令和3年度(2021年度)消防本部運営方針

2021年7月13日

組織の使命

消防の使命は,「市民生活の安全・安心」を確保することです。

 

   この使命を達成するため,消防本部は,組織力と機動力を最大限に発揮し,あらゆる災害へ迅速・的確に対処するとともに,社会環境の変化による多種多様な消防需要に応える施策・事業を展開することで,函館市民の生命(いのち)と生活(くらし)を守り,住む人・訪れる人が「安全・安心を実感できるまち」の実現に全力を挙げて取組みます。

組織の基本方針

市民の期待と信頼に応える力強い消防体制を確立します。

 

   消防施設・装備の充実を図りながら,高度化・専門化する消防業務を確実に行うことができる「消防人」の育成を重点的に進めるとともに,消防団との連携強化を図り,地域の総合的な防災力を向上させてまいります。また,頻発する自然災害や複雑多様化・大規模化する各種災害に対応するため,広域的な連携を強化することで,安全かつ的確に任務を遂行できる強力な消防体制を確立し,市民の期待と信頼に応えます。

主要施策・事務事業

1 時代に即応した消防体制の確立

(1)適正な消防力の確保

社会情勢の変化や消防救急需要の動向を見極め,適時適切に消防組織の見直しを検討し,市民から求められる消防体制の確立に努めます。

(2)市民から信頼される消防の確立

職員の公務員倫理観を醸成し,一人ひとりが消防職員であることに誇りを持ち,誠実に職務を遂行することにより,市民から信頼される消防の確立に努めます。

(3)新型コロナウイルス感染予防対策の徹底

新型コロナウイルス感染症の感染リスクを低減するため,職場内における感染予防対策を徹底し,いかなる時にも業務を継続できる体制の維持確保に努めます。

2 災害対応力の充実強化

(1)広域応援体制の充実強化

大規模多様化する各種災害に迅速・的確に対応するため,広域的な消防相互応援の即応体制充実と防災関係機関との連携強化を図るとともに,実災害に即した各種訓練・検証を重ね,消防活動体制および災害対応力の充実強化に努めます。

(2)消防車両および機械器具等の適正管理

消防を取り巻く環境の変化を見据え,消防車両や機械器具等の計画的な更新・配置を進めるとともに,適正な維持管理と安全運用の徹底に努めます。

(3)人材の育成

実災害を想定した訓練および研修等を企画,実行することにより,多様な災害に対し,的確に判断,対応できる職員の育成に努めます。

(4)消防団の体制強化

地域実情に応じた実践的な訓練を展開し,消防職・団員の連携強化と活動能力の向上に努めるとともに,消防団員の一層の確保と装備の整備など消防団の充実を図り,大規模多様化する災害への対応力強化に努めます。

3 火災予防対策の推進

(1)住宅防火の推進

住宅火災から生命と財産を守るため,家庭内における火災予防の意識啓発のほか,住宅用火災警報器の設置と適切な維持管理,さらに,住宅用消火器や防炎品の普及について,防火指導や広報を通じて理解促進に努め,住宅防火を推進します。

(2)事業所における防火安全対策の推進

多様化する事業所形態に対し,消防用設備等の効果的な設置と適切な維持管理を推進するとともに,防火管理体制の充実強化を図り,事業所の防火安全対策を推進します。

(3)火災調査技術の向上および出火防止対策の推進

火災調査の知識・技術を向上させ,多種多様な火災の原因を迅速的確に判定するとともに,火災の調査結果を踏まえ,広く市民に傾向と必要な対策を積極的に広報し,出火防止対策を推進します。

4 立入検査等の充実強化

(1)消防法令違反に対する是正推進

刻々と変化する社会情勢を踏まえつつ,査察執行方針における潜在的危険実態の高い防火対象物は優先的に,また,これ以外の防火対象物は計画的に立入検査を行い,消防法令違反があるときは,迅速かつ的確な行政措置により,違反是正を図ります。

(2)危険物施設における保安管理の徹底

危険物施設における事故の未然防止と被害の拡大防止のため,施設の適正な維持管理と危険物の正しい貯蔵・取扱いについて,継続的かつ効果的な指導により保安管理の徹底を図ります。

(3)柔軟に対応し得る査察能力の向上

立入検査や違反是正の取組みにあたり,必要不可欠となる査察員の技術・知識力の向上について,総括的立場にある主任査察員が中心となり,その推進を図ります。

5 救急救命体制の充実強化

(1)救急業務高度化の推進

専門化・高度化する救急業務の質を確保するため,指導的立場の救急救命士を中心とした教育指導体制の充実強化を図るとともに,救急救命士の処置範囲拡大に伴う認定救急救命士を計画的に養成し,救急業務高度化の推進に努めます。

(2)応急手当普及啓発の推進

救命率の向上を図るため,より多くの市民が応急手当の必要性を理解し,正しい知識と技術を習得できるよう各種救急講習を開催するように努め,少子高齢化が進む中で,市民と協働して応急手当普及啓発の推進に努めます。

(3)新型コロナウイルス感染症対策の徹底

新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制を考慮しながら,保健所等関係機関と協議し,状況に応じた救急体制を構築するとともに,救急活動時の感染防止対策および感染防止資器材の確保に努め,新型コロナウイルス感染症対策の徹底を図ります。

6 消防指令センターの体制強化

(1)職務能力の向上

火災,救急,さらには多発する自然災害など,多様化する各種災害に的確に対応できる体制を確立するため,情報聴取能力,通報者に対する接遇能力,幅広い医学的知識など,職員一人ひとりの職務能力の向上に努めます。 

(2)消防指令体制の強化

消防緊急情報システムの各機器等における機能の熟知と取扱技術の向上を図り,消防指令体制の強化に努めます。

(3)119番通報受信体制の強化

通常の119番通報のほか,外国人や聴覚・言語機能の障がいによって音声での会話が困難な方からの通報に対して迅速的確に対応するため,119番通報多言語通訳サービスやインターネットを利用して受信するNET119緊急通報システムなどを有効活用するとともに,これらのツールを市民に幅広く周知することで受信体制の強化を図ります。

 

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