函館百珍と函館史実とは

 この本は「函館百珍」と「函館史実」という二つの話をまとめたのもで、二つの話の著者である元図書館長岡田健蔵の妻、岡田イネが夫の十三回忌に当たり、昭和31年12月21日に発行したものです。「函館百珍」は全99話からなり、大正5年2月10日から大正5年8月2日までに函館毎日新聞に掲載されたもので、「函館史実」は昭和3年5月から昭和5年1月まで雑誌「函館論評」・「函館」に全80話を掲載したものです。
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 このページは、平成16年度インターンシップ・札幌学院大学学生の協力を得て作成しました。

2005.2.10 更新

掲載の写真は「函館百珍」と「函館史実」に用いられたのと同一の写真を使用する様に務めたが、如何しても得られなかったものは、年代や、位置や、内容の異ったものを用いた。其の内特に異った写真については註記を施した。

 
函館百珍

函館史実
第1話 函館脱出当時の新島襄先生 第1話 大黒町の大黒天
第2話 護念山称名寺納骨塔 第2話 悲しや口惜しや百十三銀行
第3話 函館病院と栗本匏庵 第3話 日本に於ける希臘教の先達
第4話 俳人乙二と斧柯社 第4話 蝦夷か島にも来る乙二 風流三昧の斧柯社
第5話 大黒町と大黒天 第5話 名のみ残れる函館台場
第6話 内澗学校出身のお母様達 第6話 鳥目「箱館通宝」
第7話 日本に於ける希臘教の先達 第7話 若き日の浅田屋女将
第8話 函館砲隊の兵隊さん 第8話 婦人科専門の槙山淳道先生
第9話 蝦夷紀行の著者塩田松園先生 第9話 箱館奉行 堀織部正利熈
第10話 願乗寺と願乗寺川 第10話 明治天皇御臨幸の函館医学所
第11話 錦絵の箱館 第11話 薩摩隼人時任函館県令の艶物語
第12話 C水谷公考知府事 第12話 蝦夷地海路にお神威なくば連れて行きたい場所迄も
第13話 愛菊翁無外の奥城 第13話 プーチャチン記念の日露和親の大砲
第14話 黒田開拓長官寄贈の薔薇 第14話 武田斐三郎と弁天台場と五稜郭
第15話 魯使プーチャチンとデヤナ号 第15話 函館第一の幽境碧血碑畔
第16話 名物を好む松浦武四郎翁 第16話 ブレキストン氏と無くなった其故宅
第17話 ペルリ提督とポーハタン号 第17話 尻沢辺村界の石柱と東照宮の発展
第18話 篤学者淡斎如水翁 第18話 願乗寺川と堀川一家の関係
第19話 大成教祖は箱館奉行支配組頭 第19話 廻り廻って東照宮は神山から蓬莱町へ
第20話 本邦測地学の鼻祖箱館に来る 第20話 廓情緒か 梅川楼の昔語
第21話 鳴呼鬼の回天骨ばかり 第21話 「豆コンシロ」リチャードユースデン
第22話 ホイットマン教授の「蛭」 第22話 香港太守を迎へた谷地頭の浅田楼
第23話 島の廓武蔵野とお大 第23話 九十九ヶ年拝借の七重村開墾条約
第24話 温古舎と石川溪翁筆の舎規 第24話 奇怪にも退化せる函館博物場
第25話 秦檍丸筆の函館全景 第25話 松前商人の定宿帳
第26話 函館の唐物店は今市が元祖 第26話 御大典御用宇賀の昆布
第27話 鶉山道図巻と沢田雪溪 第27話 函館に於ける半世紀前の港長
第28話 時任サンの失恋物語 第28話 廃校と決した鶴岡学校
第29話 影も形も失せた栄国橋 第29話 ペルリ一行の記念物 山脊泊に七十年の夢
第30話 榎本和泉守 第30話 同志社大学の創立者 函館から脱出す
第31話 箱館丸と亀田丸の新造 第31話 今度御贈位の箱館奉行支配組頭
第32話 箱館の女子風俗 第32話 対外都市の函館のゲーシャ、ガール蘭丸
第33話 本道最初の銀行三井組出張店 第33話 明治天皇御臨幸の公立松蔭学校
第34話 五百五十五年前の古碑 第34話 新川口の救療主コルボン博士
第35話 箱館最初の洋画家横山松三郎 第35話 箱館に於ける仏蘭西語 栗本鋤雲がその最初
第36話 北海道最初の師範学校 第36話 蓬街の全盛と其頃の歌妓
第37話 亀田の開墾は北海道農業の嚆矢 第37話 亀田村の一里塚
第38話 青竹ゲロリからスキーまで 第38話 蝦夷か女か開拓次官の清水谷
第39話 白川橋と浅田翁 第39話 海の宮様と函館
第40話 庭訓往来の宇賀昆布 第40話 チャンバレンの論文にも出た今一印
第41話 函館名物のガンガン寺の鐘 第41話 渡辺熊四郎「孝平」翁と廃校の鶴岡小学校
第42話 ペテンをやった松平太郎 第42話 埋が是か埋ざるが非か幸に懐を埋める勿れ
