函館市の水質について

水道水の水質
水質検査計画

  水道局では市民の皆様に安心して水道水を飲んでいただくために毎日水質検査を行い、
 厚生労働省が定めた飲み水の安全基準である水質基準に適合した安全な水を供給しています。

    平成15年10月に水道法施行規則の一部が改正され、平成17年度の水質検査分から
 毎事業年度の開始前に「水質検査計画」を作成し、公表するよう定められました。

  この「水質検査計画」には水道事業者がどのような水質検査(検査地点・項目・頻度・方法・
 結果等)を行って、水道水の安全性を確認しているかなどを記載しており、この「水質検査計画」を
 公表することで需要者(市民の皆様)に安心して水道水を飲んでいただくもので、当市においても
 平成22年度水質検査計画を作成しました。

水道水質試験年報
  
平成20年度(PDFファイル) 平成19年度(PDFファイル)


水道水質基準

基準項目(50項目)

 水道水質基準は、水道水の安全性を確保し、清浄な水をお届けできるよう、水道法によって
 定められているものです。

 前回平成4年の改正から10年以上が経過し,水道水質管理をより一層、充実・強化する
必要性が求められていることから、平成15年に改正、平成16年4月1日に施行されました。

 その後も、常に最新の科学的知見に照らして、逐次改正されています。

 基準項目のうち、30項目は「人の健康に影響を与える項目」(体にとって有害なものが
含まれていないか)、20項目は「水道水が有すべき性状に関連する項目」(色や濁りが
ついていないか、異常な臭いや味がしないかなど)です。

 これらの基準値は、生涯、毎日水道水を飲みつづけても、健康障害が起こらないようなレベルに
 決められているもので、この水質基準を超える水道水が供給されることはありません。

 函館市の水道水は、水質基準項目全てについて基準を満たしてる「安全でおいしい水」です。

水質基準項目「人の健康に影響を与える項目」
  生涯にわたって水道水を飲用しても、人の健康に影響を与えない水準をもとに、さらに
  安全率を加味して基準値が設定されています。
  (大腸菌、カドミウム、シアン、ハロ酢酸類、トリハロメタン類など)
水質基準項目「水道水が有すべき性状に関連する項目」
  水道水を生活用水として利用するのに支障のない色、濁り、味、臭いなどであることや、
  水道施設に対して障害を生ずるおそれのない(腐食など)水準として、設定されています。
  (鉄、銅、マンガン、カルシウム・マグネシウム等(硬度)、臭味、色度、濁度など)
 


水質管理目標設定項目(27項目)

 水質管理目標設定項目は、将来にわたり水道水の安全性を確保できるようにするために、
定められているものです。

 人の健康に影響を与えるおそれがある項目、水道水をつくるうえでの工程管理指標として
用いる項目、「おいしく・質の高い」水道水を目指すための項目があります。
 一部で基準項目と重複している項目もありますが、数値的に厳しいものになっています。

水質検査体制 ↑TOP

 安全でおいしい水をお届けするために、水源・
浄水場・給水栓(蛇口から出る水)と様々な検査を行い、
水質管理を行っています。
(詳細は水質検査計画をご覧ください)

水源

  函館市の各浄水場の水源環境は、集水域の
 大部分において、人為的な汚染のおそれがない
 森林で占められており、良好な状態となっています。

  定期的に水源パトロールや水質試験を実施し、
 水源の監視や状態の把握に努めています。
検査写真

浄水場

  原水・浄水について水質基準項目他の検査を行い、水源・水質に変化がないか、
 浄水処理が適正に行われているかを確認しています。

市内給水栓(蛇口)

  毎日浄水場系統ごとに市内定点の蛇口について、色・濁り・臭気・味・残留塩素の
 水質検査を実施しています。更に、毎月水質基準項目他の検査を行い、水道水質を監視し、
 「安全でおいしい水」をお届けしています。


水道水のおいしさ ↑TOP

 函館市の水道水は「よりおいしく」、「質の高い」水道水を供給するための、水質管理目標
設定項目の目標値と、厚生省(現在の厚生労働省)の「おいしい水研究会」が示した
「おいしい水の要件」についてもほぼ満たしており、「安全でおいしく飲める水」です。  
 
