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函館市への提言【IR構想について】

公開日 2019年03月06日

更新日 2019年03月07日

回答

受付月日

平成31年2月22日

ご意見等要旨

函館市および道南エリアにおいても人口減少問題・インバウンドの更なる拡大のため、IR誘致につき市民・町民を巻き込んだ議論が必要と考えます。

これまで函館市はIR構想に対し強い拒絶反応を示してきましたが、函館市が抱える諸問題を考えると、改めて市民・町民の意見を聞くべきと考えますがいかがでしょうか? 

このような議論をすることが市民・町民の政治参加や政治意識を高め、函館市および道南エリアの広域的な活性化につながるものと考えます。

市の回答

本市は古くから、函館山からの眺望をはじめ、食、景観、歴史、異国情緒など、豊かな観光資源に恵まれ、浪漫漂う港町として、国内外からの多くの観光客に親しまれてきました。 

民間シンクタンクによる全国最大規模の消費者調査における市区町村の魅力度ランキングにおいても、ここ10年間毎年3位以内に入り、直近5年間のうち4回1位を獲得しているところであります。 

長きにわたる先人のご努力と観光に関わる全ての方々の熱意、さらに市民の皆様の観光へのご理解があってこそ、このように高い評価を集め、函館の観光ブランドが形成・確立されてきたものと認識をしております。 

こうした経過を踏まえると、IRの誘致は、これまで培われてきた函館のイメージを損ないかねず、また、本市は全国の観光地の中でも宿泊率が高く、ホテル旅館等が高度に集積していることから、IR誘致によって、これら宿泊サービス産業が大きな打撃を受ける可能性があるものと考えております。 

こうしたことから、市議会でのご議論や記者会見において申し上げておりますように、市といたしましてはIR誘致を推進する考えはないものであります。 

ご意見をいただきましたように、人口減少は喫緊の課題と捉えており、市といたしましても各般の施策を講じているところであります。また、今後とも道南の市町村としっかり連携をしながら、外国人観光客の誘致に積極的に取り組むとともに、イベントや歓迎行事をはじめ各種観光事業へのボランティア参加の促進等を通じて、市民の皆様とともに、地域アイデンティティを共有し、観光文化の醸成と地域活性化に努めてまいりたいと考えております。

担当部課名

観光部観光企画課

 

回答月日

平成31年3月6日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630