第43話 艶ぽい生仏様の函館着帆 第43話 島の武蔵野楼とお職のお代
第44話 開店節は本道売出しの元祖 第44話 ペリー一行の撮った写真
第45話 立待岬に眠る天才詩人石川啄木 第45話 「北海道蝦夷語地名解」の著者永田方正先生と其遺書
第46話 木津幸吉翁は洋服屋と写真屋の元祖 第46話 摺鉢山の出現を 函館市民は何んと見る
第47話 露国植物学者の渡来と其記念物 第47話 蠣崎波響と其傑作 高龍寺の寺宝
第48話 函館氷の始祖中川嘉兵衛翁 第48話 橡を柏と間違えて白木大明神となりにけるかな
第49話 国事探偵たりし函館奉行村垣淡路守 第49話 外国貿易の実際家 柳田藤吉翁
第50話 三県時代の函館県庁と御殿坂 第50話 「時」の記念日に金森時計店を思う
第51話 近藤重蔵守重も箱館に来た 第51話 「ろしやのいろは」著者マホワ
第52話 台場と五稜郭は武田竹塘先生の設計 第52話 遠藤海藻博士と函館水産陳列所
第53話 御台覧の光栄を得たる辻造船所 第53話 ヤソガンガン カラテッポウ
第54話 清水谷総督の股肱堀権判事 第54話 地震は何処から ミルン教授の研究
第55話 函館に名高い豆屋のヤマ三と唐物屋の 第55話 本道石造の最初 書林金森魁文舎
第56話 脱走の軍費と其会計奉行榎本対馬守 第56話 函館初期の写真と木津孝吉翁
第57話 五稜郭庁舎と雁の字屋山海楼 第57話 日本一の函館上水道
第58話 飛んだり焼たりした函館水産陳列場 第58話 北海道活版事業と新聞事業の創始者
第59話 梁霞斎藤原永信は箱館の画家 第59話 八百年前の大野村の鰐口
第60話 函館第一の呉服店と悲劇「小僧殺し」 第60話 初音の女将 田沢屋とよ子
第61話 豪傑嗟哦寿安と学生に酒饌料下賜 第61話 あれや之れやと虫の好い仏蘭西船
第62話 町会所の沿革と函館の社交界 第62話 亀田に交易会所あったかなかったか
第63話 函館電信分局 第63話 松下議長が支配人の帝国水産株式会社
第64話 学者の多い天主公教会 第64話 箱館花街史の珍 遊女屋細見一覧
第65話 楳窓居士姿塚は今何処に在る 第65話 函館商業初期の腕白小僧連
第66話 揚弓店の元祖と弥兵衛さんの色話
第66話 高森と浜茄子
第67話 の婆ちゃに叱られた伊藤博文公 第67話 町会所と区務所
第68話 大鳥公使は余ッ程偉いもの 第68話 梅本とめの「松魚売」
第69話 町会所内の区務所と町政の改革 第69話 日本最初のアイヌ学校と其校長
第70話 函館の模範区長常野正義翁 第70話 猫に、小判のブレキストン氏の故宅 遂に破却せらる
第71話 馬鹿丁寧な山崎清音翁 第71話 函館公園の設計者浅田松翁
第72話 開拓使不当払下問題と常備倉 第72話 武田竹塘先生の碑
第73話 浄玄寺の経堂と皆月善兵衛翁 第73話 箱館台場の土採場と石工備前の喜三郎
第74話 函館に於ける図書館の祖渋田利右衛門 第74話 協同館
第75話 弁天台場で書た岩橋新吾「函館海戦図」 第75話 高田屋御殿と女紅場 幽霊も出た昔話
第76話 箱館通宝の円孔は天下一品 第76話 旭橋と広業商会
第77話 弘前藩士水原衛作の上水道計画 第77話 天才的画人 横山松三郎
第78話 独逸領事を切った無茶な田崎秀親 第78話 五十年前 願乗寺河畔の眺め
第79話 槙山淳道創意の育児会社 第79話 砂鉄の上の金堀町
第80話 戸切地から箱館を見た古川古松軒 第80話 義経腰掛の松 俗に大石の松
第81話 ポーターにやっつけられた倉滝次郎  
第82話 近江人馬場正通箱館に来る  
第83話 向山源太夫の墓が称名寺にある  
第84話 ブラキストン商社発行の紙幣  
第85話 鶏冠石と怪しい物語  
第86話 高田屋御殿の亀石と鶴松  
第87話 半月斗り函館に顔を見せた開陽丸  
第88話 百十三銀行と其全盛時代  
第89話 箱館の関門沖の口番所の沿革  
第90話 の無月謝夜学から函館商船学校まで  
第91話 贈従五位小林重吉翁と其祖先  
第92話 明治天皇陛下の優詔を賜わった招魂社  
第93話 巴の四季は洋鉄物商の元祖の作歌  
第94話 大野藩の出店と箱館戦争  
第95話 北海道最初の新聞紙  
第96話 運上役所は山田の店に居候  
第97話 初めて見た異人の葬式と其基地  
第98話 ハリストス教アナトリイ司祭の布教  
第99話 の事蹟は松川三之助の発意  

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