通説編第1巻 第2編 先史時代


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第3章 函館の縄文文化
第2節 円筒式土器文化の繁栄

円筒土器

円筒土器の遺跡

集落と住居址

狩猟と漁労

生活用具

狩猟・漁労用具

日常品

装身具

土偶

装身具   P219−P220


サイベ沢遺跡の土製垂飾品(市立函館博物館蔵)
 原始社会では体に彩色したり、耳や鼻に穴をあけて牙や骨をはめ込んで装う風習がある。美しく大きな鳥を射落した者はまっ先にその美しく形のよい羽を選んで頭に飾り付ける。獲物を捕えた時も、最初の槍を命中させた勇者は、その獲物を象徴する部分を取って飾る。未開民族は赤色を勝利のしるしとし、血を体に塗り付けることがある。何本もの牙を首飾りにしている者は、その動物をたおした数だけの牙を首に飾ることができるというような習わしによったもので、それぞれ人種と風俗によって飾り方はまちまちであるが、身体を飾るという行為は現今と変りがなく、縄文時代の遺跡で骨角、石、土で作った装身具が発見される。白鳥などの鳥骨管に文様を付けたものや、状耳飾りと呼ばれる碧玉(へきぎょく)製の装身具、また滑石に穴をあけてペンダントにしたものや、土製の飾り玉などがある。状耳飾りは時代や地域によって形態が違う。これに類するものにがある。とは中国の殷、周時代の佩(はい)玉で、偏平な環状の一方に切れ目がある。状耳飾りは日本では縄文前期から中期に現われる装身具の一種で、中国のに似ている。
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