シックハウスについて

・ シックハウス症候群対策について
 シックハウス症候群とは,「新築病」とも言われています。 新築や内装をリフォームしたばかりの部屋にはいると,プーンと刺激臭があり,個人差はありますが,吐き気や頭痛など体調不良をおこす場合があります。 これは,室内を構成している建材等から発生する揮発性有機化合物(VOC)による空気汚染が原因と言われていて,特に発生源としては,建材の合板に使用されている接着剤の中に含まれているホルムアルデヒドや塗料に含まれているトルエン,あるいはキシレンがその一因とされていますが,室内の空気中には100種類以上の微量のVOCが存在すると言われています。

・ 函館市では…
 函館市が発注する公共建築物の工事の内装材に使用する合板類,パーティクルボード,壁紙,ロックウール断熱材,フタル酸樹脂エナメル等については,ホルムアルデヒド(JISで定める「F☆☆☆☆」)やトルエン,キシレンの発散量の少ないものを使用し,VOC対策をしています。
 公共建築物の新築,増築,改築等の工事終了後,室内空気中のホルムアルデヒド,パラジクロロベンゼン,トルエン,キシレン,エチルベンゼン,スチレンの6種類の化学物質濃度測定を行い,厚生労働省が定める室内環境基準値以内であるかを確認しています。

・ 建材から揮発する代表的な室内汚染物質
部材名 VOCの種類 人体への影響
合板類 ホルムアルデヒド 眼痛,呼吸器障害
塗料・接着剤 トルエン,キシレン,トリメチルベンゼン,
エチルベンゼン,酢酸ブチル,n-ブタノール
頭痛,疲労感,
吐き気
断熱材 ジクロロメタン 目,皮膚,
気道の刺激
ナフタリン,フェンチオン 刺激臭,神経毒性
白蟻駆除剤 クロルピリホス 頭痛,神経障害
防虫剤・芳香剤 パラジクロロベンゼン 目,皮膚,
気道の刺激
発泡スチロール スチレン 眠気,目まい
※ クロルピリホスについては,国土交通省において,平成15年4月1日から使用禁止となっています。


・ 建築材料の区分
  内装材仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材には,建築基準法上,次のような制限が行われます。
建築材料の区分 ホルムアルデヒドの発散 JIS,JASなどの
表示記号
内装仕上げの
制限
建築基準法の
規制対象外
少ない

多い
5μg/uh以下 F☆☆☆☆ 制限なしに
使える
第3種ホルムアルデヒド
発散建築材料
5μg/uh
〜20μg/uh
F☆☆☆ 使用面積が
制限される
第2種ホルムアルデヒド
発散建築材料
20μg/uh
〜120μg/uh
F☆☆
第1種ホルムアルデヒド
発散建築材料
120μg/uh超 旧E2,FC2
または表示なし
使用禁止
※ 1μg(マイクログラム):100万分の1gの重さ。 放散速度1μg/uhは建材1uにつき1時間当たり1μgの化学物質が放散されることを言います。



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