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協同館協同館と云うのは最初叶同館と云って元町にあった外国人の居宅を買入れ、外人接待用の公館としたのが最初である、其時には今の元町別院の処であった。明治天皇が初めて北海道に御上陸なった明治九年七月には此処にアイヌ人を召して踊を御覧になったと云う事である、長万部アイヌ芝力八も其一人であったと後年自慢をして居った。処が此建物が明治十二年の大火に類焼して僅かに三条実美公の書いて呉れた「協同館」と云う額面丈けが残った、其時黒田開拓長官が函館の大火に同情して自分の居宅として切組んで居った建物までも函館に寄贈したが、其建物で救助小屋も建られぬとあって其材料を似て其頃落成した函館公園に「協同館」を復興しようと相談が纏り写真の如き建物が現在の函館図書館の処に出来た、それが西洋料理店となりホテルとなり、図書館となったのである。写真は建築当時のものである。 |
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