 また、他都市と比較すれば、以下のような特徴があります。
   1. カルシウム・マグネシウム等に代表されるミネラル分が少ない。
(ミネラル分が少ないとくせがなく好き嫌いがないが、多いとおいしいと
 感じる人とそうでない人がいる。)
2. 有機物等が含まれる指標となる過マンガン酸カリウム消費量が少ない。
(多いと水に渋味をつけ、消毒用塩素の消費量も多くなり水の味を損なう。)
3. 遊離炭酸が少ない。
(適度に含まれていれば、水にさわやかな味を与えおいしくするが、
多いと刺激が強くなりまろやかさが失われる。)


  これらから、函館の水道水の水質は含有物が少なく、味覚はくせのない水で、
 市内全域においしい水を供給しています。
 (平成21年度に水質管理目標設定項目の検査を行った、旧函館市の数値です。)
  水質管理
目標設定項目
おいしい
水の要件
函館の
水道水
備   考
水温
(℃)
20以下 11 体温−(20〜25℃)が
よいとされる
総硬度
(mg/l)
10〜100 10〜100 22 高い水は好みが分かれる
蒸発残留物
(mg/l)
30〜200 30〜200 72 こくとまろやかさを左右する
有機物等
(mg/l)
3.0以下 3.0以下 0.3 多いと渋い。塩素添加量も
増えるのでまずくなる
臭気強度
(TON)
3以下 3以下 1以下 水につく臭いの強さの目安。
カビ臭、腐敗臭など不快な
においは味にも影響する
遊離炭酸
(mg/l)
20以下 3〜30 1.8 適量なら清涼感があるが
多いと刺激がある
残留塩素
(mg/l)
1以下 0.4以下 0.4 消毒のため0.1以上は必要

「環境条件」
   1. 水温が体温に比較して20〜25度低い時が最もおいしく感じる。
2. 気温の高い時、カラットしていて湿度の低い時においしく感じる。
3. 元気で、体の調子が良いとき、運動した後においしく感じる。
4. 水を飲むコップなどの容器、周りの雰囲気によってもおいしさが変わる。
5. 夜眠っている間は、鼻が休んでいるので、においの感覚は朝が一番びんかんです。
においのある水は、普段よりもっとまずく感じる。




函館市の水道原水 ↑TOP

浄水処理について

  函館市には、赤川低区、赤川高区、旭岡(旧函館市)、戸井(戸井地域)、日浦、大澗、
 日ノ浜(恵山地域)、椴法華(椴法華地域)、古部、木直、尾札部、臼尻、大船(南茅部
 地域)の13か所の浄水場があります。

  浄水場によって、薬品で色や濁りの元を大きな塊として集め、砂でろ過して取り除く
 「急速ろ過法」で浄水処理を行っている箇所や、ろ過砂の表面にできる微生物群による
 生物膜(ろ過膜)で、ゆっくりと原水をろ過する「緩速ろ過法」で浄水処理を行ってる
 ところなどがあります。
 (詳細は水質検査計画をご覧ください。)


水道水の塩素について

  水道水は病原菌で汚染されないように塩素で消毒しており、蛇口で 0.1mg/l以上の
 残留塩素 (消毒効果のある塩素=有効塩素)がなければならないことが水道法で
 決められています。ですから、水道水の塩素臭は、安全の証ともいえます。

  函館市では浄水場から最も遠い末端給水栓においても、残留塩素濃度が0.1r/l以上
 保持しているように、各浄水場で気温・水温を考慮して塩素を入れています。 

  水道水中の残留塩素濃度の上限は定められていませんが、より良質な水道水の
 目標としてある水質管理目標設定項目では、1.0r/l以下であることとされています。

  函館市内における給水栓での遊離残留塩素の平均値(平成21年度)は浄水場ごとで
 異なりますが、0.2〜0.4r/lで水質管理目標値や「おいしい水の要件」よりも低い
 濃度となっています。

     また、近隣町村や道内の他都市と比較しても、高い濃度ではありません。


水道水をさらにおいしく飲むには

  水道水に含まれている「塩素」は安全の証といえるものですが、このにおいが気になると
 感じられる方もいると思います。

 家庭でさらにおいしく水を飲むためには、次のような方法があります。
 冷蔵庫などで冷やしたり、氷を入れる。
 用途に支障がなければ、レモンの汁を数滴いれると、においが気にならなくなります。


詳しいことは, 事業部浄水課水質検査担当(TEL 0138-46-3031)
お問い合わせください




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