平成29年度 競輪事業部運営方針

2017年6月21日

組織の使命

 

競輪事業部は,当市の財政に貢献することをめざし,函館競輪の開催および他場開催競輪の車券発売を行っています。

 

競輪事業部のミッション(使命)は,
競輪事業の実施により財政への貢献をめざすとともに,北海道で唯一の競輪場として,自転車競走の振興と発展,さらには産業振興とスポーツ振興に寄与することを目標に,将来にわたって競輪文化の明かりを絶やすことなく灯し続けることです。


全国的な人口減少や高齢化の進展,価値観の多様化など様々な要因によって競輪界を取り巻く環境は年々厳しさを増しており,また,かつては地域性の強いレジャーとしての位置づけであった競輪事業も,交通体系の発達やIT技術の進展とともに全国規模の車券発売が可能となり,他の競輪場との競争は激しさを増しております。

 

このような環境の中で,現在の競輪ファンの維持に加え,新たなファン層の開拓や,経費節減による収益確保が今まで以上に強く求められていることから,環境の変化に柔軟に対応し,その使命の達成に向け組織が一体となって取り組みます。 

 

 

 

組織の基本方針

 

 

 

競輪事業は大きな変革期にありますが,競輪事業が果たしてきた歴史的な意義を忘れることなく,常に自己革新と新たな課題への挑戦(チャレンジ)を続け,安定した経営基盤の確立に向け,全力で取り組みます。

 

 

競輪事業を将来にわたって引き継いでいくためには,競輪ファンばかりでなく,多くの市民の理解を得ることが不可欠であり,競輪が果たしてきた役割や現状などを知っていただけるよう,これまで以上に広報活動を行うとともに,オリンピック競技にもなっている自転車競技の魅力を伝える努力を続けます。

 

組織内の情報を共有化し,自由闊達な雰囲気の中で,時代の変化をつかみとるアンテナをめぐらせ,失敗を恐れずに収益の拡大に向け,民間のノウハウを積極的に活用するなど,新たな取り組みに挑戦して累積赤字を解消し,安定した経営基盤の確立に全力で取り組みます。

 

 

主要施策・事務事業

1 函館競輪の魅力向上

(1) 競輪事業および自転車競技への理解の促進

  • 競輪事業について市民の理解を促進するため,広報活動を充実するとともに,関係団体が主催する競技大会やサイクリング大会への支援などにより自転車の魅力を市民に伝えます。

(2) ファンサービスの充実と新たなファンの開拓

  • 売上増を図るため,ファンのニーズに対応した施策を展開するとともに,地元選手会や選手会OB会と協働し,競輪事業の活性化を図ります。
  • 若年者や初心者のための講座開設などにより,新たなファンの開拓に努めます
  • 近年,既存のファン層だけでなく,若年者や女性を中心とした新たな層からも注目されている「ガールズケイリン」の開催数を今後も確保できるよう関係機関に働きかけるとともに,未来のガールズケイリン選手の発掘,育成サポートを行う「ホワイトガールズケイリン育成プロジェクト」を実施し,自転車競技の普及・発展を目指します。
  • 函館競輪場やそこで行われるイベント等を知っていただくためのツールとしてWebSNS媒体をこれまで以上に活用し,多くのお客様に函館競輪場の魅力を伝えることで来場者の増加や新規ファンの確保に努めます。

(3) 自場発売の拡大や集客性のある特別競輪の開催

  • ファンサービスの拡大や新たなファンの開拓などにより自場発売の拡大に努めるとともに,集客性の高い特別競輪を開催するなど,競輪の魅力向上を図ります。

(4) 他の競輪場等との連携促進

  • 電話投票会員や臨時場外向けのファンサービスの拡大を図るとともに,全国のサテライトへ発売の協力を依頼し,場外車券売場の拡大を図ります。
  • 函館競輪場では冬期間に競輪の開催ができないことから,冬期間等の他場借上開催の可能性について検討を進めます。

 

2 競輪事業の経営改善

(1) 関係機関との連携による各種制度の改善

  • 長年の要望活動などが実り,平成24年度から競輪制度自体を見直し,長期的に競輪事業を継続できるよう,JKA交付金の負担軽減など自転車競技法が改正されたほか,競輪選手数やレース数の削減などによる選手賞金の削減などの改革が進められてきましたが,これらの効果を検証しつつ,今後とも関係機関と連携し,各種制度の改善要望活動を実施します。

(2)包括民間委託の継続による収支の改善

  • 平成20年度から実施してきた競輪開催業務等の包括民間委託について,平成28年度から新たに自転車競走事業特別会計における単年度収益2億円が保証されることとなりました。
    平成25年度以降,毎年度単年度黒字を計上し,累積赤字の解消に努めてきた結果,平成29年度には累積赤字が解消される見込みとなったところであります。
    累積赤字解消後は,より一層の安定した経営基盤の確立に努めてまいります。

(3)競輪場施設の計画的・安定的な維持管理(競輪事業施設整備基金の創設)  

  • 競輪場施設は,全面改修から既に14年以上が経過しており,今後の大規模改修等に要する財源確保が課題となっております。このような状況の中,平成29年度に累積赤字が解消される見込みとなったほか,平成30年度には公債費の償還がほぼ終了する予定となっており,今後,一層の収支改善により,毎年度一定の収益を確保することが出来る見通しとなっております。
    こうしたことから,事業の長期的な視点に立ち,「競輪事業施設整備基金」を新たに創設したところであり,平成29年度から,施設の計画的・安定的な維持管理を目的とした基金への積み立てを行い,将来の大規模改修等に備えたいと考えております。

(4)市財政への貢献

  • 今後の収支改善により見込まれる収益については,基金への積み立てだけでなく,「市財政への貢献」という競輪事業の使命の達成を目指し,平成30年度以降,一般会計への繰り出しを実施する予定であります。

 

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競輪事業部 事業課
電話:0138-51-3121