます。
  4. 障がいの種類や程度,体力に応じスポーツに親しむことができるよう,関係団体などと連携し,障がい者のスポーツ活動への参画機会の充実に努めます。
  5. 高齢者がそれぞれの健康状態を維持増進し,自立した生活を営むことができるよう,関係機関などと連携し,高齢者の健康づくりのための運動機会の充実に努めます。
  6. 市立小・中学校の施設を活用するなど,スポーツ活動を行うグループやサークルなどが活動できる環境の充実に努めます。

 

3 競技スポーツの促進

  1. 優れた指導力を有する競技スポーツ指導者の養成を図るとともに,競技団体などとの連携により,競技力の向上をめざします。
  2. スポーツへの興味・関心や参加意欲を高めるため,大規模スポーツ大会,プロスポーツイベントの誘致に努めるとともに,技術交流により競技力の向上が期待されるスポーツ合宿の誘致活動に取り組みます。
  3. 国内・海外の競技団体との交流により,スポーツを通じた地域間交流の促進に努めます。

 

 


 

 

 

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