| 通説編第2巻 第4編 箱館から近代都市函館へ |
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第13章 社会・文化諸相の光と影 その他の出版物 |
その他の出版物 P1460−P1462 印刷所北溟社の開設により、函館における出版事業もようやく緒につくこととなった。北溟社の明治11年〜明治12年「諸願届書」によれば、『北海道大小区画書』(明治11年)、『開拓使函館支庁職員録』、『函館仮博物場陳列物品略目録』(明治12年)、その他、『小学教則』、『村落小学校則 附教場規則』、『村落小学教則』など学校関係の出版届けが提出されている。また、村尾元長の編纂による『現今北海道要覧』は道内諸般の状況を簡明に叙述したもので、明治13年9月に大町の日彰社から出版された。さらに、明治18年「出版々権書類」(道文蔵)には『函館県職員録』、『歯科全書』、『増訂北海道要覧』、『函館八景』、『函館人物一覧表』の出版届けが記載されている。この頃になると、函館市街の・中心部を占める内澗町(後の末広町)、大町には書店も増えて種々雑多の書籍が次々と入荷するようになり、一方、地元で出版される書物も次第に多くなっていった。ちなみに、明治15年2月2日付の「函館新聞」に載った新刊案内広告を整理すると表13−15のようになる。なお、明治20年〜30年代に函館で発行された書籍の主なものを、市立函館図書館の『郷土資料分類目録』から採録したものを一覧表(表13−16)にして付記しておいた。
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