公共用水域の用語解説

2014年3月20日

公共用水域の用語解説

 

 pHとは

 

  正式にはピーエッチ又はピーエイチと読みますが,ペーハーとも呼ばれています。

  pHとは,水素イオン濃度指数とも呼ばれる,酸性,アルカリ性の度合いを表す指数です。

  7.0が中性で,これより値が小さいと酸性,大きいとアルカリ性となります。

  pHは,酸性・アルカリ性の物質による影響のほか,水温等によっても変化します。

 

 DOとは

 

  ディーオーと読み,溶存酸素量とも呼ばれます。

  単位はmg/lで,水中に溶けている酸素の量を指します。

  水が汚れていると,有機物が分解される際に水中の酸素が消費されるためDOは低くなります。

  したがって,数値が大きいほど良好な水質と言えます。

  良好な状態を保つためには5mg/l以上であることが望ましいとされています。

 

BODとは


  ビーオーディーと読みます。

  生物化学的酸素要求量のことを指します。

  単位はmg/lで,水質の有機的な汚れの程度を表す指標の一つです。

  水中の有機物は好気性微生物の作用を受けて徐々に酸化,分解されて安定化していきます。

  この過程で消費される酸素量をBOD値といいます。

  環境基準では,河川の汚濁指標として採用されており,この値が大きいほど汚濁が著しいことに

 なります。

  コイ,フナ等の,比較的汚れた水でも棲める魚の場合,BODの値が5mg/l程度でも生きられる

 と言われています。

 

 CODとは

 

  シーオーディーと読みます。

  化学的酸素要求量のことを指します。

  単位はmg/lで,水質の有機的な汚れの程度を表す指標の一つです。

  水中の有機物等を酸化剤によって科学的に酸化する際に消費される『酸化剤の量』を『酸素量』

 に置き換えたものです。

  環境基準では,海や湖沼の汚濁指標として採用されており,この値が大きいほど汚濁が著しいこ

 とになります。

 

SSとは


  エスエスと読み,浮遊物質量とも呼ばれます。

  水中に懸濁している粒子状物質の量のことを指します。

  単位はmg/lで,水質の汚れの程度を表す指標の一つです。

  この値が大きいほど水は濁り,川などの自浄作用を阻害する,などの悪影響が出ます。

 

大腸菌群数とは

 

  だいちょうきんぐんすうと読みます。

  ヒトおよび動物の腸内に存在する大腸菌および類似の細菌群の数のことをいいます。

  単位はMPN/100mlで,水質の汚れの程度を表す指標の一つです。

  大腸菌群数試験により,ヒトのし尿やふん尿による汚染の有無およびその程度を知ることが出来

 ます。

 

油分等(n-ヘキサン抽出物質)とは


  ノルマルヘキサンちゅうしゅつぶっしつと読みます。

  ノルマルヘキサンという薬品により抽出される,不揮発性の物質の総称です。

  単位はmg/lで,水質の油分の指標の一つです。

  油分は鉱油類と動植物油脂類に分類されますが,環境省により示された分析方法では,両者を分

 けて調べることは出来ません。

  なお,環境基準は河川・湖沼にはなく、海域にのみ定められています。


  この値が大きいほど水が汚染されていることになります。

 

全窒素とは

 

  ぜんちっそと読み,T−Nとも標記されます。

  有機態窒素と無機態窒素の総量のことをいいます。

  無機態窒素は硝酸性窒素,亜硝酸性窒素,アンモニア性窒素に分類されます。

  単位はmg/lで,水質の汚れの程度を表す指標の一つです。

  全窒素が増えると赤潮などが発生しやすくなります。

  赤潮などが発生すると水中の酸素が少なくなるため,魚介類が酸素不足で死ぬこともあります。

  なお,環境基準は河川にはなく、湖沼・海域にのみ定められています。

 

全燐とは

 

  ぜんりんと読み,T−Pとも標記されます。

  水中の燐化合物全体のことをいい,大別すると有機態燐と無機態燐に分類されます。

  単位はmg/lで,水質の汚れの程度を表す指標の一つです。

  全燐は全窒素と同様に,増えると赤潮などが発生しやすくなります。

  赤潮などが発生すると水中の酸素が少なくなるため,魚介類が酸素不足で死ぬこともあります。

  なお,環境基準は河川にはなく、湖沼・海域にのみ定められています。

 

全亜鉛とは


  ぜんあえんと読みます。

  公共用水域における水生生物及びその生息又は生育環境を保全する観点から全亜鉛の環境基準が

 定められています。

  単位はmg/lで,水質の汚れの程度を表す指標の一つです。

 

 

 

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