| 通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世 |
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第4章 松前家復領と箱館 乙二と「斧柄社」 |
乙二と「斧柄社」 P544−P545
斧柄社は本道最初の俳句結社であり、箱館松前を合わせて社中数百人を数えたというから、本道の俳諧がようやく大衆化されたのはこの期であるといい得る。同社2世の布席は陸奥国伊達郡山崎村に生れ、本名吉田清兵衛平重貞といい、松前伊達家の2代を嗣いだ人であり、雁来舎とか楳窓とも号した。病没した翌年の天保12(1841)年、高龍寺末庵地蔵堂に「葉すくなの松よりさひし我姿」の彼の句を刻んで、門人らが姿塚を建てたというが、いまはない。現在高龍寺には「花にねぬ此もたぐいか鼠の巣」という芭蕉の句を刻んだ鼠塚があるが、これは文政年間に斧柄社中が建てたものである。同社は3世草 |
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